ほんの二つで死んでゆく
そんな世界に冠たるパラサイト福祉国家ニッポンの愚かな親たちは、子供のしつけが一番大切な幼少年期に放任し、学校教育は、モンスター・ペアレンツとのイザコザを避け事なかれ主義‥人として最も重要な‘権利と義務’という自由と民主主義の要諦を子供たちは、ダレからも教わらず、そのまま未成熟な大人(欲情性人)になります。 (写真:九州ロマンチック街道から)
十代で妊娠し望まぬ出産で生まれた子供は、若い親に虐待され‘ほんの二つで死んで逝く’、そんな悲しい星の下に生まれた幼い子供たちの魂を一体ダレが、救済するというのでしょうか?
先日のニュースで、産んだ母親は、子育てを放棄し家出したまま行方知れず、親の自覚なき父親からは、虐待され水も食べ物も与えられず一週間放置された挙げ句、最期にかすかな声でひと言「‥パパ」とつぶやき、死んでいった幼い子供のことを伝えていました。
この無垢な幼子の魂は、ダレが、救済するのでしょうか?
神さま?仏さま?‥いえ、いえ、このままでは、来世の地獄で、業火に焼かれるであろう現世の衆生(すじょう)たちが、この幼子の魂を救済せねばなりません。
「ほんの二つで死んでゆく」(こちら)は、残酷な親(鬼のような大人)に虐待され死んで逝ったすべての子供たちに捧げる鎮魂歌です。
ちょうど自分のブログで「ダーウィンの悪夢」をとり上げた時に、このような記事を見て共感を持ちました。
平和であるはずの日本も先進国なりの病巣をかかえているわけですよね。
親の虐待のニュースを見るたびに、やりきれない気持ちになります。