
私が、油絵を描いていた 19歳から 26歳のころ、心酔し憧れた画家は、
山口薫(1907~1968没、享年 61歳)さんで、山口薫の絵に近付きたい、と、それだけを思い暮らしていました。

近付けないと 我が画才のなさに 気付いた 20代後半、油絵を描く意欲を喪失した私は、生活に覇気が、なく、何に対しても投げやりな我が心を 諫めてくれたのもまた、山口薫の絵と 大事にしていた画集(
こちら)でした。

山口薫の作品展が、開催されると 私は、遠距離でも 開催地へ出かけ、時間をかけて見て 感動に浸りました。
山口薫の絵が、私を感動させるのは、昔も今も まったく同じなのに、私の中に「山口薫のような絵を描きたい」と

云う衝動が、過ってのように起きないのは、昔 自分が、描いた油絵を やっと今、冷静に見るようになったからでしょう。 (備考 : 下 2枚の油絵、上から 10号「水溜まり」と 100号「水田に映る 月と鳥」は、当時の拙作です。)