古唐津銅継ぎ網文蒔絵小皿と古絵唐津陶片弁柄小皿
手間のかかる漆工芸‘金継ぎ’の伝統技法から脱線し、このところ‘漆遊び’ばかりしていた私ですが、蒔絵名人の講師の方から教わった網文蒔絵にトライしました。蒔いて(描いて)眺めては、消しを繰り返し、やっと完成した処女作が、「古唐津銅継ぎ網文(あじろもん)蒔絵小皿」です。
いま他にも二つ古唐津皿の網文を仕かかっていますが、さてどうなることやら?‥無事、完成した暁には、ご紹介したいと思います。
手元にあったきれいな古絵唐津の陶片をしばらくそのまま眺めていましたが、漆遊び好きの悪いクセで何かしたくなり、まわりをルーターで整え、錆漆の下地に弁柄漆で仕上げました。
陶片そのままが、良かったかもと迷いつつ、変形の古絵唐津小皿として使えば、それはそれでおもしろいかな‥と思っています。金継ぎ工芸会からのお知らせ
来たる4月29日~5月5日(ゴールデンウィーク期間中)「唐津やきもん祭り」に “金継ぎ工芸会作品展”(唐津市中心市街地 アーケード街)を開催いたします。
金継ぎに興味のある方は、百聞は一見に如かずと申しますから、ぜひこの機会にご覧ください。
詳しくは、金継ぎ工芸会HPでご確認ください。
師、黙して語らず‥お手持ちの作品を二、三、拝見して愕然、まだまだ‥私の目からウロコで、発見したのは、二つの ‘力(チカラ)’ の差でした。
一つは、技量。 これは、幕下が、三役と相撲を取るようなもの、猫だましか、向こうスネの蹴たぐりしか技の掛けようもありません。
もう一つは、力(つまりパワー)の差、ジャム瓶のフタさえ満足に開けられない非力な私に決定的に足りないものでした。
漆を砥ぎ、磨くには、強力な(かつデリケートな)パワーが、不可欠であることを講師先生沈黙の実技指導で学びました。
このところ、指・手の平・腕が、しびれ攣(つ)りそうです。
金継ぎに‘筋トレ’が、必要だとは、知りませんでした。

