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心の時空

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a day in my life

収斂(しゅうれん) する人生 唐塗り

漆の‛唐塗り‘は、‛若狭塗’や‛津軽塗‘など 秀吉の根来衆討ち(1585年根来寺焼討ち)で 全国に散った根来の漆職人たちの子孫による個性(オリジナリティ)豊かな漆工芸品になり生き続けています。
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現在、‛変わり塗り‘とも呼ばれ 数ある漆工芸のひとつです。 (上下写真 : 陶胎茶碗、外 銀箔、内 梨子地銀漆)
手間(作業工程)や暇(時間)は、かかりますが、必要なのは、技術より根気 ・・ 極論すれば、唐塗り(変わり塗り)
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に失敗はなく、失敗と思って中断していた仕掛品もまた諦めずに続けていると、不思議なことに One & Only の個性に 突然変身します。 (下写真 : 前に掲載した記事の最初の写真が、このように変化しました。)
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ともあれ 「焦らず 緩まず 諦めず」に 辛抱強く 続けていると 漆のミューズが、あるべき道に導いてくれます。
願えば叶う、叶わないのは、願う気持ち(と努力)が、足りないから ・・ 人生(C'est la vie)のようでもあります。

by blues_rock | 2018-05-01 00:01 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
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