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心の時空

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a day in my life

鉄塔 武蔵野線  シネマの世界<第938話>

来月5月1日から元号が、'令和'に変わります。
昭和の'和'が、半分残ったものの「昭和という戦争と平和の時代」は、ずいぶん遠い昔になりました。
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その昭和時代 ‥ 今からずうっと昔、私の見た日本映画の秀作に「鉄塔 武蔵野線」(1997)という、当(まさ)に昭和そのものと云っていいノスタルジックな映画が、あり 西東京市に住んでいたころ私は、毎日その「鉄塔 武蔵
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野線」 を眺めて暮らしていました。
それをふと懐い出し、もう一度この映画を見たくなりTSUTAYA(神松寺店)を訪ね陳列棚を探すも店内になく、a0212807_22441132.jpg取り寄せを依頼しましたが、DVDでは、取扱されていませんでした。
プロット(ストーリー)は、憶えていますが、映画に出てくる‘鉄塔 武蔵野線’周辺(のシーンやカット)の映像をもう一度見て、6年間暮らした西東京市を懐い出したかったというセンチメンタリズムながら残念でした。
監督の長尾直樹(1955~)は、脚本・製作・編集も 自分で担っています。
主人公の小学5年生、見晴(みはる)少年を伊藤淳史(1983~、当時13歳)、離婚する彼の両親を菅原大吉(1960~ 父親役)と麻生祐未(1963~ 母親役)が、演じています。
a0212807_22443092.jpgほかに名優 田口トモロヲ(1957~、プロジェクトX ‘ナレーションの声’の印象が、強く、パンク・ロックや元AV男優の印象は、薄い)などが、出演し脇を締め、おおたか静流(1953~)が、挿入歌「SAJA DREAM」を歌っています。
この映画の舞台となる「鉄塔 武蔵野線」とは、埼玉県日高市(巾着田 曼珠沙華公園で有名)の中東京変電所を起点とし、狭山市~川越市~入間郡三芳町~所沢市、a0212807_22443303.png東京都清瀬市さらに埼玉県新座市を経て東京都 西東京市(当時保谷市)にある武蔵野変電所とを結ぶ東京電力の送電線(全長35㌔くらい、2019年現在鉄塔のみ)のことです。
2学期から他へ引っ越す見晴少年は、夏休みのある日、近くの鉄塔に「武蔵野線75-1」と表記されていることに気付き、小学3年生の暁(あきら)を誘いa0212807_22444219.png一緒に野宿しながら1号鉄塔を目指す冒険の旅に出ました。
二人は、見つけた鉄塔の下にメダル(瓶のふたキャップ)を埋めながら目的地に向かいますが、4号鉄塔付近で保守巡視員に見つかり、家へ連れ戻されてしまいました。
「鉄塔 武蔵野線」は、日本版のアメリカ映画「スタンド・バイ・ミー」(1986)のような昭和レトロ映画です。
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付 録 : 昭和レトロなノスタルジック映画としては、台湾が、舞台ながら、日本の原風景とそっくりの「トロッコ」 や 貧しい日本の村や町を移動していく見世物小屋をプロットにした「狼少女」などもお薦めの映画です。

(備考) 青文字部分を クリックすると過去に掲載した記事に飛びますので、よかったらご参考にしてください。




by blues_rock | 2019-04-28 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)