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心の時空

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a day in my life

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普段使いのお箸は、どんなものをお使いですか?
私は、自分仕様の漆塗り(下写真)の、シンプルなお箸を普段から使っています。
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どうしても使い勝手の好いお箸を選んで使いますから、長年のうちに箸先が、傷んできますので、気づくとすぐ修理して使い続けています。
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漆のお箸は、きちんと直すと新品同様になりますので、生涯一膳、三度三度の食事を美味しくいただける漆塗りのお箸をお薦めいたします。 (上下の写真 : 「変わり塗り」による漆箸の新作)
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私は、若いお母さんたちにアドバイスしていますが、大切なわが子には、品質の良い子供の手になじむ‘お気に入り’のお箸を使わせて欲しいと思います。
a0212807_10443417.jpgこれもまた大事なことですが、お気に入りの食器でおいしい料理(やがて子供たちにとっておふくろの味になる)を囲み家族団らんで摂る食事、大人なら親しい人たちとの愉快な食事こそ(ミシュラン3☆でもイヤな人たちとの食事は、不味い)人生至福のひと時と私は、思います。
どんなおシャレをした妙齢の美人女性も食事するお箸の所作が、見苦しい(汚い)と百年の恋も一瞬のうちに消えてしまいます。
外食するとずっしり重いプラスチックのお箸、ささくれた割り箸などで食事する機会も多く、それは、仕方ないとしても、ご馳走の値打ちが、半減してしまうのは、残念なことです。
ともあれ、漆塗りのお箸は、一生もの、高額ならずとも‘お気に入り’のお箸を使い続けいつも美味しい食事をしていただきたいと思います。
お箸の食事文化は、アジア圏特有なもので日本のお箸が、今のようになったのは、普段の日本人の食事に欠かせない魚の小骨を箸先で摘まめるように改良されてきたからです。
中国では、竹の箸、木の箸、金属(銀)の箸、高級な象牙の箸など、韓国ならステンレス箸が、主流です。 (右写真 : 制作途中の漆塗り箸)
日本のお箸は、竹と木の素材が、主流ながら、この素材に漆を塗り加飾したお箸(日本の食事文化の象徴)も多く使用され、目にも美しい日本食をさらに美味し
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くいただけるよう箸置き(上写真)と併せ食事の場を演出しています。
箸先は、漆で固めると非常に強固になり漆の抗菌効果ならびに美しさと併せ、その利点が、絶大だからです。

by blues_rock | 2018-09-29 09:29 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
a0212807_01063308.jpg福岡市総合図書館(早良区百道浜)の映画ホール(シネラ) 9月の特別企画としてジャ・ジャンクー監督(賈樟柯 1970~)作品2作が、上映され私の見ていなかった2000年製作(最初の劇場公開用作品)の「プラットホーム」を見ることができたのは、ラッキーでした。
シネラの9月企画「日本映画名作選」には、日ごろ見ることのできない旧い日本映画の傑作が、上映されました。
a0212807_01064489.jpg中でも1953年の衣笠貞之助監督作品「地獄門」、1956年の今井正監督作品「真昼の暗黒」、1987年の高畑勲監督ドキュメンタリー作品「柳川堀割 物語」を見ることができたことは、非常に幸運でした。
名匠衣笠貞之助監督(1896~1982)の1953年作品「地獄門」は、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞(アカデミー賞外国語映画賞も受賞)、日本
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初のイーストマン・カラーで撮影した総天然色映画です。
a0212807_01065209.jpgこの映画の主演女優 京マチ子(1924~)は、黒澤明監督の1950年作品「羅生門」(ヴェネツィア国際映画祭グランプリならびにアカデミー賞外国語映画賞受賞)、溝口健二監督の1953年作品「雨月物語」(ヴェネツィア国際映画祭監督賞受賞)にも出演していてグランプリ女優として世界中から称賛されました。
イーストマン・カラー総天然色映画「地獄門」の豪華絢爛たる時代絵巻を美術指導(色彩指導と衣裳デザイン)したのが、洋画家の和田三造(1883~1967)で、アカデミー賞衣裳デザイa0212807_01071936.jpgン賞を受賞しています。
貞淑な武士の妻(京マチ子)に横恋慕する無頼の荒武者(長谷川一夫 1908~1984)と愛妻を労わり信頼する気高い武士(山形勲 1915~1996)の配役も普通なら真逆で、二枚目俳優の長谷川一夫を悪役、悪役の多い山形勲を善人にしているところが、衣笠監督の面白いところだと思います。
a0212807_01073084.jpg社会派映画の名監督 今井正(1912~1991)の1956年作品「真昼の暗黒」は、モノクロ映像のダークな色調ながらも明暗のコントラストが、新鮮で1951年に山口県で実際に起きた殺人事件の冤罪(八海事件)を現実の誰にでも起こりえる恐怖を描き、名脚本家橋本忍(1918~2018)のa0212807_01073349.jpg秀逸な脚本と今井監督の名演出は、警察のずさんな捜査と拷問による矛盾だらけの自白調書を唯一の証拠として刑事裁判しようとする検察を痛烈に批判、全編を通したリアリティある映像が、実にすばらしく「真昼の暗黒」は、社会派映画の代表的な名作です。
映画製作当時、裁a0212807_01073697.jpg判が、まだ係争中ということもあり、最高裁判所は、今井監督に異例の映画公開中止を要請、自主上映を余儀なくされましたが、いずれの会場も大入り満員だったそうです。
スタジオジブリの名アニメーション監督 高畑勲(1935~2018没、享年82歳、1988年「火垂るの墓」、1999年「ホーホケキョ となりの山田くん」、2013年「かぐや姫の物語」など)は、1984年から始まった福岡県a0212807_01075194.jpg柳川市のドブ川掘割の再生に柳川市役所の職員と地域住民が、取り組む模様をドキュメンタリー撮影し1987年に「柳川堀割物語」として発表しました。
高畑監督の盟友 宮﨑駿監督(1941~)は、この地味なドキュメンタリー映画にプロデューサーとして加わっています。
映画は、2時間半と長尺(16ミリ/カラー)ながら見ていて厭きることはなく、鳥瞰した筑後平野の景色や四季折々の田園風景、そして復活した柳川掘割(水路)の水辺に住まう市民の暮らしなど柳川の隣(三瀦 みずま)に住んでいた私も懐かしくて胸キュンになりました。
a0212807_01075898.jpg1984年、当時の柳川市は、市内至るところでドブ川と化した水路(掘割)を埋め立て暗渠(あんきょ)にし道路や駐車場にする計画でした。
一方、柳川市水路係の係長は、掘割を浄化して柳川市民の生活に役立てることを提案、自分が、率先垂範してドブa0212807_01080209.jpg川水路(掘割)に入り、地域住民も巻き込んでドブ川水路を浄化、掘割柳川は、見事に蘇えりました。
柳川水路(掘割)が、水害防災に貢献してきた知られざる歴史、現在(いま)‘柳川の川めぐり’の観光スポットとしてつとに有名となった水路が、柳川市民の生活と昔かa0212807_01080981.jpgらどう関わってきたのかを詳細に記録した貴重な、そして良質なドキュメンタリー作品です。
高畑勲監督は、アニメーション映画の芸術性を高め、数多くの名作を遺され、今年の4月黄泉(よみ)の国に旅立たれました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

by blues_rock | 2018-09-27 00:27 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_12382401.jpgフランス映画のレジェンドたるフランソワ・トリュフォー監督(1932~1984)は、ジャン=リュック・ゴダール監督(1930~)とともに世界の映画を革新した「フランス映画ヌーヴェルヴァーグの旗手」として有名なことは、いまさら私が、改めて述べるまでもありません。
トリュフォー監督は、映画を熱愛した映画監督で映画マニア かつ映画評論家(映画評論誌「カイエ・デュ・シa0212807_12381602.jpgネマ」で先鋭にして辛辣な映画評論を行なう)としてフランス映画のヌーヴェルヴァーグ(新しい波)運動を推進、フランス映画の墓堀人とも揶揄されました。
1959年は、ヌーヴェルヴァーグにとって記念すべき年(ヌーヴェルヴァーグ元年)で、フランソワ・トリュフォー監督が、名作「大人は判ってくれない」を撮り、ジャン=リュック・ゴダール監督は、傑作「勝手にしやがれ」を発表しています。
a0212807_12382855.jpgリュフォー監督の1961年作品「突然炎のごとく」では、ジャンヌ・モロー(1928~2017)が、演じた性悪女ぶり(境界性パーソナリティ障害をもつ性に奔放な恋多き女を妖艶に演じる)と併せ、白黒トーン(モノクロ映像)、スピーディーなカメラワーク、ストップモーションの挿入、斬新な編集などヌーヴェルヴァーグの面目躍如です。
a0212807_12383032.jpgトリュフォー監督は、至極の恋、究極の愛をプロットにした映画を撮らせたら世界最高の映画監督です。
フランソワ・トリュフォー監督とジャン=リュック・ゴダール監督は、1960年代半ばに映画製作理念の相違により仲違いし対立、以来それぞれ別のヌーヴェルヴァーグ映画の道を歩みました。
a0212807_12383393.jpg私は、どちらかと云えば、トリュフォー監督作品の方が、好きで 1973年の「アメリカの夜」、1974年の「アデルの恋の物語」、1977年の「恋愛日記」、1981年の「隣の女」などは、ロマンス映画の名作です。

by blues_rock | 2018-09-25 00:05 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
毎週月曜日の午後、玄洋窯でロクロを挽き‘陶胎漆器’用の陶器を作っています。
凍える冬、汗の噴き出す真夏、穏やかな春、爽やかな秋の午後、無心にロクロに向かい陶土(つち)を弄ってい
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ると、あっという間に夕暮れ時を迎えます。  (上写真 : 跳び鉋文 陶胎錫茶碗)
漆芸も陶芸も素人の私が、イメージした(誇大妄想した)作品の完成には、到底至りませんが、‘漆’というファム
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ファタルに憑(とりつ)かれていますので 時間(とき)は、止まったままのように感じられます。
来たる11月2日(金)から4日(日)の3日間、博多町屋住宅文化財「箱嶋邸住宅」ギャラリーで博多漆芸研究所
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の作品展が、開催されますので、拙作の‘陶胎漆器’と‘唐塗り(変わり塗り)の漆塗り箸’の数点を出品しようかなと目下思案中です。
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(上写真3枚 : 玄洋窯ギャラリー内、右側障子向こうが工房)

by blues_rock | 2018-09-23 00:03 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
a0212807_09375071.jpg私の好きな中国の映画監督ジャ・ジャンクー(賈樟柯、1970~)が、「第29回福岡アジア文化賞」の大賞を受賞、慶賀の至りです。
ジャ・ジャンクー監督は、現在48歳ながら才能・品格ある名匠として中国最高の映画監督です。
先輩の名監督として1993年「さらば、わが愛/覇王別姫」(カンヌ国際映画祭パルムドール受賞)のチェン・カイコー(陳凱歌、1952~)、1999年「初恋のきた道」(ベルリン国際映画祭審査員特別賞=グランプリ)のチャン・イーモウ(張芸謀、1950~)が、いるもののa0212807_09375356.jpg今では、中国共産党独裁政府におもねる凡な監督に成り下がりました。
私が、見たジャ・ジャンクー監督の作品は、2000年「プラットホーム」(ヴェネツィア国際映画祭新人賞)、2002年「青の稲妻」、2004年「世界」、2006年「長江哀歌」(ヴェネツィア国際映画祭グランプリ)、2008年「四川のうた」、2013年「罪の手ざわり」(カンヌ国際映画祭脚本賞)、2015年「山河ノスタルジア」です。
a0212807_09382452.jpgジャンクー監督の糟糠の妻(言い回しが古いかな)にして名女優の趙濤(チャオ・タオ、1977~、上写真の左)が、すべての作品に主演または準主演でキャストされ、その役に成り切った秀逸な演技を披露しています。
世界の映画人が、認めるジャ・ジャンクー監督の名作のうち2006年の「長江哀歌」と2013年の「罪の手ざわり」は、中国国内では、庶民(人民)の苦悩や貧困の現実など社会の底辺に喘ぐ人々の姿をリアルに描いているので、都合の悪い表現を弾圧する中国共産党の支配下にある中国政府の命令で‘上映禁止’ になりました。
今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞し世界中の名監督や名優・名女優の皆さん方が、絶賛した「万引き家族」(続編)は、日本社会の底辺に潜む現実と貧困(アベノミックスの矛盾と弊害)に起因する‘万引き’という犯罪をa0212807_09382783.jpg世界に知らしめたという自民党忖度政府の反感で祝辞のコメントすら表明しませんでした。
このことをカンヌ国際映画祭の主催国フランスの世論は、日本の文化レベルの低さを‘せせら嗤い’ました。
日本のいち映画ファンとして、恥ずかしいなあ。

by blues_rock | 2018-09-21 09:21 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
現在、公開中の「カメラを止めるな!」は、インターネットの予告編やサイト写真を見て、くだらないスプラッター映画(荒唐無稽にしてグロテスク、血しぶき舞う残酷なシーンの多い低級なホラー映画)と決めつけ、端から見る気
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など私には、なく、されど「見た!?」と尋ねる友人が、ちらほらいて「ん!? 何で聞くんかいな?」と思っていました。
ホラーやサイコスリラー系の映画は、玉石混交(ほとんど ‘エド・ウッド’ まがいの自称映画監督が、低予算で、a0212807_14334371.jpg好き勝手に撮った駄作)ばかりながら、スプラッター映画にも ‘おもしろい’ 作品は、あり、私が、元祖ホラー映画のシンボルとする1974年製作の「悪魔のいけにえ」や 日本映画なら2011年製作のエロチックホラー「冷たい熱帯魚」などは、オリジナリティのユニークさで、大いに評価したいと思います。
a0212807_14340148.jpgサイコスリラーの名作なら 何と言ったってアルフレッド・ヒッチコック監督の1960年傑作「サイコ」、スタンリー・キューブリック監督の1980年作品「シャイニング」、ロブ・ライナー監督の1990年作品「ミザリー」、M・ナイト・シャマラン監督の1999年作品「シックス・センス」などは、必見のサイコスリラー映画の傑作です。
a0212807_14344562.jpg閑話休題、「カメラを止めるな!」を先日見ましたが、この映画に興味を持ったのは、東京のK's cinema(新宿にある作家性の強いマイナーな新作映画を上映する席数84のミニシアター)で単館上映(もう一館池袋「シネマ・ロサ」)したところ、何と35日間の上映期間中すべての回 満席であったこと、(K's cinemaは、カルト映画のファンが、a0212807_14345064.jpg多い)、さらに無名監督の映画を配給するアスミック・エースが、あっという間に全国200館で公開したこと、私の好きな映画評論家の一人、町山智浩(1962~、「トラウマ映画館」の著者、2004年の秀作「ホテル・ルワンダ」、2007年の怪作「ホット・ファズ」などにいち早く注目した慧眼を私は、評価) は、「カメラを止めるな!」を高く評価、監督・俳優養a0212807_14341577.jpg成スクール(シネマプロジェクト)出身で無名監督上田慎一郎(1984~)の初長編監督(=脚本・編集)作品への関心からでした。
上田監督は、自主上映のつもりだったのか 軽いノリで、それこそカメラを止めないで(長回しで)一気に(わずか8日間)撮影、製作費300万円の低予算で、正しくインディーズ映画の真骨頂を発揮しています。
a0212807_14345942.jpgあまり期待していなかった(予告編とスチール写真にまんまと引っかけられた)私は、上田監督の脚本、演出、編集にしてやられました。
映画は、‘劇中劇’で構成され、うれしいことに私が、期待していなかった事前予想は、見事に裏切られました。
a0212807_14350167.jpgプロットは、「早い・安い・質はそこそこ」だけが、取り柄の無名監督に、ゾンビ専門チャンネルを立ち上げるテレビ局は、開局記念の企画として30分のノーカット生中継のゾンビドラマ「ONE CUT OF THE DEAD」の制作を依頼、その製作物語です。
a0212807_14350393.jpgこの冒頭の(前半の)37分ワンカットのシーンは、正直くだらなくて稚拙そのもの(ハイテンションでトラブルだらけのお粗末なゾンビドラマ)ながら、見る者にそう思わせる上田監督の演出手腕が、お見事、上田慎一郎監督34歳のシニカルな人間観察と相俟って、ドタバタ・コメディのような人間ドラマ「カメラを止めるな!」は、秀逸でした。
a0212807_14351723.jpgこれまで無名の上田監督ならびに無名出演者たちすべては、次回作で評価が、定まりますので、ビギナーズ・ラックにならないよう研鑽奮闘して欲しいと思います。
このブロクに立ち寄られた方だけに、本当(ホンマモン)のスプラッターホラー・エログロ・ナンセンスの、最低最悪な(‥かどうかは、本人の趣味=嗜好の問題)映画を上映する「最低映画館」をご紹介しますが、病み付きになっても自己責任ですぜ。

by blues_rock | 2018-09-19 08:59 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
来たる11月10日(土曜日) 14時(13時半開場)、福岡女学院 ギール記念講堂にて、私の友人であるパイプオルガン奏者の野美山由加里さん(プロファイルは、こちらをご覧ください)と東京芸術大学音楽学部ならびに同大学院の同窓であるトランペット奏者の渡辺隆太さんによる「パイプオルガンとトランペットの出遭い コンサート」が、a0212807_19330596.jpg開催されます。
野美山由加里さんは、幼いころからピアノと作曲の才能を発揮、福岡女学院高校音楽科卒業後、東京芸術大学音楽学部でパイプオルガンを専攻、学業に励み同大学卒業時にアカンサス音楽賞(最優秀賞)を受賞しています。
福岡でパイプオルガンのコンサートを開催できるパイプオルガンが、あるのは、3箇所 ‥ 福岡女学院 ギール記念講堂、西南学院のランキンチャペル、ホテル日航福岡の教会だけです。
その一つ、福岡女学院 ギール記念講堂での本格的なコンサートですので、日ごろ聴けない荘厳なパイプオルガンの調べとトランペットの清んだ音色のコラボレーションをぜひ堪能して欲しいと思います。
a0212807_19401798.jpgご参考までに野美山由加里さんのギール記念講堂でのリサイタルリサイタル前の練習風景、海外(台湾)からの見学グループ(同行撮影カメラマン)が、タイムラプス撮影した練習風景 を貼付いたします。
全自由席で、前売りチケットが、2,000円、当日は、2,500円です。
前売りチケットのお問い合わせは、拙ブロク管理者ヤンスウまで(kogat_youitis_duo@jcom.home.ne.jp)メールいただけるとご本人さまが、一番便利に入手できる方法をご連絡いたします。

by blues_rock | 2018-09-17 00:07 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(0)
今日掲載する器は、三瀬峠のアンティーク・モールや長住のACBユースド・ショップの片隅にあったものを購入、
漆で変身させました。
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中蓋の付いた八角木筒ながら塗りの状態(漆ではない)悪く、サンドペーパーで水研ぎしても木肌が、なかなか現れませんでした。
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内側を黒呂色漆で塗り、外側の上・下を唐塗りにして錫の微塵箔を蒔きました。
つぎは、テニスボールくらいの中央で上・下に分かれる円球の器です。
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香合か何かの容器と推察します。
もう少し透き漆で拭いて光沢を出そうと思っています。
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もう一つ、ウレタン加工された輸入材のサラダボールにサンドペーパーをかけ、ウレタンを砥ぎ落とし、黒呂色漆塗り(見込みに錫微塵箔を蒔いて梨子地)の器にしてみました。
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(付 録) 今年、春の終わり「クラフトの店 梅屋」を訪ね、庭先のテラスに 花入れか何かのために ‛輪切りされた竹筒’が、あったので焼き(伐採竹の油抜き)の色具合といい、小枝の張様といい、たいへん面白いので(ユニーa0212807_10425529.jpgクなので)しげしげ眺めていたら、オーナーから「おもしろいでしょ!? 庭の竹を切って焼いたのよ。 残ったのは、それだけ‥あげましょう。」と言われ、びっくり仰天、ありがたくいただいて来ました。
半年あまり、湿気のない室内で乾燥させましたので、偏漆狂の虫が、ムズムズしてきました。
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時間をかけて「拭き漆 壁掛け竹筒花入れ」(銘「お手あげ」早くも決まり)にしようと思っています。


by blues_rock | 2018-09-15 09:15 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
a0212807_18433480.jpg現在(いま)、私たちの住まう同じ世界が、別に存在するとしたら ‥ それは、ユートピア(理想郷)へ誘(いざな)うのか、デストピア(地獄郷)へ誘うのか、現実が、同じ時間で進行する別世界「パラレルワールド」を描いたSF映画は、たいへん面白いのでいくつかご紹介いたします。
SF映画のみならず映画史の不朽の名作「2001年宇宙の旅」は、50年前に製作されたSF映画の大傑作ですが、あまりに‘未来(50年後の現実)’を予見していることに驚かされます。
まるで神の手(道具)になるかのように急速に進化している人工知能のAIは、‘HAL9000’、人類にとっての神が、‘モノリス’、人類の複製(DNAのコピー=生命の誕生)は、‘スターチャイルド’が、「2001年宇宙の旅」で描かれ、スタンリー・キューブリック監督のコンピューター工学や生命科学(DNA操作やクローン科学)などに対する予見予知能力には、心底 驚きます。
a0212807_18433602.jpg‘パラレルワールド’とは、SFファン以外の方にとって、普段なじみのない世界観ながら簡単に言うと、いま在る自分の現実とまったく同じ世界が、別にいくつも存在し同時進行している(「ブロック宇宙論」によると、‘時間’は、存在しない)という観念を意味します。
とても同じ人類とは思えない超天才頭脳のアインシュタイン博士が、唱えた「物理の相対性理論」以降、世界の宇宙物理a0212807_18434897.jpg学(量子力学)の天才科学者たちは、これを証明しようと日々奮闘しています。
凡人の頭には、チンプンカンプンながらSF映画「ザ・ドア/交差する世界」などの映像を見ると ‘そうかもしれない !?’ と 理解できるから不思議です。
ユートピアが、理想未来を意味することは、子供でも知っていることながら、‘デストピア’が、ユートピアの反対で地獄未来を意味しa0212807_18440143.jpgていることを知る方は、案外少ないだろうと思います。
SFデストピア映画は、VFXを駆使すれば、分かりやすい娯楽(エンタメ)映画を製作しやすいので巨額を投じたそんな映画が、昨今氾濫しています。
最近のSFデストピア映画の秀作と云えば、昨年の「ブレードランナー 2049」でしょう。
現在(いま)の世界で起きている争乱を見ていると私たちの行く末は、SFデストピア映画の秀作である2006年の「トゥモロー・ワールド」や2009年「ザ・ロード」のようになるかもしれないと感じます。
話題を変えて私たちは、すでにデストピアの渦中にいることを教えるのが、遺伝子組み換え食品の氾濫です。
3年半前、拙ブロクで「食の安心≠安全(続編) 日本の台所‥遺伝子組み換え食品の氾濫」で、この問題に少しa0212807_18440366.jpg触れ、さらにその半年前には、「食の安心≠安全」で、私たち消費者が、あまりにつんぼ桟敷におかれていることをお伝えしました。
図らずも今年になり偶然に YouTubeで、これを裏付ける分かりやすい動画を見つけましたので貼付してご紹介します。
“世界ゆっくり紀行”というサイトで、的確かつ正確な事実を述べていますので国家にとって不都合な真実は、忖度されて近日中に削除されるかも知れませんので早めにご覧ください。
これをご覧いただくとすでに人類は、「神の領域」に足を踏み入れたことが、分かります。
近未来(そう遠くない将来)進化したメガAIが、モノリス(神)になったとき、AIは、地球に棲む生きとし生ける生物(人類も含む)の遺伝子を蓄積した遺伝子組み換えデータと技術でAIの都合良いよう創り変え、絶対服従のヘンテコリンな異形(モンスター)を無数誕生させるa0212807_04534871.jpgことでしょう。
SF映画の見過ぎで私の方が、先にヘンテコリンな妄想頭になりました。

by blues_rock | 2018-09-13 00:03 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
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フランスのマルタン・プロヴォ監督(1957~)が、二人のカトリーヌ、74歳のカトリーヌ・ドヌーブ(1943~)と60歳のカトリーヌ・フロ(1956~)をダブル主演に迎え撮った「ルージュの手紙」(原題「Sage femme」助産婦)は、フランa0212807_01522215.jpgスの大女優二人の演技が、すばらしく見応えのある秀作でした。
わが国 稀代の名女優 樹木希林は、歯に衣着せぬ直言で有名で同時に日ごろ映画批評なんてさらさら興味なさそうに思えますが、この映画「ルージュの手紙」を称賛、とくに勝手気ままに放蕩な人生を送る主人公の初老女性ベアトリスをa0212807_01522710.jpg演じたカトリーヌ・ドヌーブを絶賛していました。
もう一人の主人公ベアトリスの義理の娘で助産婦のクレールをカトリーヌ・フロ(2001年「女はみんな生きている」、2012年「大統領の料理人」)が、ベアトリスの生き方と対極の女性、助産婦であることにプライドを持ち派手を嫌い、自転車での病院の行き帰りは、セーヌ河畔の自家菜園で過ごし質素に暮a0212807_01530166.jpgらす中年女性を秀逸に演じています。
映画のストーリーは、パリ郊外のセーヌ川沿いの小さな町の病院で助産婦として働くクレールの前に、30年前突然、夫(クレールの父親)と義理の娘(クレール)を捨てて出て行ったベアトリスが、現われました。
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クレールの父親は、ベアトリスが、姿を消したことで精神を病み自死、クレールは、そのことを忘れていませんでした。
a0212807_01530523.jpgそれから30年、ジコチューでウソつき、男好き、酒・タバコ・ステーキ好きで博打好き、そんな自由奔放なベアトリスも年老いて病気(脳腫瘍)になると身寄りもないので元夫を訪ねて来たのでした。
ベアトリスの出現に驚くとともに元夫(クレールの父親)の自死を知らなかったベアトリスの動揺と悲嘆に困惑したクレールは、しばa0212807_01530363.jpgらく自宅に住まわせることにしました。
対照的な二人ですが、少しずつ気持ちを通わせ死期を予感するベアトリスは、ストイックな人生を送るクレールの心を解放させ、「ルージュの手紙」を残し、またクレールの前から姿を消しました。
a0212807_01532778.jpg「ルージュの手紙」のルージュは、赤い色を意味しているとばかり私は、思っていましたが、邦題のルージュは、口紅の意味(無粋な男でした)であることが、ラストでやっと分かりました。
私は、若かりし頃、カトリーヌ・ドヌーブ(1943~)の美貌に一目惚れ、1964年「シェルブールの雨傘」、1967年「昼顔」、1969年「暗くなるまでこの恋を」、1970年「哀しみのトリスターナ」、2000a0212807_01533104.jpg年「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 ‥ とその美貌をスクリーンで追って来ました。
17歳でロジェ・ヴァディム監督の愛人になり19歳で未婚の母、21歳のときミュージカル映画の傑作「シェルブールの雨傘」で清純で可憐な乙女を演じ、24歳のとき主演した「昼顔」では、昼間だけ娼婦になる性的マゾの貴婦人をエロチックに演じ、26歳のとき出演した「暗くなるまでこの恋を」では、奔放なヌードを、27a0212807_01533520.jpg歳の主演映画「哀しみのトリスターナ」では、冷血鬼のサディスチックな淑女と、女性の性の極端なあり様を見事に演じ分けてみせました。
フランス映画のレジェンドのような大女優のカトリーヌ・ドヌーブですが、まだ現役の名女優、是枝裕和監督の次作のキャストは、カトリーヌ・ドヌーブとジュリエット・ビノシュ(1964~)とか、一刻も早く見たいものです。
「ルージュの手紙」の共演キャストに、セーヌ河畔にあるクレールの自家菜園隣りの菜園主ポールを名優 オリビエ・グルメ(1963~、2011年「大臣と影の男」主演)とベアトリスの旧い友人で金貸しの老女役を往年の美人女優 a0212807_01534657.jpgミレーヌ・ドモンジョ(1935~)が、それぞれ個性的な演技で脇をしっかり固めています。

by blues_rock | 2018-09-11 01:11 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)