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心の時空

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a day in my life

2018年 10月 12日 ( 1 )

アクション映画の名匠 アントワン・フークア監督(1966~)の最新作「イコライザー 2」(IMAX)を見ました。
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フークア監督の最近の映画では、2013年の「エンド・オブ・ホワイトハウス」、2014年の「イコライザー」、2015年の「サウスポー」、2016年の「マグニフィセント・セブン」と必ずしもアクション映画ばかりではありませんが、されど見a0212807_12510061.jpgごたえのあるサスペンス&アクション映画を撮らせたらフークア監督をしのぐ監督は、世界広しといえど、そういないと思います。
フークア監督は、2014年「イコライザー」で、デンゼル・ワシントン(1954~)の物静かな風貌と知性ある雰囲気を生かし、だが一旦堪忍袋の緒が、切れるとクールに(あっという間に)凄腕の戦闘能力を発揮する元CIA工作員ロバート・マッコールa0212807_12512010.jpgという街の片隅で静かに暮らすイコライザー(いわば必殺仕置き人)像を創りあげました。
フークア監督は、監督2作目の2001年「トレーニング デイ」でデンゼル・ワシントンと組んで(デンゼル・ワシントンは、この映画でアカデミー賞主演男優賞受賞、極悪非道な悪徳麻薬捜査官を怪演)以来、最新作「イコライザー 2」まで含めると4作品をa0212807_12512544.jpg撮っているので ‘演出’ と ‘演技’ の息もピッタリ、さらに名撮影監督オリバー・ウッド(1950~、「ジェイソン・ボーン」シリーズの撮影監督)のリアリティあるカメラワークが、また秀逸で、世に数多あるアクション映画の ‘嘘八百(ワイヤーアクションCGとVFXの過剰)’ を感じることは、ありません。
a0212807_12512799.jpg「イコライザー 2」の主人公ロバート・マッコールは、普段タクシー運転手ながら映画の前半、マッコールの ‘イコライザー’(Equalizer 仕置き人)ぶりを見せつつ彼が、昔所属していたCIA特殊工作グループの要人暗殺犯行に絡み、彼は、その証拠隠滅(口封じ)のために命を狙われるが、研ぎ澄まされた戦闘能力で復讐するという物語です。
a0212807_12515005.jpg映画の構成(プロット)は、マッコールが、CIA特殊工作グループの元同僚らに命を狙われる緊迫感あふれるシークエンス(アクションシーンの連続)をタテ軸に、マッコール同様に命を狙われ惨殺される元CIA同僚のスーザン(メリッサ・レオ 1960~、前作「イコライザー」にも出演)や、アパート隣人の黒人青年マイルズ(アシュトン・サンダース 1995~、2016年「ムーンライト」で十代の主人公シャロンを演じる)、さらにナチスドイツの強a0212807_12515601.jpg制収容所で生き別れになった姉を探し続ける認知症のユダヤ人老人などとの関わりを横軸に情感豊かな映画にしています。
監督・脚本・俳優・映像に優れたエンタメ・アクション映画は、IMAX(70ミリフィルムをタテ長にしたほぼ正方形のスクリーン)で見ると気分爽快です。
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(上写真 : デンゼル・ワシントンと撮影の確認をするアントワン・フークワ監督)

by blues_rock | 2018-10-12 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)