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心の時空

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a day in my life

焼き継ぎ の古伊万里呉須深皿 発見

a0212807_15400178.jpgたぶん幕末(江戸末期くらい)のころ、古伊万里の呉須深皿(経15㌢・立て5㌢)を「焼き継ぎ」したものでしょう。
呉須の釉(ブルー)が、少し薄いのは、良質な呉須(コバルト)釉薬が、幕末には、貴重となり 手に入り難くなっていたからと推察します。
三瀬のヴィレッジアンティークでいつものように掘り出し物を探していたら ‘キズ’ というシールに小さく価格を記してある格安古伊万里深皿を発見、キズの直し(接着)の痕跡(あと)が、少し気になったものの購入後、一旦外し、再度 糊漆できれいに繋ぎ直し「金継ぎ」しようと考えました。
深皿の汚れは、一時間ばかり漂白水に浸して中性洗剤で洗うときれいに落ちました。
接着部分を鋭利なカッターで弄ってみると非常に硬質で、いまの接着剤(ボンドなど)の類ではなく‘強固なガラス質のもの’であることが、分かりました。
磁器が、伊万里と呼ばれ一般庶民に高嶺の花であった江戸時代、現在(いま)では もう消滅した特殊な‘金継ぎ技法のひとつ’(金継ぎとは、陶磁器修理技法の総称)で、江戸時代普通であった「焼き継ぎ」の痕跡(あと)と気付きました。
「焼き継ぎ」について興味のある方は、こちら をご覧いただくとして、この貴重な江戸時代の文化遺産「金継ぎ生活史」の証拠品を私が、台無しにしてしまわな
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いよう保存することにしました。
骨董店(アンティーク・ショップ)に立ち寄ってみると時おりこんなレアな掘り出し物に出遭いますから骨董店覗きをなか
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なか止められません。

by blues_rock | 2018-10-28 00:08 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)