ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

マリリン・モンロー 7日間の恋  シネマの世界<第806話>

新作映画に出演するたびに名女優になっていくアメリカの女優 ミシェル・ウィリアムズ(1980~)が、ハリウッドの大女優であったマリリン・モンロー(1926~1962)当時31歳を演じ、共演のイギリスの名優エディ・レッドメイン
a0212807_07240241.jpg
(1982~)は、マリリンお気に入りの青年(第三監督つまり雑用係)コリン・クラークを演じています。
映画の舞台は、1957年のロンドン、イギリスの名優 ローレンス・オリヴィエ(1907~1989)が、自ら製作・監督・主a0212807_07244725.jpg演する映画「王子と踊子」の踊り子役にマリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ)をキャスト、結婚(再婚)間もないマリリンは、劇作家の夫アーサー・ミラーを伴い、イギリスのヒースロー空港に到着するところから7日間のマリリンの物語が、始まります。
当時のマリリンは、パーソナリティ障害(詳しくは境界性パーソナリティ障害、情緒不安定パーソナリティ障害)による鬱状態で不眠症ということもありアルコールと不眠による睡眠薬の常習でいつも撮影をすっぽかし朦朧(もうろう)としていました。
映画「王子と踊子」を製作・監督・主演する ローレンス・オリヴィエ(当時の妻がアメリカの女優ビビアン・リー)は、密かなファンでもあるハリウッドの大スター マリリン・モンローを三顧の礼で迎えながら、マリリンの精神状態が、ボロボロで、とても撮影できるようなコンディションではありませんでした。
a0212807_07251638.jpgオリヴィエ監督は、映画の仕事を探している友人の息子コリン・クラーク(エディ・レッドメイン)を採用、第三監督という名目の雑用係にしてマリリン・モンローと自分の連絡係、兼監視(様子見)役にしました。
マリリンは、映画業界に擦れていないコリンを気に入り、ストレスで鬱屈している自分の姿をストレートにさらけ出し、昼夜問わず彼を自宅に呼び出して自分の傍にいるようa0212807_07253123.jpg仕向けました。
コリンは、大スターで美人女優のマリリン・モンローが、女性として見せる素直な姿に魅せられ恋をしてしまいました。
映画のプロットは、コリン・クラークの回想録「My Week with Marilyn」(マリリンとの私の一週間)が、原作なので的確なタイトルは、こちらのほうです。
マリリンは、自分と真っすぐ向き合うコリンが、好きで恋というより、世界的な大スターa0212807_07254007.jpg女優としての自分に疲れ果てた孤独な心を癒してくれる純朴な青年コリンへの信頼でした。
監督は、テレビ映画出身のサイモン・カーティス監督(1960~)で、2011年映画「マリリン・モンロー 7日間の恋」が、長編映画監督デビュー作品ながら2015年には、秀作「黄金のアデーレ 名画の帰還」を撮っていますので、素地に実力を具えた映画監督でした。
この映画でローレンス・オリヴィエを演じたのは、ローレンス・オリヴィエの再来と称えられるイギリスの名優 ケネス・ブラナー(1960~)です。
現在公開中の「オリエンタル急行殺人事件」は、ケネス・ブラナーが、製作・監督・主演した作品なので映画ファンの方は、この「マリリン・モンロー 7日間の恋」で、ケネス・ブラナー演じる ローレンス・オリヴィエの奮闘ぶりに重ね合わせながらご覧になると面白いかもしれません。
a0212807_07254563.jpg
ミシェル・ウィリアムズには、夭折の名優 ヒース・レジャー(1979~2008病没、享年28歳)との間に彼の忘れ形見である娘のマチルダ=ローズ(2005~)が、います。
a0212807_08262732.jpg
マチルダ=ローズ(目元が、父ヒース・レジャーそっくり)は、いま13歳、名優(と名女優)の血を引く子供として彼女もまた将来スクリーンに登場する日が、あればいいなと、二人のファンである私は、密かに期待しています。

by blues_rock | 2018-01-23 01:23 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)