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ライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>

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フランスの監督で撮影監督でもあるピエール・モレル(1964~、2008年「96時間」、2015年「ザ・ガンマン」) の最新作が、「ライリー・ノース 復讐の女神」(原題「Peppermint」)です。
ライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00031706.jpg銀行に勤める普通の主婦であったライリー・ノースは、ある日、愛する夫とまだ幼い愛娘を麻薬組織のギャングに殺され、自分も頭部を撃たれるも致命傷とならず一か月の昏睡から覚め、二人の死を聞かされました。
路上の車から自動小銃を乱射しながらライリー・ノースの家族三人を襲い、走り去った犯人たちを目撃したのは、ライリー・ノース ただ一人、やがて麻薬組織のギャング3人ライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00034674.jpgが、容疑者として逮捕されライリーは、目撃者証人として裁判に出廷しました。
裁判は、ヤル気のない判事、麻薬シンジケートから買収された悪徳弁護士、警察の麻薬捜査情報を麻薬シンジケートに流す汚職警官などが、絡み裁判は、ライリー自身被害者で瀕死の重傷を負い、そのため一か月の昏睡と心痛による精神錯乱など後遺症治療のために処方された薬の服用による記憶障
ライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00035268.jpg
害として証言が、無効となりました。
薄ら笑いを浮かべる殺人犯たちと弁護士、目撃の確かさを訴え抗議するライリー、ニベもなくライリーに退廷をライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00041737.jpg命じる判事と、ここまでが、映画「ライリー・ノース 復讐の女神」の導入シーンの数々(シークエンス)です。
原題「Peppermint」は、ライリーの愛娘が、誕生日のお祝に最後に食べたペパーミント・アイスクリームに由来しています。
主人公のライリー・ノースを演じるのは、ベテラン女優 ジェニファー・ガーナー(1972~、2013年「ダラス・バイヤライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00043017.jpgーズクラブ」の女医役が、私の印象に残ります)で御年47歳、復讐の女神など軟いものではなく、怨念の復讐に燃える強面(こわもて)の ‘鬼神’ ライリー・ノースを実にカッコよくクールに演じています。
正義の裁きを要求し抗議するライリー・ノースは、裁判所から強制退去させられて以来、忽然と社会(アメリカ)から姿を消しました。
それから5年の歳月が、過ぎ、凄い戦闘能力を身に付け身体を鍛えあげた ‘ライリー・ノース’が、ロサンゼルスライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00045226.jpgの街に帰って来ました。
まず、勤めていた銀行を襲い現金を収奪、次に銃器店を襲い、軍仕様の重火器を強奪、そしてまず麻薬ギャングの一人、悪徳弁護士、判事が、ライリーの天誅(私刑)を受けました。
次第に麻薬シンジケート組織と警察を敵に回し、監視カメラを無視して 堂々と天誅(私刑)を続けるライリーに FBIやテレビ局のニュース番組、個人ネット(SMS)も加わり、彼女の敵味方入り乱れライリー捜しが、大々的に始まりました。
ライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00045887.jpgライリーを匿っていたのは、ロサンゼルスのスラム街で暮らす人たちでした。
ジェニファー・ガーナーは、プライベートで俳優にして監督の夫 ベン・アフレックとの間に3人の子供が、いて、その母なる表情(母性)は、容赦なく相手を撃ち殺していく強面(こわもて)の女性ライリー・ノースが、激しい銃撃戦とハードアクションの中でふと子供たちに見せる ‘やさしさ(慈愛)’ に、演じるジェニファー・ガーナーライリー・ノース 復讐の女神   シネマの世界<第979話>_a0212807_00050202.jpgの女としての魅力満点、うっとり見とれました。


(左写真 : 映画「ライリー・ノース」の撮影風景)

by blues_rock | 2019-10-06 00:06 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
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