月の名前
旧暦8月15日の十五夜「中秋の名月」を過ぎてから月の出は遅くなり、十六夜(いざよい)、そして立ちながら
現代でもフォークロック・ミュージシャンの吉田拓郎は、「旅の宿」で‘上弦の月’、「祭りのあと」では‘臥待月’を歌いました。
日本の四季、一月(ひとつき)を二つに分けた二十四節気、さらに5日毎の七十二候(今はもう使うこともありません)と自然のデリケートな季節変化を肌で感じて生きてきました。
いま大気圏で増え続けているCO2による地球の温暖化が、ゆっくり確実に気温を上昇させていく気候の変化に人類は、次第に鈍感になってきています。
人類は、やがて「ゆでガエル」になる、私は、ふとそんな不吉な予感に囚われました。