2001年宇宙の旅(前編) シネマの世界<第115話>

映画の冒頭シーン、400万年前に一匹の猿が、第一のモノリスに触れたことで、道具を使うことを覚え類人類に進化、さらに道具を武器に戦争を学び人類は、進化を続け‘科学と技術’を手に入れ宇宙へ飛び立ちました。人類は、月で第二のモノリス、木星で第三のモノリスと出会い、第四のモノリスに導かれ宇宙の旅を続けながら永遠の命“スターチャイルド”となるところで映画「2001年宇宙の旅」は、終わります。
映画製作の天才スタンリー・キューブリック監督(1928~1999没、享年71才))のSF三部作の二作目が「2001年宇宙の旅」で、映画は1968年4月アメリカで初公開されました。



キューブリック監督は、自ら共同脚本と監督(および特殊効果監督)・製作を担当しました。映画製作における完全主義者キューブリック監督の面目躍如です。
この映画の企画は、1964年にキューブリック監督が、イギリス人の友人で著名なSF作家アーサー・C・クラークに「語り継がれるようなSF映画を作りたいが何か良いアイディアはないか?」と声かけ、二人の‘2001年宇宙の旅’は、始まりました。
キューブリック監督の映画への意欲と情熱は、“存在しない撮影技術なら作れば良い”、“人間が想像するすべてのイメージは必ず映像にできる”という強い信念に支えられ、1968年映画「2001年宇宙の旅」は、完成しました。
それは、今までダレも見たことのない斬新で、画期的な映像でした。(後編に続く)
(左写真;宇宙ステーションのセット内で演技指導するキューブリック監督)

