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心の時空

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ヴィレッジ  シネマの世界<第867話>

a0212807_06154585.jpgスリラーとミステリーそしてホラーが、合体したような 猟奇的映画を撮らせたら、この人(監督)しかいないという個性を発揮する名監督 M・ナイト・シャマラン(1970~、1999年秀作「シックス・センス」、2000年「アンブレイカブル」)の2004年監督・脚本作品「ヴィレッジ」も期待に違わず秀逸な猟奇的映画でした。
その猟奇的な雰囲気を醸し出す映像が、また抜群、それもそのはず、最近でも2017年「ブレードランナー 2049」、2015年「ボーダーライン」、2013年「プリズナーズ」と数多くの秀作を撮影している名撮影監督のロジャー・ディーキンス(1949~)で、その先駆けとなる作品とあれば、さもありなんと頷けます。
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映画は、今から120年前1897年のアメリカ、ペンシルベニア州の広大な森に囲まれた小さな村が、舞台です。
深い森に囲まれ外界から隔絶して数10人が、自給自足しながら暮らす小さな村には、「決して村の向こうにあるa0212807_06160643.jpg森に入ってはならない」という奇妙な掟が、ありました。
村人が、掟を守る限り、森に住む‘怪物’は、村へ現れることはありませんでした。
映画は、冒頭ダニエルという少年が、疫病に侵され死亡、その葬儀シーンから始まります。
森の向こうにある町の病院に連れて行き薬を投与したら助かったかもしれないのに‘森にいる怪物’を恐れる村人は、それをしませa0212807_06160970.jpgんでした。
主人公として登場するのは、盲目ながら明るく利発な女性アイヴィー(ブライス・ダラス・ハワード 1981~、ロン・ハワード監督の娘)、閉塞した村を嫌い町に憧れる寡黙な青年ルシアス(ホアキン・フェニックス 1974~)、アイヴィーと仲の好い知的障害者のノア(エイドリアン・ブロディ 1973~)、アイヴィーの父で村の長老エドワード(ウィリアム・ハート 1950~)a0212807_06165857.jpgとその妻(シガニー・ウィーバー 1949~)、長老の一人オーガスト(ブレンダン・グリーソン 1955~)、村の青年ジェイミソン(ジェシー・アイゼンバーグ 1983~)たちで、それぞれの役柄を名女優、名優が、好演しています。
ある日、ルシアスは、森に入り森の中に生える植物の赤い実を摘んで村に戻りました。
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その夜、‘怪物’は、村中に動物たちの死体をバラ撒き、警告の赤い印を村に残していたため村が、大騒ぎになりました。
a0212807_06175388.jpgアイヴィーは、ルシアスが、好きで二人一緒にいるところを見たノアは、ルシアスにアイヴィーを奪われると衝動的にルシアスをナイフで刺しました。
瀕死のルシアスを救うには、町から医者を呼ぶしかありませんでした。
アイヴィーは、‘怪物’を恐れる村人を無視し両親の猛反対も押し切り自分で町へ医者を迎えに森に入りました。
a0212807_06175028.jpgスリラー映画の秀作「シックス・センス」と同様、このスリラー(ホラーかな)映画「ヴィレッジ」もシャマラン監督のセンスが、冴えていて、あっと驚く抜群のラストシーンを見せてくれます。
(上写真 2枚 : ウイリアム・ハート、ブライス・ダラス・ハワード、それぞれと打ち合わせるM・ナイト・シャラマン監督)

by blues_rock | 2017-02-24 02:24 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)