ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

カテゴリ:映画(シネマの世界)( 931 )

a0212807_12375147.jpg映画館は、全国どこにもありますが、異色の秀作映画を上映している映画館は、あまりありません。
いま懐えば、東京に居たからこそ見ることが、できたのでは ‥ と思える作品が、いくつかあります。
・「夢のまにまに」‥映画監督デビュー91才の新人木村威夫監督(1918~)作品、老いていくこと、生きていくことが、テーマで認知症の老妻を介護する老夫の暮らしを軸に映画は、展開します。
統合失調症を患う青年の母親を演じた桃井かおりが、とくに秀逸でした。
・「君を想う」‥カナダ映画で女性監督、この映画も認知症が、テーマです。(詳細は、タイトルをクリックしてください。 以下同じです。)
・「麦の穂をゆらす風」‥アイルランド祖国独立戦争で殺しあう兄弟の愛と葛藤が、テーマです。
・「長い散歩」(記事の中段参照)‥緒方拳の卓越した名演が、すばらしいと思います。
a0212807_12303751.jpg・「ゆれる」‥香川照之とオダギリジョーが、兄弟の愛憎を熱演しています。
・「太陽」‥ロシア映画、イッセー尾形の演技が光る映画、昭和天皇を名演しています。
・「あおげば尊し」‥テリー伊藤が存在感のある小学校の先生役を名演しています。
・「狼少女」‥三人の子供それ
a0212807_1231493.jpg
それぞれが、個性的な役柄を好演しています。
・「ベニスの商人」‥名優アル・パチーノが、ユダヤ商人シャイロックをアクの強い守銭奴として怪演しています。
・「≒舟越桂」(記事半ば参照)‥彫刻家舟越桂の彫刻制作を撮ったドキュメンタリー映像です。
もちろん全国の主要な都市で上映することもありますが、短期上映かレイトショー(夜遅く)一回だけの上映なのでつい見逃してしまいます。
東京に住んでいるころは、神田・新宿・渋谷・銀座界隈の小さな映画館で封切られる良い映画を心待ちにして見に行くのも楽しいものでした。
いま暮らす福岡で、私が、見たいと思う映画や上映待ち遠しい映画を全部見るという願いは、叶わないでしょうから、そんな時きっと東京にいない寂しさを味わうのかもしれません。
a0212807_12312763.jpg

シネマ・ジャンキーは、これからも ‥ ドキドキするストーリー、ワクワクする俳優、ハラハラする映像、ズキズキするシナリオなど、シネマの世界から、心に沁みる名作を探し出し、1本でも多くの映画を見たいと思います。

by blues_rock | 2018-08-20 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
名匠ロバート・ゼメキス監督(1952~、1985年から1990年の「バック・トゥ・ザ・フューチャー Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」は、とくに有名)が、1997年に撮ったSF映画「コンタクト」は、“地球外知的生命体”の探査を通して、いまここにいる私たち
a0212807_07562721.jpg
にとって「人類とは何か? 科学(その存在を証明した知性)と宗教(神の存在)の対立、ポピュリズムの氾濫(集団迎合の市民社会と衆愚政治)、愛の実証(その証明)」などが、SF映画の範疇(プロット)を超えて描a0212807_07563507.jpgかれています。
原作者であるアメリカの天文学者にしてSF作家カール・セーガン(1934~1996病没、享年62歳)は、映画製作を喜び、公開を楽しみにしていたそうです。
しかし、完成した映画を見ることなく、カール・セーガンが、亡くなりましたので ゼメキス監督は、カール・セーガンへの哀悼と敬意をこめて映画の最後に「カールに捧げる」とクレジットして
います。
撮影監督ドン・バージェス(1956~、1994年「フォレスト・ガンプ/一期一会」からゼメキス監督作品の常連撮影監督)の映像もゼメキス監督演出の期待に応え神秘的な宇宙の様子を見る者の目に解るよう視覚的に描いて
a0212807_07564191.jpg
います。 (上写真 2枚 : 地球から25光年のベェガ、中央左斜め下の明るい星、と アレシボ天文台)
主人公の地球外知的生命体探査(SETI セティ)責任者で天文学教授のエリーをジョディ・フォスター(1962~)、a0212807_07570813.jpgそして エリーに近づきSETIを監視する政府の宗教学者パーマーをマシュー・マコノヒー(1969~、主演した「インターステラー」も SF映画の秀作)、さらにエリーを天文学に導き彼女の愛する亡父テッドをデヴィッド・モース(1953~)、エリーの少女時代をジェナ・マローン(1984~、2001年「ドニー・ダーコ」は、長編2作目)が、務めています。
a0212807_07572095.jpg“地球外知的生命体”は、存在するのか ‥ 「コンタクト」で地球外知的生命体いわゆるエイリアンのような姿あるものは、登場しませんが、“兆候(地球から25光年のベェガから届く微かな電波)”を見せながら映画は、展開していきます。
前述したとおり映画は、「人類とは何か? 科学と宗教の対立、ポピュリズム(無知ゆえの衆愚)、愛の実証(存在の証明)」を絡め今a0212807_07574746.jpgもなお無限に拡大している宇宙、宇宙の創造主とかいう神の存在(「神が、人間を創ったのではない。人間が、神を作ったのだ。」という1963年ゴダール監督作品「軽蔑」の中のセリフが、最も正しい)、知見できる愛(愛したこと、愛していることの証明)、知性の共有など、哲学的、神学的、ときに思想的な思索を必要とします。
a0212807_07575140.jpgとくに14世紀、イギリス(オツカム出身)のスコア哲学者にして神学者ウィリアム(1285~-1347)が、唱えた単純な説明ほど正しいという「オッカムの剃刀(かみそり)」は、今も格言として使われ、この映画の中でもエリー教授が、地球外知的生命体探査(SETI)存続を議論する公聴会で理解できない議員や政府の役人に“地球外知的生命体存在の兆候”を説明するとき、このオッカムの剃刀で一刀両断します。
a0212807_07583586.jpg
この一言で無神論者(実証主義者)である天文学教授エリーの研究と情熱をアメリカ大統領の宗教顧問で神学者パーマーも認め、それまでエリーに冷ややかであったパーマーが、エリーに協力するようになりました。
a0212807_07584521.jpg映画のリアリティを表現するためにCNNの現役リポータ25人の出演、宇宙にある時空の捻じれ(ワームホール)を抜ける探査カプセルが、狂信的宗教活動家の自爆テロで破壊され、そんなリスクを想定していたのか北海道東北部の海岸に極秘で建造された探査カプセルの登場とか、見どころも多くとても書き切れませんので SFファンの方は、名作ですのa0212807_07584735.jpgでぜひご覧ください。
映画は、冒頭カメラが、広大な天体を写し出し宇宙空間をズームバックしながら少女時代のエリーの瞳につながるという印象的なシーンから始まります。
エンディングは、宇宙の地球外知的生命体探査(SETI)の責任者として子供たちに宇宙の神秘を教えているところで終わります。
a0212807_07585043.jpgそれは、悪霊のさまよう闇の世界をロウソクの光で照らすようなもの、懐疑する精神、不思議な現象に驚く感受性、弛まず努力を続ける情熱という‘科学する技術’が、なければできないことであるとゼメキス監督は、メッセージ(私たちの心にコンタクト)しています。

by blues_rock | 2018-08-18 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
いまKBCシネマで公開中の2017年イギリス映画の怪作「スターリンの葬送狂騒曲」(原題:「The Death of Stalin」)は、いまから65年前の1953年3月、共産圏の盟主にして超大国ソ連の最高権力者=独裁者スターリン
a0212807_02130531.jpg
が、脳溢血で倒れ‘粛清(=処刑)’の恐怖に慄(おのの)いていたソ連共産党中央委員会の幹部(スターリンの側近)たちは、内心スターリンの死を願っていたので、表向き右往左往しているふりだけして誰一人医者を呼ぼa0212807_02140647.jpgうとせず見殺しにしました。
スターリンの後釜を狙い色めき立つクレムリン(旧ソ連共産党中央委員会の所在地、現在のロシア大統領府)内に蠢(うごめ)く姑息な権力闘争を辛辣なブラック・コメディとして描いています。
ロシア国内で “上映禁止” というのは、ナチスドイツのヒトラーとならぶ最悪の独裁者スターリンとその手下でa0212807_02141482.jpgあったソ連共産党中央委員会を強烈におちょくった映画だからです。
この映画の上映を禁止してロシア国民を笑わせない(見せない)という国策は、現在のロシア、つまり最高権力者プーチン大統領率いるクレムリン(ロシア政府)も当時とさほど変わっていないということだろうと推察します。
a0212807_02144134.jpg監督(ならびに脚本)は、政治風刺に定評のあるイギリスのアーマンド・イアヌッチ監督(1963~)です。
映画に登場するのは、ソ連の中枢にいた共産党中央委員会(クレムリン)の幹部たちで最高幹部スターリン(アドリアン・マクローリン 1947~)始め、スターリンの補佐官マレンコフ(ジェフリー・タンバー 1944~)、スターリンの死後スターリン主義を批判し首相となa0212807_02141988.jpgるフルシチョフ(スティーヴ・ブシェミ 1957~)、スターリンの命じる‘粛清(抹殺)’を忠実に遂行しスターリンの死後、今度は、自分が、粛清された秘密警察長官ベリヤ(サイモン・ラッセル・ビール 1961~)など、他にもソ連暗黒の歴史に悪名を残すサイコパス(精神異常)な幹部たちが、大勢出てきます。
a0212807_02161924.jpg
他にスターリンから父と兄を粛清(処刑)されたピアニストのマリヤ(オリガ・キュレンコ 1979~)、スターリンの娘スヴェトラーナ(アンドレア・ライズボロー 1981~、2011年イギリス映画「シャドー・ダンサー」主演)、スターリンのa0212807_02161526.jpg息子でスヴェトラーナの兄、アル中のワシーリー(ルパート・フレンド 1981~)などが、スターリンの取り巻きたちと何でもありの駆け引き、嘘と裏切り、やったもの勝ちと、そのゲスな本性をむき出しにして卑劣極まりない権力闘争を大真面目に展開していきます。
イアヌッチ監督は、1953年3月スターリンが、没するその前後のソ連共産党(クレムリン)の舞台裏をブラック・a0212807_02164906.jpgユーモアとギャグをふんだんに入れた演出で、スターリンの末路とその取り巻きたちの強欲に駆られた滑稽千万なドタバタを辛辣に描いています。
この映画を見ていると今の中国、北朝鮮、ロシア、トルコ、南米諸国のドタドタ劇の舞台裏も透けて見えて来ます。

by blues_rock | 2018-08-14 00:04 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_10091316.jpg
KBCシネマに「スターリン葬送狂騒曲」を見に行ったら上映開始時間に遅れ、他に何か面白そうな映画は、ないかと上映スケジュールを眺めたらノーマークの「きみへの距離、1万キロ」(91分)が、待つ時間もなく始まるのでa0212807_10092674.jpg見ることにしました。
館内に「きみへの距離、1万キロ」のポスター掲示もフライヤーもなく予告編も見ていなかった私は、映画のプロットも分からないまま、あまり期待せずに見ました。
ところが、さに あらん、私の予想(あまり期待しなかった)を大きく裏切り、‘見て 大正解’の現代版ロミオとジュリエットのような、寓話のような珠玉のロマンス映画でした。
a0212807_10093892.jpg原題の「Aye on Juliet」(ジュリエットに一目惚れ)は、映画を見て ‘その意味’ が、よく分かりました。
物語の主人公は、アメリカ、デトロイトに住む青年ゴードン(ジョー・コール 1988~、彼の演じるゴードンが、秀逸)と1万キロ離れたどこか北アフリカの砂漠にある小さな村に住まう若い娘アユーシャ(リナ・エル・アラビ 1995~)の二人です。
a0212807_10102075.jpg
この遠く離れた二人を結ぶエンジェルが、6本足で動くドローンのようなクモ型ロボットです。
監督・脚本は、カナダのキム・グエン(1974~)、撮影が、同じくカナダのクリストフ・コレット(プロファィル不明)です。
a0212807_10094764.jpg
ゴードンは、デトロイトにある警備会社の監視センターから遠く1万キロ離れた北アフリカの砂漠地帯にある石油パイプラインをクモ型ロボット(複数)で監視する夜勤の仕事をしていました。
a0212807_10100073.jpg北アフリカの砂漠地帯の村で暮らすアユーシャは、旧いバイクに乗り町へ行き簡素な銀行出先の窓口で受付の仕事をしていました。
映画は、冒頭、デトロイトに住むゴードンが、長年付き合っている恋人から一方的に別れを告げられショックで茫然自失しているところから始まります。
a0212807_10094311.jpgそのころ仕事を終えたアユーシャは、恋人とパイプラインのある村はずれ、砂漠の待合わせ場所で密会していました。
そのデート現場をゴードンは、監視ロボットで偶然見つけ、別れた恋人の面影が、あるアユーシャに‘一目惚れし’(‘Aye on Juliet’というよりアユーシャの一途な恋に自分の傷心を重ね合わせ)、規則違反を承知で二人のデートを1万キロ離れたデトロイトa0212807_10105491.jpgからじっと見ていました。
アユーシャは、貧しい両親から無理やり父親と同じくらい年配の裕福な男との結婚を迫られ苦悩していました。
彼女が、恋人と密かに国外脱出(駆け落ち)しようと相談している会話を盗み聞きしたゴードンは、二人を‘ロミオとジュリエット’のように思い、自分の叶わなかった恋を愛し合う二人に託し勝手に応援することにしました。
a0212807_10110923.jpgゴードンの様子が、変なことに気づいた同僚(先輩)は、規則違反だからやめるよう警告しますが、説得して2日間だけの猶予を(見逃して)もらいました。
ゴードンが、複数のロボットでアユーシャの後を追い 見続け、ときに盗み聞きするシーンは、まるでストーカーですが、ロボットに気付き驚くアユーシャをゴードンは、一途に説明、二人の国外逃亡を援助するために彼女a0212807_10111605.jpgの働く銀行に口座を作り9,900ドルを送金、暗唱コードが、「ロミオとジュリエット」であることを伝えました。
そのころ国外脱出の資金作りをしていたトラック運転手の恋人は、アユーシャに黙って高額報酬をエサに誘われたパイプラインからの石油窃盗を手伝い、立ち入り禁止区域に入り、ゴードンが、操作し警告している監視ロボットを破壊、電気系統から飛び散った火花が、パイプから漏れた石油に引火して恋人は、焼死しました。
a0212807_10112082.jpgその一部始終を見ていたゴードンは、恋人が、火災事故で死んだことをアユーシャに告げ、絶望し傷心の底にいる彼女を励まし「運命の人は、一人ではない。 生きていれば、また出遭える。 国外に出て幸せになって欲しい。」と切々と訴えます。
エンデイングが、少しロマンチック過ぎるけれど、殺伐とした今を生きる私たちの乾いた心の喉に、コップ一杯の清涼な水を飲んだa0212807_10112384.jpgような清々しさを感じるのも確かです。
今や死語となった 純愛 が、映画のプロットなので新時代(ロボットやドローン時代)の「ロミオとジュリエット(=Aye on Juliet)」と云えるかもしれません。
劇中、ゴードンが、砂漠で道に迷った盲目の老人(ムハンマド・サヒー)をロボットで道まで誘導、途中、老人の問いかけに応える人生問答は、なかなか示唆に富む名シーンでした。

by blues_rock | 2018-08-13 00:03 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
陶胎茶碗に変わり塗りの下地を作り、その上に銀箔を貼って梨子地漆で加飾しました。
a0212807_16551114.jpg
見込みに梨子地銀、茶溜りに青貝を蒔きました。
a0212807_16552338.jpg
上下の写真は、陶胎手捻り茶碗(拙作)です。
a0212807_16553568.jpg
下は、私愛用の 小鹿田(おんだ)の飛び鉋(かんな)茶碗で、陶胎茶碗 銀箔鉋目文にしたものです。
a0212807_16554846.jpg
市販のステンレス断熱タンブラーを漆の唐塗り青貝蒔絵仕様にしてみました。
a0212807_16560076.jpg
天地返ししたタンブラーの胴の部分に青貝が、見えると思います。
a0212807_16561325.jpg
小さな四角板を使っていろいろな漆のテスト・ピースを制作してみました。
a0212807_16563361.jpg
お遊びで 唐塗り 箸置き を作ってみました。
a0212807_16565231.jpg

by blues_rock | 2018-08-12 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_01392137.jpg
1993年「ジュラシック・パーク」で映画ファンの度肝を抜き、世界の恐竜マニアを熱狂させたスピルバーグ監督ですが、前作「ジュラシック・ワールド」では、製作総指揮を執り監督に長編映画2作目となる若手監督 コリン・トレa0212807_01400146.jpgヴォロウ(1976~)を起用、続編となる最新作「ジュラシック・ワールド/フォーリン・キンダム」も前作同様に製作総指揮を担いスペインの監督 フアン・アントニオ・バヨナ(1975~、2007年「永遠のこどもたち」で監督デビュー)に撮影の現場を任せました。
a0212807_01403063.jpgバヨナ監督は、撮影を盟友の撮影監督 オスカル・ファウラ(1975~、2014年「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の撮影監督)に託し、VFX映像スタジオILM(インダストリアル・ライト・マジック)の最新鋭のVFX技術で多種多様な恐竜をリアルに再現‥どの恐竜も動作、獰猛、表情なa0212807_01403365.jpgど ‘本物ではないか’ と見紛うほどリアリティが、ありそれは、見事なものです。
主演のクリス・プラット(1979~、2016年「マグニフィセント・セブン」)、ブライス・ダラス・ハワード(1981~、2004年「ヴィレッジ」、2005年「マンダレイ」)が、前回から引き続き出演しています。
a0212807_01404235.jpgネタバレになるので詳しくは、書きませんが、最後に恐竜を救うことになる10歳の少女役にイギリスの子役女優 イザベラ・サーモンを起用しています。
物語の展開は、奇想天外(3億年前白亜紀~ジュラ期に絶滅した恐竜が、いまいること自体荒唐無稽)で 筋立てが、やや強引過ぎるも そんなことは、気にしa0212807_01404455.jpgない、最新の画期的なVFX映像のリアリティを楽しむためのエンタメ映画です。
「ジュラシック・ワールド」崩壊から4年経った2019年、コスタリカ沖合のイスラ・ヌブラル島には、生き残った恐竜たちが、相当数おり、アメリカ政府は、絶滅種である恐竜の保護と人間への危険回避のため、イスラ・ヌブラル島にa0212807_01410180.jpg隔離していました。
しかし、イスラ・ヌブラル島の中央にある火山が、大爆発の兆候を見せ始めたためアメリカ議会は、公聴会で島からの移転の是非を議論していました。
そんな矢先、世界の大富豪や軍事組織に恐竜の密売を図る国際的なブローカーが、暗躍始めました。
a0212807_01410452.jpg映画のプロットは、スリル満点の恐竜対人類の対立というベタなストーリーながら、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」が、‘核兵器テロの危険性’ を問題提起しているとしたら、この「ジュラシック・ワールド/フォーリン・キンダム」は、「神の領域」と評論される ‘遺伝子a0212807_01411139.jpg操作の危険性’ を問題提起していると思います。
映画に登場する恐竜は、凶暴な恐竜の代名詞であるティラノサウルス・レックス、映画の中でブルーと名付けられた小型恐竜のヴェロキラプトル、角を持った肉食恐竜のカルノタウルス、巨大草食恐竜のブラキオサウルスなど他にもいろいろ登場しますが、舌を噛みそうな名前ばかりですので省略いたします。
a0212807_01410871.jpg
(上写真 : 少女が、自分の秘密を二人に話すシーン、この後、少女は、恐竜を檻から放ち逃がします。)

by blues_rock | 2018-08-08 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
新作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト(IMAX)」と同じく新作の「ジュラシック・ワールド/フォーリン・キンダム」が、3年ぶりに期せずして季(とき)同じ夏に公開されています。
a0212807_06283655.jpg
前作の「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイションとジュラシック・ワールド」(「シネマの世界」<第523話>」参照)でこの手の最新CG(VFX)映像技術を駆使した映画は、もう十分見ましましたので上質なSF映画を除き‘荒a0212807_06285007.jpg唐無稽な映画’を見るのは、もういいやと当初見ないつもりでした。
しかし、奇想天外なプロットであれ、荒唐無稽なストーリーであれ、“映画製作クレジット”(=プロデューサー・監督・脚本・カメラなどスタッフ陣一覧)の中に私の興味ある(注目している)名前が、あると、やはりどうしても見たくなります。
a0212807_06290276.jpg
現在(いま)公開中の、この最新2作を続けてご紹介したいと思います。
新作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」の監督・製作・脚本が、前作と同じクリストファー・マッカリーa0212807_06300616.jpg監督(1968~、1995年秀作「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家)で、「ミッション:インポッシブル」も6作目となるとトム・クルーズ(1962~)のイーサン・ハントもややマンネリ、マッカリー監督は、どう新しいイーサン・ハントを演出するのか、それを期待して見ました。
プロットは、CIA特務工作員 イーサン・ハント(トム・クルーズ)と彼のチーム(MIF ミッション・インポッシブル・a0212807_06302945.jpgフォース)に指令のあったロシアで盗難に遭った3基のプルトリウムを使った核兵器テロによる‘死の灰(フォールアウト)’を阻止せよとのミッションにより獅子奮迅の活躍をすることでテロリストが、セットした核爆弾のスイッチを間一髪で止める(このシーンがアナログ過ぎて不満)というベタなスパイアクション映画です。
a0212807_06303842.jpgロシア、プルトニウム3基、核爆弾テロ、サイコパスの核物理学者など先月見た「アメリカン・アサシン」と同じで、そうなると27歳のディラン・オブライエンが、敵の殺し屋相手に俊敏に格闘するシーンを憶い出し、年齢的に還暦前(正確には56歳)のトム・クルーズは、もうこれまでのようなイーサン・ホークが、演じられるだろうかと あまり期待しないで最新作の「ミッション:インポッシa0212807_06310308.jpgブル/フォールアウト」を見ました。
トム・クルーズさん、すみません、取り消します。
トム・クルーズの身体能力は、すごい! まだ、30代の身体能力で、とにかく走る、ジャンプする(ビル跳び越え時左足を骨折したとか)、冒頭シーンの成層圏でのスカイダイブ(ヘイロージャンプ)、オートバイ・車(乗用車とトラック)a0212807_06311684.jpgのパリ市街の疾走(フルスピートでの暴走・逆走)、山岳地帯のヘリコプター・バトル、室内での格闘シーンなどスタントなしで自ら演じ生撮り(実写)したのだとか ‥ これならまだ数年、スパイアクション映画の主演が、できるでしょう。
a0212807_06311954.jpgIMAX(通常70㍉スクリーンより上下各2割計4割ワイド)で見た映像のすばらしいこと、撮影監督 ロブ・ハーディ(プロファィル不肖、2011年秀作「シャドー・ダンサー」、2015年SF秀作「エクス・マキナ」 の撮影監督)のあらゆるカメラワークを駆使した映像は、躍動感が、あり迫力満点、じつに秀逸でハーディ撮影監督とカメラクルーの仕事にただ脱帽です。
a0212807_06314561.jpg顔ぶれ(主な出演者)は、前作同様ながら、凄腕のMI6(エムアイシックス)工作員イルサをクールに演じたスウェーデンの女優 レベッカ・ファーガソン(1983~、2017年ミュージカル映画「グレイテスト・ショーマン」に出演)、イーサン・ハントに絡む謎の妖艶な女ホワイト・ウィドウ(白い蜘蛛)役のヴァネッサ・カービー(1988~、2013年「アバウト・タイ
a0212807_06315810.jpg
ム 愛おしい時間について」に出演)、そして久しぶりに顔を見せるイーサン・ハントの妻ジュリア役のミシェル・モナハン(1976~、2005年「スタンドアップ」に出演)が、物語に花を添えています。
a0212807_06320252.png(右写真 )
映画の冒頭、極秘任務のため敵に気付かれずパリ上空の成層圏8000㍍から目的地のビルの屋根へ、ヘイロー・ジャンプ(酸素マスクを装着し時速320㌔の落下速度でスカイダイビング)して着地するシーンの撮影風景、右上が、トム・クルーズ、準備期間(訓練とリハーサル)と本番も含め 106回ダイビングしたそうです。
いやー、恐れ入りました。



by blues_rock | 2018-08-06 00:06 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_13353789.jpg
アメリカ中西部3州に広がるイエロー・ストーン国立公園の野生動物を監視しているハンターのコリー(ジェレミー・レナー 1971~、2008年傑作「ハート・ロッカー」の主人公を名演)は、山中深い雪の中で血を吐いて倒れて
a0212807_13360885.png
いる失踪中の少女の死体を発見、すぐに、友人でもある保留地警察署長のベン(グレアム・グリーン 1952~、1990年作品「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の酋長役は秀逸でした)に連絡しました。
a0212807_13361872.jpgワイオミング州と周辺2州にまたがるイエロー・ストーン公園内ウインド・リバーでの事件であったため郡警察(保留地は管轄外)でなくFBI(連邦警察)の所管となり新人の女性捜査官ジェーン(エリザベス・オルセン 1989~、2011年「レッド・ライト」に出演)が、一人派遣されました。
a0212807_13381425.jpg遺体を検視した保留地警察の検視官が、暴力の傷痕とレイプの証拠を発見するも死因は、極寒の野外で氷点下(マイナス)30℃の冷気を吸った息が、肺を破壊し出血、その凍結した血による窒息死と報告しました。
死因が、殺人によるものでないので保留地警察は、捜査しない、暴行とレイプが、死因の殺人事件なら所管は、郡警察となるが、保a0212807_13381923.jpg留地ウインド・リバーは、連邦警察FBIの所管であるも死因が、事件性はあるものの氷点下30℃の野外での窒息死なので殺人事件では、捜査できないという法の壁にぶつかりました。
ジェーンは、厳しい環境下の保留地に閉じ込められたインディアンの男性たちが、失業と貧困による絶望感でアルコール中毒やコカインなどの薬物中毒者a0212807_13514708.jpgとなり、やがて若い女性や少女たちの失踪事件(ほとんどの場合レイプ殺人ながら捜査すらされない現実)の容疑者となることを知りました。
当初、四角四面で場違いな新人FBI捜査官ジェーンでしたが、厳しいイエロー・ストーンの大自然を知り尽くしたハンターのコリーに協力を求め、コリーは、法の及ばない保留地内の悲惨なa0212807_13374840.jpg現実をジェーンに見せ、彼女が、法と正義の葛藤の中で次第に変わってくところも見どころの一つです。
シェリダン監督の演出は、明晰(知的)で司法とその法を執行する組織の矛盾を明確に指摘、それに応えた俳優陣の演技が、すばらしいものでした。
とくに沈着冷静ながら憤怒を内に秘めたハンター コリーを演じたジェレミー・レナーが、秀逸でした。
a0212807_13382503.jpgコリーもまた過去に愛娘を失い未解決のまま心に深い苦悩を抱え「犯人は、絶対に許さない」という怨念と悲痛な感情をコントロールし、愛用のスコープ装備の高性能ライフルでまるで獲物を追うように犯人たちを冷静に追い詰めていく終盤のシークエンスは、必見です。
a0212807_13382953.jpgシェリダン監督は、映画の中の犯人たちも通り一遍な凶悪犯という切り口ではなく、社会からも国家からも見棄てられ氷点下30度の過酷な環境の中で娯楽も何もない極限の保留地(無法地帯)で絶望感を抱え生きている様子を描いています。
コリーの親友マーティン(ジル・バーミンガム 1966~、2016年「最後の追跡」)、冒頭に登場し雪原で血を吐いてa0212807_13384472.jpg倒れたマーティンの娘ナンシー(ケルシー・アスビル 1991~)、ナンシーの恋人マット(ジョン・バーンサル 1977~、2016年「ザ・コンサルタント」出演)など名キャストでした。
エンディングの、コリーとマーティンの二人が、並んで座り、自分たちの住んでいる保留地「ウインド・リバー」を眺めるカットは、そこでしか生きる場所のない彼らの「やさしさと希望」を暗示させ、脚本家テイラー・シェリダン監督(上写真)の演出が、冴えるラストシーンです。

by blues_rock | 2018-08-01 00:01 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_13131680.jpg
現在KBCシネマで公開中のクライム・サスペンスの新作映画「ウインド・リバー」は、今年(2018年)のカンヌ国際映画祭で、たぶん「万引き家族」(4回見ました)とパルムドールを競った作品であろう(候補作品だったのではなa0212807_13132745.jpgいか)と推察、さっそく公開初日に見て来ました。
後ほど詳しく記述しますが、「万引き家族」に比べても映画の質は、敗けず劣らずの傑作でした。
このアメリカ映画「ウインド・リバー」が、すばらしいのは、アメリカ国家と国民多数の意識(現大統領の言動を見ればよく理解できる)が、未開地であった150年前の旧いアメリカ合衆国、南北戦争(1861~1865)による分断国家a0212807_13133187.jpgであった当時のまま、現在(いま)も なお何も変わらない“銃社会”である現実(=絶大な権力をもつ全米ライフル協会は北軍の退役軍人が‘身を護る’ために結成)に加え、先住民のインディアン(彼らはネイティブ・アメリカンと曖昧に呼ばれるのを嫌う)を除き、世界中からの移民を先祖にもつ多民族社会、そして今もなお移民なしでは、成り立たない人工国家の矛盾(他民族・多宗教の多様な価値観が混在しかつ排他し合う国体)を払拭できない大国アメリカが、不治の病(病巣)を癒せない原a0212807_13134504.png因、つまり ‘袖すり合うも他生の縁’ という意識の中で暮らす私たち日本人には、到底想像できないアメリカ国民が、それぞれ相互に抱く不信(疑心暗鬼)を払拭できないところにあります。
アメリカ国民の多くが、見知らぬ隣人(他生)は、敵とみなし常に警戒し、時に殺し合う社会、銃でしか身を守れない国家システム、つまり自己の生存が、自分の責任でしか護れないという国是(合衆国憲法修正第2条)を ‘誰かが護ってくれる’ と安直に信じている私たち日本人にも理解a0212807_13134957.jpgできるよう映画は、ワンシーン、ワンカット、リアルに描いています。
監督は、この「ウインド・リバー」が、監督デビュー作となる名脚本家のテイラー・シェリダン(1970~)です。
シェリダン監督は、アメリカ国家の未成熟を声高に叫ばず、この傑作「ウインド・リバー」で、アメリカの現実を冷徹なリアリズムで表現(演出)、その永遠に続くかもしれない国家としての闇の深さをリアルに喝破(指摘)したびっくり仰天の逸材(天才監督)です。
a0212807_13135598.jpg脚本家としては、カナダの異才ドゥニ・ヴィルヌーブ監督が、2015年に撮った傑作「ボーダー・ライン」の見事な脚本、2016年の「最後の追跡」(日本では劇場未公開、DVDスルーもないなんて、どうかしている)の脚本を書いた脚本家として有名でしたが、脚本を書いて自ら監督(演出)したのは、「ウインド・リバー」が、初めてです。
a0212807_13140036.jpg撮影は、2012年の秀作「ハッシュパピー バスタブ島の少女」ならびに 2014年秀作「カットバンク」の撮影監督 ベン・リチャードソン(1983~)、音楽が、このところ次々に名作の音楽監督を務め、今や名音楽監督になった感のあるオーストラリアのロックミュージシャン ニック・ケイヴ(1957~)が、務めています。
a0212807_13143348.png
製作と製作総指揮に20人以上ものプロデューサーが、参加、それくらい多くの映画製作者たちは、脚本家 テイラー・シェリダンの初監督作品に期待していたということの証左でしょう。
a0212807_13145108.jpg映画は、アメリカ中西部 イエロー・ストーン国立公園にある先住民のアメリカインディアン保留地「ウインド・リバー」が、舞台です。
保留地のウインド・リバーで暮らすインディアンの若い娘や少女の失踪事件が、多発するも広大なウインド・リバー(鹿児島県の広さ)の治安は、保留地警察の警察官6名の手に委ねられていました。(後編に続く)

by blues_rock | 2018-07-31 00:01 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_19342008.jpg前回(「軽蔑」)、映画製作のメインスタッフ ‘スクリプター’ について述べましたので今夜シネマの世界は、映画のポストプロダクションの一つ、製作国以外の映画館に配給され上映される時スクリーンに表示される「字幕(サブタイトル)」の翻訳家について書きたいと思います。
先日、韓国ビストロ「七階のナム」の月例食事会に若い友人の新婚夫婦と連れ立って行き、美味しいナムの料理を味わい、センマッコリを飲むほどにいつものように私は、相手のこと委細構わず一方的に‘映画の話(万引き家族の話)’をしていると夫人が、「戸田奈津子という映画の仕事をしている親戚がいる。」と私にぽつり ‥ ん!? とだなつこ、えっ、えー! 戸田奈津子、あの字幕翻訳家の戸田奈津子(1936~)さん!と 彼女の字幕ファンである私は、大興奮、素っ頓狂な叫び声をあげてしまいました。
即刻、夫人に個人情報(戸田奈津子さんとの繋がり、子細ナイショ)を根掘り葉掘り 尋ねました。
旧い時代、映画は、「洋画」か「邦画」の二つのカテゴリーに括られ、「洋画」には、必ず「字幕」が、付いていました。
「字幕」は、今でも必ず付きますが、現在では、日本語に吹き替えた吹替版を上映する映画も多いことから映画館が、掲示板に「字幕版」、「吹替版」と案内しているものの 映画に出演した俳優の声を吹替版で聞くなんa0212807_19344355.jpgぞ ‘愚の骨頂’、名シェフ(名監督)の逸品料理(名作)をマヨネーズや醤油・ソースに浸して食べるような真似(吹替版を見る)は、私にはできませんが、ともあれ各自お好み(comme vous voulez)で映画を見る権利はあります。
とは云申せ、例えば アル・パチーノの声をアル・パチーノ以外の声で聞くなんて 私には、絶対できないこと、名優 アル・パチーノの映画が、死んでしまいます。
ミシュランの高級レストランに喩えて云うなら、「字幕翻訳家」の仕事は、外国映画を「字幕版」にして美味しく観客に饗するベテランサービス係のような存在なので、前述の字幕翻訳家 戸田奈津子さん(1936~)の名前が、映画エンディングクレジットの最後に「字幕 戸田奈津子」と表われると私は、‘やっぱりな’ と妙に納得いたします。
a0212807_19345474.jpg
戸田奈津子さんが、字幕翻訳家としてデビューするのは、1979年の傑作映画「地獄の黙示録」で、それ以来アメリカ(ハリウッド)映画の大作(名作)を中心に、年間50本くらいの字幕を担当しているようです。
a0212807_19352807.jpgとくに戸田奈津子さんの功績は、映画の長いセリフのニュアンスを日本の映画ファンが、字幕を見て瞬時に理解できるよう「1行10文字くらい、2、3行」で伝える技術(戸田節といわれる意訳)を確立したことでしょう。
外国留学や外国駐在の帰国子女(旧い表現かな)が、珍しくない昨今、外国映画の長いセリフを聞いて分かる観客も多く、意訳翻訳の戸田字幕を見て‘誤訳’と指摘する無粋な映画知らず も多いようながら 映画のプロット(長いセリフのニュアンス)を外国語の分からない多くの日本人映画ファンに瞬時に短い字幕で伝えるその難しさを知る戸田奈津子さんは、そういうアホウな戯言(たわごと)を無視、そこが、また彼女の好いところでもあります。
a0212807_19352382.jpg字幕翻訳家の草分けは、清水俊二氏(1906~1988)、その弟子が、戸田奈津子さんです。
7か国語を操る岡枝慎二氏(1929~2005)は、外国語セリフの日本語表示を字幕と呼ばず、愚直に「翻訳」と言い続け、戸田奈津子さんのように独自な(戸田節の)字幕表現をする字幕翻訳家を「蜜派」、岡枝慎二氏のように字幕に独自の色(表現=翻訳スタイル)が、表われるのを嫌い、翻訳にこだわった字幕翻訳家を「水派」と呼んで区分しました。
a0212807_19353879.jpg
近年上映される映画のクレジットでよく見る字幕翻訳家の名前は、戸田奈津子さん始め、菊地浩司氏(1947~)、松浦美奈さん、戸田奈津子さんの教え子岡田壯平氏(1953~、俳優岡田英次の子息)、フランス映画でa0212807_19353136.pngは、古田由紀子さんなどです。
これから AIの字幕翻訳機 も登場するかもしれませんが、映画プロットのニュアンスを理解し、登場人物の言う喜怒哀楽(感情の機微など)の長いセリフを「一行10文字以内2、3行の字幕」にして観客の心に伝えるワザは、やはり聡明な頭脳と血の通った精神構造(エスプリ)をもつ人間の字幕翻訳家でなければ、できない芸当だろうと思います。

by blues_rock | 2018-07-29 00:09 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)