福岡市博多区の中洲大洋劇場で浜田省吾(1952~)のライブを楽しみました。
ロックミュージシャン浜田省吾の映像をデビュー以来撮り続けている映画監督(音楽映像ディレクター)板屋宏幸(1959~)が、2015年の「ON THE ROAD 2015」(ホールツアー)と2016年の「ON THE ROAD 2016」(アリーナ
ツアー)でのギグをMTVのようなイメージ映像も撮り入れて「旅するソングライター(Journey of a Songwriter)」と題してMCを入れず全30曲くらい2時間ライブで構成しています。
浜田省吾は、広島出身で現在65歳、私が、広島出身のソングライターのロック・ミュージシャンから受ける印象
は、
吉田拓郎(1946~ 鹿児島生まれ)しかり、矢沢永吉(1949~
キャロル時代は好い) 、奥田民生(1965~)しかり、皆な骨のある(ロック魂をもった)ソングライターなので彼らのファンが、カルト映画ファンのようになるのも頷けます。
余談ながら、名古屋や大阪にいたころ何度かコンサートに行った
スターダスト・レビュー(スタレビ、1979年デビューなので間もなく40年)のファンもこれまた熱狂的 ・・ 久しぶりに昨年12月の福岡サンパレスに行ったライブでそれを改めて感じました。
浜田省吾は、9歳の時ビートルズの「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴き感動、芸能週刊誌に載った ‘
ビートルズ’ を見て、どの人が、ビートルズ?と質問したとか ‥ デビューして40年たった現在もコンサートツアーを続ける「旅するソングライター」 65歳のロックミュージシャン 浜田
省吾に「三つ児の魂、百まで」を感じます。
聴くに耐えない、見るに恥ずかしいとてもミュージシャンと言い難いフェィクな連中が、跋扈するポップス業界で彼らのような筋のあるソングライター(女性では
中島みゆき、
椎名林檎かな)の活躍は、日本のポップスもやっと世界レベルに近付いたかなと思うこのごろです。
映画のフライヤーもサイト情報も見ずに「旅するソングライター」を見に行きましたので期待した私の好きなバラード「
もうひとつの土曜日」が、聴けなかったのは、少し残念でした。