ノーキー・エドワーズ‥ベンチャーズ
1959年の結成で、1960年「ウォーク・ドント・ラン」でデビュー、1964年「パイプライン」がヒット、1965年ベンチャース・サウンドの代表作となる楽曲「ダイアモンド・ヘッド」・「10番街の殺人」・「キャラバン」・「クルーエル・シー」‥と数々のヒット曲を続けてリリースしました。
リード・ギターのノーキー・エドワーズが脱退する1968年までが、私にとってのベンチャーズでした。
「パイプライン」の演奏中に「キュ、キュ」という音が入り「あの音はなんだろう?」と不思議で仕方がありませんでしたが、後年友人からリード・ギターのノーキー・エドワーズが、指の爪で弦を引っ掻いて演奏している音と聞き驚きました。
有名になった日本人ギタリストの多くが、ベンチャーズを聴いて胸をときめかせてギターを習い憶え、とくにノーキー・エドワーズのギターのコピーをすることで、きっと夢を膨らませていただろうと想像できます。
以前ギターの上手い友人に尊敬するギタリストはダレかと訊ねたことがありました。
すると彼は迷わず‥ノーキー・エドワーズ!自分にとっては神様だ、と答えました。