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心の時空

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a day in my life

漆で遊ぶ

瓢箪(ひょうたん)の形をした木皿(栃、径30㌢)に惹かれ、拭き漆の2作目にトライ( 1作目は焼杉盆拭き漆)‥
これは、まあまあイメージどおりに出来たように思います。
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拭き漆は、良い木地の素材と漆が、あれば、どなたでもできます。
メールいただければ、にわか拭き漆師が、ワンポイントアドバイスしますのでトライしてみてください。
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近所のユーズトショップでサカナの形をしたおもしろい木鉢(25㌢、輸入材ワニス塗り)を見つけました。
悪戦苦闘している金継ぎ作業の合間に気分転換しようと表面のワニスをペーパーで砥ぎ落とし根来塗りの魚鉢
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にしようとトライするも今一つの出来でした。
再度、呂漆を塗り、赤の色を変え、本朱漆を塗ったら深い朱の色が、やけにきれいなので本朱漆の魚鉢に早変
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わり、漆遊びの好いところは、いつでも心変わり OKで自由に遊べること‥されど根来の魚鉢にもまだ未練がありますので、これからも二転三転していくでしょう。
by blues_rock | 2016-06-14 00:04 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(2)
Commented by j-machj at 2016-06-14 23:34
これ、blues_rockさんが仕上げられたのですか?
お見事です。
こういうものって、その国の風土を表してますよね。

一度、イギリスのジャガーの工場見学に行ったことがあるのですが、ウォールナットと呼ばれるくるみの木の木目パネルの製造工程を見たときは、これって車の生産をしている工場なのかな?と思えてしまう、クラフトマンシップでしたよ。
Commented by blues_rock at 2016-06-16 03:37
漆という万能のメディウム発見した古代日本人(日本列島の先住縄文人)は、ノーベル賞もの、天才の叡智(ひらめきと創造)を有していました。
渡来人(弥生人)の子孫である私たち日本人は、漆を創意工夫して漆器(Japanese)を芸術品にまで高めました。
先祖のご威光に憧れ、末裔の私は、今に伝わる拭き漆、塗り漆に挑戦してみました。
拭くだけ‥塗るだけ‥コロンブスの卵です。
古代日本人のDNAは、私の血の中にも、わずかながら有ったようです。
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by blues_rock