名女優ニコール・キッドマン 最新作「シークレット・アイズ」 シネマの世界<第638話>

名だたる巨匠監督の映画に主演、作品もサスペンス・ミステリー・アクション・ホラー・ロマンス(恋愛もの)と多種多彩、歴史ストーリーから社会派ドラマ、作家性の強い作品、その役柄も才気煥発な女性や情熱的な女性、さらに狂気の女から殺人犯まで実に幅広く映画を見た者に、ニコール・キッドマンしか演じられないと思わせるところが、彼女のスゴイところで、その演技力も映画関係者に高く評価されています。
美人にして抜群のスタイル(身長180㌢)、50歳前なのに美貌衰えず、贅肉のない引き締まった肢体(「虹蛇と眠る女」でフルヌードのシーンが見られます)と併せ秀逸な演技力(アカデミー賞主演女優賞ほか多数受賞)をもつ名女優ニコール・キッドマンながらプライベートは、短編小説を書き、家庭菜園で野菜を育て、家族や親しい友人らとボーリングするのが、趣味といたって地味、また
4人の子供(息子1・娘3)の母親であり実像は、聡明で知能指数も相当高いようです。さて、今夜は、現在公開中のニコール・キッドマン最新作ビリー・レイ監督(脚本家で「キャプテン・フィリップス」の脚本執筆)作品「シークレット・アイズ」から紹介します。
アルゼンチン映画の秀作「瞳の奥の秘密」のリメイク映画(というより リ・イマジネーション映画)で、検事補クレアを
ニコール・キッドマンが、演じています。最愛の一人娘を殺されたFBI捜査官ジェスにジュリア・ロバーツ(1967~)、検事補クレアを愛するも告白せず親友ジェスの娘の犯人犯を13年間追い続ける元テロ担当FBI捜査官レイにキウェテル・イジョフォー(1974~、「それでも夜は明ける」主演)、この名女優と名優3人の演技アンサンブルを楽しむミステリー映画です。
映画のストーリーは、現在と13年前の事件をフラッシュバックさせながら展開していきます。この映画でのニコール・キッドマンの凛とした検事補クレアぶりも魅力的ながら同年の名女優ジュリア・ロバーツが、演じる愛娘を惨殺された母親クレアの狂乱した迫真の演技と虚脱し心神喪失した狂気漂う入魂の演技は、ジュリア・ロバーツが、女優として見せた新境地で必見です。
(「虹蛇と眠る女」に続く)

