ビートルズ50周年メモリアル ‥ 第11夜「ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム 1968)」
真っ白なジャケットに「The Beatles」とエンボス(浮き彫り)加工されただけのアルバム・ジャケットなので通称「ホワイト・アルバム」と呼ばれています。
2枚組30曲を収録、4人の多種多様な楽曲で構成されており、現代音楽のすべてが、入っていると言っていいくらいバラエティ溢れるアルバムです。
ビートルズとプロデューサーのジョージ・マーティンは、「ホワイト・アルバム」のレコーディングに8トラック・レコーダーを使用、ビートルズが4人そろって演奏する必要もなくなりました。
そのため4人それぞれの楽曲を集めたアルバムで、ビートルズとしてのコンセプトがないと評されました。
そんな批評に対して、ポール・マッカートニーは、「ビートルズのホワイト・アルバムだぞ。黙れってんだ。」と言っています。
ポールが、言っているように、このアルバム2枚組全30曲を聴くと正しくビートルズの「ホワイト・アルバム」でした。
アルバム「ザ・ビートルズ」は、ビルボードで9週第1位を獲得、キャッシュボックスでは、12週第1位を獲得しました。