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心の時空

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楽しい金継ぎ

ワレたりカケたりしたお気に入りの器に金継ぎ(漆による器修理の総称)するのは、楽しいもの ‥ シンプルな本金直しの金継ぎが、3口できましたので掲載いたします。
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玄洋窯(玄洋窯ギャラリー) 冨永陶工の高取中鉢です。
フチに一箇所カケが、ありましたので本金直しにしました。
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同じく、玄洋窯 冨永陶工の還元焼成(焼き締め)ぐい飲みです。
共継ぎで本金直しにしました。
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縁に大きなカケのある古唐津陶片皿を刻苧(こくそ)で直し、梨子地銀を蒔き青波文で加飾しました。
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今までせっせと呼継ぎし刻苧することばかりに専念してきましたので、これからは、少し複雑な加飾を施したシニア金継ぎにトライしたいと思います。

by blues_rock | 2018-03-07 00:07 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(3)
Commented by かわうら at 2018-03-06 10:09 x
刻塑は、サイボーグのように、新たな命を与えられたような雰囲気ですね。
Commented by かわうら at 2018-03-06 10:11 x
字を間違えました。からむしでした。塑では意味がとおりませんね。
Commented by blues_rock at 2018-03-07 18:22
教授、コメント、ありがとうございます。
え!? からむし?‥ 唐虫? どんな虫?と、むしという言葉に惑わされました。
からむしが、虫ではなく、植物(草)の名前とは、知りませんでした。
今日、教えていただき目からウロコが、また一枚落ちました。
聞くは、一時の恥、知らぬは、一生の恥 ‥ 恥、てんこ盛りの人生ながら「知るたびに」知った喜びでハッピーになります。
からむしは、「苧」と書き、刻苧の苧で、先人は、漆にからむし(苧)繊維を混ぜて、刻苧を作っていたのだと知りました。
縄文人の漆の発見、刻苧にからむし ‥ 先人の知恵には、驚きます。 ありがとうございました。

 
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by blues_rock