ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

スイカ・ムーン in 森の家

自室に引きこもり、毎日ノホホンとグータラに暮らしていると(昼間寝て夜行性動物のような生活をしていると)世の中の時間と、だんだん乖離(かいり=ズレ)し、やがて自分の生活時間に日付変更線が、無くなっていきます。
そして、「今日は‥ あれ? 何日? 何曜日?」なんてことが、しょっちゅう起きてくるようになります。
スイカ・ムーン in 森の家_a0212807_09193326.jpg不愉快なこと、不快な束縛や、どうでもよい柵(しがらみ)から、できるだけ自分の時間を保護するため断捨離するようにしていますが、必要最小限の社会との繋がりを失くしては、自分の生活が、成り立たず、つい引きこもりたがるダラシナイ精神(甘え)を活性化させるため、映画、金継ぎ(漆工芸)、陶芸、ライブに出かけ、心に水やり(茨木のり子さんから私への遺言)しています。
そして、これも社会貢献だと「明日は、わが身」の自分に言い聞かせ同時に社会との繋がりを維持するため、私ただ一つの特技であるMC(おしゃべり)を生かすべく、近くの 高齢者介護施設「森の家」で週二回、火曜日午後の絵画教室と金曜日午後の俳句教室を担当(以前は、送迎も含め常勤でしたが、今は、これで勘弁してもらっています)して働いています。
ご利用されている高齢者の皆さん方は、全員認知症(と私は、推察)ながら千差万別のキャラ(症状)なので、忖度行政(国や県・市)の机上の空論(=戯言マニュアル)が、そう簡単に通用するはずもありません。
私が、お相手する(おしゃべりの相手だけで、他は、介護スペシャリストのスタッフたち)高齢者の皆さん方は、私の親と同世代なので、他人行儀な紋切り型の口調でなく、つい老いた親や親戚の伯父(叔父)・伯母(叔母)と話しているような砕けた口調となり談笑しています。
ご利用者の皆さん方は、ときに認知症特有のワガママもあり、親子ゲンカしているような口調(決して感情的になりません)になったりしますが、皆さんいずれも わが子供から言われていると思うのか、すんなり聞き入れてもらえます。
スイカ・ムーン in 森の家_a0212807_09194043.jpgこれが、介護専門職のスタッフの(個人の尊厳について口を酸っぱく指導されているので)やさしそうな口調に甘え、ワガママを通そうとなさるので、素人ながら 10年以上様々な認知症の方々のお相手してきた門前の小僧の私は、彼らの子供の立場から認知症を患う親のワガママをきつく諌(いさ)めます。
これが、自宅で実の家族(とくに肉親)となると日ごろの介護疲れもあって感情剥き出しの修羅場となり、時に「死ね、死ぬ」のお互い大声で罵詈雑言の応酬となり、時に取り返しの付かないことになったりします。 (上と下の写真:「なおす、つくる。Kintsugi & Maki-e」からお借りしました。)
スイカ・ムーン in 森の家_a0212807_09341487.jpg認知症は、認×認・老×老・親×子など、お互い自分の感情をコントロールできない介護をすると、ご本人の症状が、さらに悪化するだけで介護は、ムリです。
認知症は、風邪や生活習慣病のような万人が、罹患する可能性のある病気で、発症したら もう治らない病気(脳細胞の劣化による脳機能低下)ながら 同居している家族が、早期に認知症発症の兆候(周辺症状)に気付き、優秀な主治医(ヤブ医者も多いので要注意)に担当してもらえれば、人生100年を自分の意思で(多少身体機能のスイカ・ムーン in 森の家_a0212807_09342140.jpg衰えはあったにしても自意識を以って)自分に意味のある生涯を終えることが、できるでしょう。
人間の身体機能(成長細胞)は、十代で初潮や精通が、始まった時にピークを迎え 後は、ゆっくり時間をかけて劣化していくだけ、スポーツ選手が、記録を伸ばすため鍛えているのは、筋肉で、筋肉のない脳細胞が、増えているわけでは、ありません。
二十代は、まだ脳細胞の劣化に自覚なく、気付かないだけ、三十代になると少しずつ自覚することも多くなり、齢(よわい)不惑の四十代から個人差が、次第に明確となり中年の五十代を経て、還暦を迎える六十代には、全員「明日は、わがスイカ・ムーン in 森の家_a0212807_09424516.jpg身」未病となる認知症のリスクを抱えながら 人生100年の生涯に折り合いつけて生きていかなければなりません。
「老いとは、死の必然」と向き合うこと、老い過ぎると、若い太宰治が、「斜 陽」で書いたように、「人は、生きる権利が、あるように死ぬ権利もあるはずです。」とは、いかなくなり、自分の意思(自意識)で死ぬことが、気力体力ともにできなくなります。
いかん、いかん、今夜は、余計な話題になりました、すみません。
スイカ・ムーン in 森の家_a0212807_09425645.jpg
心、ウキウキ、ドキドキさせながら、いろいろなことに感動して暮らしていたら人生100年の刹那なんて、一瞬のうちに終わると私は、思っています。
(備考) 青文字をクリックすると 記事に飛びますので ご参考にご覧いただけると光栄です。

by blues_rock | 2019-07-23 00:03 | 高齢者介護(認知症) | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード