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心の時空

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a day in my life

2018年 09月 03日 ( 1 )

a0212807_00064444.jpgイギリスの名匠アンソニー・ミンゲラ監督(1954~2008病没、享年54歳、1999年作品「リプリー」は、ルネ・クレマン監督の1960年作品「太陽がいっぱい」のリメイク版、2003年作品「コールド・マウンテン」も秀作、後半参照)が、1996年に発表した「イングリッシュ・ペイシェント」(The English Patient)は、アカデミー賞の監督賞・作品賞始め、オーストラリアの撮影監督 ジョン・シール(1942~)が、撮影賞、フランスの音楽監督(レバノン出身の作曲家) カブリエル・ヤレド(1949~)は、作曲賞を受賞するなど全9部門でアカデミー賞を受賞した傑作映画です。
a0212807_00093768.jpg主演は、レイフ・ファインズ(1962~、出演時34歳)、クリスティン・スコット・トーマス(1960~、出演時36歳)、ジュリエット・ビノシュ(1964~、出演時32歳、アカデミー賞 助演女優賞を受賞)、ウィレム・デフォー(1955~、出演時41歳)、コリン・ファース(1960~、出演時36歳)と今やイギリス・フランス・アメリカを代表する名優・名女優が、皆な30代a0212807_00072597.jpg(ウィレム・デフォーだけ41歳)の魅力的な成熟期に同年代のミンゲラ監督(製作時42歳)は、キャストしたひとり一人の役柄を見事に演出しています。
クリスティン・スコット・トーマスの美しいこと、ジュリエット・ビノシュのチャーミングなこと、レイフ・ファインズ、ウィレム・デフォー、コリン・ファースの若々しいこと、彼らを見ているだけでも楽しめる映画です。
a0212807_00072946.jpg物語は、第2次大戦末期のイタリア、カナダ人看護師ハナ(ジュリエット・ビノシュ)は、空襲で破壊された修道院に住み着き、全身大火傷をした「イングリッシュ・ペイシェント」(イギリス人患者)と呼ばれる男性患者(レイフ・ファインズ)の看護をしていました。
彼は、酷い火傷を負っており英語を話すが、自分の名前は、憶い出せませんでした。
a0212807_00110720.jpgそこにカナダ軍スパイのデヴィッド(ウィレム・デフォー)が、現われ、ナチスドイツの拷問で両手の親指を切り落とされ、復讐するためにナチスドイツの将校を追っていました。
直感で患者と会ったことが、あるのではないかと思うデヴィッドの問いかけに患者は、少しずつ記憶を取り戻していきました。
a0212807_00104115.jpg患者は、ハンガリー人伯爵アルマシーで、1930年代後半、英国人のジェフリー(コリン・ファース)と妻のキャサリン(クリスティン・スコット・トーマス)たちとエジプトやリビアで考古学調査を行うため ‘サハラ砂漠の地図’ を作成していたと語りました。
ここからドラマは、患者の伯爵アルマシーが、激しい愛憎の入り交じったロマンス(三角関係)を看護師のハナにa0212807_00110922.jpg少しずつ語る構成で(過去をフラッシュバックさせながら)展開していきますので詳しくは、ぜひ映画をご覧ください。
患者のアルマシーは、話し終えると、看護人のハナに「自分が、戻ってくるのを待っていた最愛の人(キャサリン)を死なせた自分に、もう生きている意味はない。」とモルヒネ注射で安楽死させてくれるよう強く要望しました。
アルマシーの話を聞いたハナは、彼の願いを叶えてやろうと廃墟の修道院にあるモルヒネを一度に注射、アルa0212807_00113038.jpgマシーの眼差しが、穏やかになり、ハナは、キャサリンが、洞窟で書き残した最期の日記を読んであげながら患者アルマシーの死を看取りました。
そしてハナは、親しくなったイギリス将校のシーク教徒インド人兵士と一緒にフィレンツェへ向かうのでした。

by blues_rock | 2018-09-03 00:03 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)