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心の時空

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a day in my life

フランス映画祭2018 in 福岡(前編)  シネマの世界<第852話>

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今年も恒例のフランス映画祭が、6月22日から24日までの3日間、西鉄ホールを会場に開催されました。
上映演目は、長編8本と短編1本、の計9本、私が、見たのは、長編3本と短編1本、の4本です。
a0212807_12062074.jpgまず、名優でもあるギヨーム・カネ(1973~、2016年「セザンヌと過ごした時間」)が、監督し、妻のマリオン・コティヤール(1975~)と共演した新作のギャグ・コメディ映画「ロックンロール(Rock’ n Roll)」を見ました。
主人公は、43歳の映画俳優 ギヨーム(ギヨーム・カネが、本人役で出演)とその妻 マリオン(実生活の妻 マリオン・コティヤールも本人役で出演)で、名優の二人が、本人役を大まじめに、可笑しく演じています。
脇を固めるのは、友情出演なのかどうか分からないもののフランスの名優ジル・ルルーシュ(1972~、2010年「この愛のために撃て」、2012年「テレーズの罪」)、アメリカから若手俳優ベン・フォスター(1980~)、図らずもこの映画が、遺作となったフランスで国民的人気のあったロックンローラー ジョニー・アリディ(1943~2017没 享年74歳)で、これまた74歳の現役ロックンローラー ジョニー・アリディ 本人役で出演しています。
俳優のギヨーム・カネ、43 歳は、人気もあり、愛妻と愛息との満ち足りた生活で、自然豊かな広大な別荘で趣味の乗馬を楽しみ、順風満帆の幸福な人生を送っているa0212807_12063650.jpgと思っていました。
しかし、ある日ギヨームは、映画出演のオッファーが、若い娘の‘父親役’ばかりで、昔のように若く美しい娘たちの恋人役のオッファーは、一つもないこと、仕事(映画の撮影現場)で共演する若い女優たちからも‘オッサン(中年)’扱いされていると知り、愕然としました。
a0212807_12070647.jpg現在(いま)のすべてが、「ダサい男」のイメージにつながっていると思い込んだ彼は、何とかしたいと考えました。
自分が、まだ十分に若く、男として「イケてる」証明をしようと、妻マリオンを始めマネージャーや友だち、プロダクションの呆れ顔をよそに、サプリメントやプロテインの大量摂取による肉体改造や激しい筋トレなどまわりの困惑と心配を無視してありとあらゆることに挑戦a0212807_12071872.jpgしました。
その甲斐あってギヨーム・カネは、それまでの彼と‘別人’のように大変身(笑えます)、やがてハリウッドからも映画の新しいオッファーが、来るようになりました。
マッチョな男に変身したギヨーム・カネが、とにかく可笑しく映画のメーキャップ技術のスキルアップに驚きます。 (下写真 : 長男マルセルを抱いた聖母マリアのようなマリオン・コティヤール)
a0212807_12075342.jpgさすが、名女優のマリオン・コティヤール、吹き出しそうになるのを逆噴射して、大真面目に演技しているのも見どころの一つです。(後編に続く)

by blues_rock | 2018-06-30 00:03 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)