高齢者在宅介護事業所 森の家
福岡市南区の柏原地区は、福岡市南区油山の東裾野と筑紫郡那珂川町片縄山北の麓(ふもと)に広がり、福岡市内ながら野生のイノシシ・サル・アナグマ・タヌキ・イタチなどが生息し、いまでも時おり施設の回りに出没(こちら)いたします。
樋井川は、糠塚川のほかいくつかの支流が、桧原で一つの川となり、福岡市内を南から北へ大濠公園の西方を流れ、河口の百道浜(福岡ヤフードームの西)を経て博多湾に流れています。 (下写真:森の家で花火遊びをするハナ=ミズキ・ラムナラインちゃん 2歳)
私たちの2施設は、この国の繁栄を支え、家庭を築き、子を成して、いまや老いて高齢者となり介護の必要な方々が人生の最期まで‘自宅で暮らせる’よう在宅介護を支援、同時にいつまで続くか分からない介護への家族の不安解消と介護負担の軽減協力、さらに介護疲れによる共倒れ防止を目指した介護支援に取り組んでいます。
現在、私たちの2施設では年間延人数にして8千名強のご利用があり個人差はあるにしろほとんどの方が認知症を患っておられます。
高齢者の方々に共通する願いは、死ぬまで自分の家(うち)で暮らしたい、長年生活し愛着のある地域で老後を送りたい、ということに尽きます。 (下写真:森の家から車で10分、油山「もーもーらんど」牧場にて ハナ=ミズキちゃん母娘)
しかし、現実は厳しく、老いた親の介護を家族のダレが看るのか、あるいは介護に明け暮れ蓄積した疲労で共倒れ寸前という家族の事情で老人ホーム入居が、決まり‘お別れ’のとき見せられる高齢者の哀しそうな表情に在宅介護の限界を感じたりもします。
ともあれ、明日は、わが身‥私たち全員、やがてやって来る近未来のわが姿を私は、いつも想像しています。
高齢者在宅介護に関心のある方は、右カテゴリー「高齢者介護(認知症)」をご覧ください。