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心の時空

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a day in my life

生涯一膳、漆のお箸

普段使いのお箸は、どんなものをお使いですか?
私は、自分仕様の漆塗り(下写真)の、シンプルなお箸を普段から使っています。
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どうしても使い勝手の好いお箸を選んで使いますから、長年のうちに箸先が、傷んできますので、気づくとすぐ修理して使い続けています。
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漆のお箸は、きちんと直すと新品同様になりますので、生涯一膳、三度三度の食事を美味しくいただける漆塗りのお箸をお薦めいたします。 (上下の写真 : 「変わり塗り」による漆箸の新作)
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私は、若いお母さんたちにアドバイスしていますが、大切なわが子には、品質の良い子供の手になじむ‘お気に入り’のお箸を使わせて欲しいと思います。
a0212807_10443417.jpgこれもまた大事なことですが、お気に入りの食器でおいしい料理(やがて子供たちにとっておふくろの味になる)を囲み家族団らんで摂る食事、大人なら親しい人たちとの愉快な食事こそ(ミシュラン3☆でもイヤな人たちとの食事は、不味い)人生至福のひと時と私は、思います。
どんなおシャレをした妙齢の美人女性も食事するお箸の所作が、見苦しい(汚い)と百年の恋も一瞬のうちに消えてしまいます。
外食するとずっしり重いプラスチックのお箸、ささくれた割り箸などで食事する機会も多く、それは、仕方ないとしても、ご馳走の値打ちが、半減してしまうのは、残念なことです。
ともあれ、漆塗りのお箸は、一生もの、高額ならずとも‘お気に入り’のお箸を使い続けいつも美味しい食事をしていただきたいと思います。
お箸の食事文化は、アジア圏特有なもので日本のお箸が、今のようになったのは、普段の日本人の食事に欠かせない魚の小骨を箸先で摘まめるように改良されてきたからです。
中国では、竹の箸、木の箸、金属(銀)の箸、高級な象牙の箸など、韓国ならステンレス箸が、主流です。 (右写真 : 制作途中の漆塗り箸)
日本のお箸は、竹と木の素材が、主流ながら、この素材に漆を塗り加飾したお箸(日本の食事文化の象徴)も多く使用され、目にも美しい日本食をさらに美味し
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くいただけるよう箸置き(上写真)と併せ食事の場を演出しています。
箸先は、漆で固めると非常に強固になり漆の抗菌効果ならびに美しさと併せ、その利点が、絶大だからです。

by blues_rock | 2018-09-29 09:29 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)