放浪の画家 ピロスマニ シネマの世界<第1259話>


製作は、1969年で 公開当時、グルジアが、ソ連邦の構成国であったため ロシア語で公開されました。
ロシア革命の前夜、ピロスマニ(アフタンジル・ワラジ、1926~1977、画家)は、一杯の酒を得るため 画材をかか
え 放浪しながら店の看板や 酒場(バー)の壁に掛ける絵を描きながら 日銭を稼ぎ、放浪する日々を送っていました。

その報われない恋が、ピロスマニをさらに孤独な暮らしへ追い込んでいきます。
映画「放浪の画家 ピロスマニ」の映像と音楽は、荒涼としながらも グルジアの自然豊かな山河や 集落、祭に集
う村人たちの音楽と 彼らが、酒を飲み語り合う酒場の光景は、叙事詩のように美しく表現され、画家ピロスマニが、描いた絵画と同じ世界です。




(ピロスマニの作品)


(ピロスマニを演じた画家 アフタンジル・ワラジの作品)
by blues_rock
| 2025-07-07 00:07
| 映画(シネマの世界)
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