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心の時空

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a day in my life

2018年 10月 24日 ( 1 )

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いま、久留米市美術館(旧石橋美術館)で開催中の「長谷川利行展」を見て来ました。
天才画家 長谷川利行(詳細はこちらを参照ください)は、大正から昭和にかけて浅草を中心に東京下町の木賃
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宿や公園で野宿しながら、家(アトリエ)を持たず、描く場所を選ばず、体内から溢れ出る絵画制作への情熱と類まれな才能(表現センス)をキャンバス・板・紙に奔流のようなタッチでぶつけ、人物画・風景画の傑作を多く描
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き残しました。
長谷川利行は、78年前の1940年(昭和15年)三河島の路上で倒れ療養施設に収容され胃ガンと診察されるも
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治療を拒みやがて亡くなりました。
彼の持ち物であった絵・スケッチブック・画材などは、療養施設の規則ですべて焼却されましたが、倒れるまで
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絵を描き続け、極貧の長谷川利行は、描いた絵をその日の酒代、木賃宿代にしていましたから、焼却を免れた彼の絵が、今でも‘発見’されるのは、そのためです。
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最初の風景画写真、油絵P20号「カフェ・バウリスタ」(東京近代美術館蔵、長谷川利行を4点所蔵)は、2009年TV番組「開運 お宝探偵団」で新発見の長谷川利行作品として紹介され 1,800万円の価格が、提示されました。
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今回の展覧会は、回顧展のような規模ながら私が、見た日は、入場者も少なく展示されている 140点を一点ずつ 目の前でゆっくり見ることができました。
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私は、興奮と集中で17時の閉館時間をすっかり忘れ、じっくり見ていましたので心配した美術館のスタッフから「大丈夫ですか? 間もなく閉館ですが‥」とやさしく注意されるも最後の一点までゆっくり堪能しました。
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by blues_rock | 2018-10-24 00:04 | 美術/絵画/彫刻 | Comments(0)