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心の時空

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a day in my life

色漆直しの金継ぎと拭き漆

普段使っている食器のキズを「色漆直しの金継ぎ」で修理してみました。
普段使いの修理は、色漆による直しが、気楽に出来て重宝です。
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古伊万里の呉須「千鳥文松竹梅窓絵」7寸皿に長く深い窯疵が、ありましたので錆漆で埋め呂色漆で整え浅葱漆で直しました。
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三角反り皿(一辺15㌢)に一箇所、窯疵が、ありましたので錆漆をいれ、全体の色調に合わせコバルト・ブルーの浅葱漆で直しました。
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高蒔絵小菊文の配(あしら)われたアンティーク小皿(経7㌢、たぶん明治期の有田窯)の縁のカケを刻苧で埋めて弁柄漆の下地に白漆で草文を描きました。
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今どきの丸皿ながら縁のカケが、おもしろくパテで元のように成形し呂漆で固め、弁柄漆のうえに白漆の露草文を蒔きました。
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どこにでもあるリキュール・グラスとビール・グラスのステム(軸=持ち手)が、味気ないので朱漆のうえに錫箔微塵粉を蒔き、梨子地漆で固め生正味漆を摺りました。
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木目の美しい四角盆を見つけましたので拭き漆にしました。
五枚が、それぞれ異なった木目で小ぶりながら裏表使える(リバーシブルな)菓子盆です。
a0212807_14250590.jpg犬も歩けば、棒に当たる です。
‘漆目’で街を歩けば、棒だらけ ‥ 時おり百均より安い万円棒(超掘り出し物)に ぶち当たったりするので アンティーク店(ユーズド・ショップ)覗きは、止められません。
コツは、「こんにちは、見せてください。」と気楽に入り‘衝動買い’をしないこと、グッと来る‘超掘り出し物’が、なければ、潔く立ち去ること、これを繰り返していれば‘超掘り出し物’は、向こうからあなたの前に出現します。

by blues_rock | 2019-02-18 00:08 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)