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心の時空

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a day in my life

アルゼンチンの若手映画監督ロドリゴ・グランデ(1974~)による2016年クライムサスペンス映画「エンド・オブ・トンネル」もフレンチノワールと一味ちがったハードボイルドな映画です。
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主人公のホアキン(レオナルド・スバラーリャ 1970~)は、交通事故により妻子(娘)を失くし、自らも後遺症(下半身麻痺)で車椅子生活を余儀なくされ、自宅に引きこもり外との接触を避けて孤独な日々を送っていました。
a0212807_02484.jpg貯金もなくなりホアキンは、生活のために自宅アパートの2階を貸し出すことにしました。
行くあてのない幼い娘を連れたストリッパーのベルタ(クララ・ラゴ 1990~)が、どうしても借りたいと押しかけ、ホアキンの意思を無視して住み始めました。
a0212807_0255053.jpg暮らしていくうちにホアキンの沈んだ心も生前の妻子の姿を懐い浮かべることで慰められ少しずつベルタ親子(母娘)と打ち解けるようになりました。
ある日、ホアキンは、一日のほとんどを過ごす地下室で壁の向こうから聞こえてくる隣室の奇妙な音を聞きました。
壁の穴にマイクロカメラを入れ盗聴するとなんと銀行強盗団が、隣室地下室の下にトンネルを掘り、隣接する銀a0212807_0302156.jpg行の金庫を襲撃している現場でした。
さらに、ベルタは、銀行強盗団のボス(パブロ・エチャリ 1969~ 出演/製作ならびに製作総指揮)の情婦でホアキンに気づかれないよう監視役として命令され送り込まれた女性でした。
ホアキンは、ギャングたちに気づかれないよう現金を掠(かすめ)取る計画を考え、金のために強盗団のボスに利用されているベルタと幼い娘を貧困
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の泥沼から救い出すことにしました。
主人公を下半身麻痺の障害者にして車椅子を道具に使うグランデ監督の斬新な演出は、ベテラン撮影監督a0212807_0352068.jpgフェリックス・モンティ(1938~ 2009年「瞳の奥の秘密」の撮影監督)のダークな映像と相俟って好い味のアルゼンチンノワールを醸し出しています。
# by blues_rock | 2017-06-24 00:24 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_11123858.jpg2014年制作のフレンチ・ノワール映画「コルト45 孤高の天才スナイパー」(原題「Colt 45」)は、リュック・ベッソン監督の1990年作品「ニキータ」を想わせるテンポの好いアクション映画ながら、パリ市警の殺人捜査科と特殊犯罪捜査科の内部対立、フランス軍テロ対策特殊部隊の有無を言わさぬ介入、現金強奪グループや麻薬密売組織などのギャング団が、入り乱れ、ド派手な銃撃戦を繰り広げるノワールなドラマです。
主人公のパリ市警の若き警察官ヴァンサン(イマノル・ペルセ ベルギーの若手俳優 プロファイル詳細不明)とヴァンサンの先輩同僚でベテラン刑事クリスチャン(フランスの名優ジェラール・ランヴァン 1950~)のほか映画に登場するのは、パリ市警察の刑事、フランス軍特殊部隊隊員、強盗グループや麻薬組織のギャング団ながら、どの顔も人相悪く、映画をしっかり見ていないとダレが、善玉で悪玉なのか、見ている方は、区別が、つかなくなり次第に‘重大事件(凶悪犯罪)’に巻き込まれていく天才狙撃手のヴァンサンは、果たして善人なのか、悪人に利用される彼らの手下なのか、分からなくなっていきます。
a0212807_11144511.jpgストーリーは、パリ市警武器庫管理係のヴァンサンは、まだ25歳ながらまわりのダレもが、認める射撃の天才でパリの警察学校で射撃を教える教官でもありました。
ヴァンサンの射撃能力を高く評価するパリ市警の犯罪所管部署やフランス軍特殊部隊は、ヴァンサンを引きぬこうとしますが、人間関係より銃器を愛し他人(ひと)と付き合うのを避ける彼は、内勤の武器庫管理a0212807_11155376.jpg係を続けたいと上司に伝えます。
しかし、ヴァンサンの思いとは、裏腹にヴァンサンの狙撃能力を利用しようとする陰謀が、密かに進行していました。
この後は、映画を見てのお楽しみということにして軍が、目的(テロ対策の大義名分)のために警察を駒のように扱い、警察は、警察で犯罪捜査と事件解決のためにお互い協力し合うのではなく縄張り争いを繰り広げ内部対立、犯a0212807_1117264.jpg罪捜査のためなら手段選ばずギャングたちを脅して利用します。
「コルト45 孤高の天才スナイパー」は、銃撃戦のシーンが、多く、どのシーンもリアリティにあふれ迫力あり、ベルギーの監督 ファブリス・ドゥ・ベルツ(1972~)の演出を上手いものだと感心していたら、銃撃戦などの戦闘シーンは、元SAS隊員をアドバイザーとしてa0212807_11185131.jpg迎え(冒頭アドバイザーの元SAS隊員本人がアメリカ軍特殊部隊の将校役で出演)、リアルな銃撃戦の演出をアドバイスしてもらったのだそうです。
孤独なヴァンサンに好意を持つベテラン女性刑事にアリス・タグリオーニ(1976~ 「ブルゴーニュで会いましょう」)が、紅一点で出演しています。
a0212807_11213716.jpg映画ラストのシークエンスは、まさに「ニキータ」の冒頭のようで、警察官を殺したニキータが、その殺しの手際の良さで、殺しの才能を国家権力に見こまれ、非合法な司法措置により過去をすべて抹消され暗殺者(アサシン)として教育されるシークエンスに似ていました。
# by blues_rock | 2017-06-22 00:22 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
江戸時代後期の古伊万里色絵 花鳥扇皿一枚の中央(半月部分)に小さな窯疵が、ありました。
窯疵のうえから白釉が、かけられているので疵は、素焼きしたときにできたものと推察、気にならない窯疵でし
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たが、見たとたん私は、この皿に月を入れて ‘花鳥風月’ の色絵扇皿にしようと思いました。
こうして、世界で One & Only の古伊万里色絵 花鳥風月 扇皿(銘 銀の半月)が、完成しました。
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当初、半焼成気味であったこの古い皿は、縁が欠け、皿の中央部に高台に抜ける深い底割れもありました。
玄洋窯で再焼成してもらったところ灰釉(自然釉)が、かかってたようで渋いシックな色に仕上がりました。
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底割れ(亀裂)を刻苧と錆漆で埋め呂漆で固め、錫粉3と銅(ブロンズ)粉2のブレンド粉を蒔いて仕上げました。
金継ぎ教室の無料教材(高級料亭の疵あり向付舟皿)を2枚分けてもらい、縁の欠け疵を錆漆で固め真鍮粉を
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蒔いて使えるように再生しました。
# by blues_rock | 2017-06-20 00:02 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
フランスの哲学者サルトルの短編小説「指導者の幼年時代」をアメリカの俳優ブラディ・コーベット(1988~ 2011年23歳のときランス・フォン・トゥーリア監督作品「メランコリア」に出演)が、脚本を書き初めて長編映画の監督に
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挑戦した作品「シークレット・オブ・モンスター」を紹介します。
心理ミステリー、スリラー映画ながら、コーベット監督の演出は、どこかホラーっぽく、ベネツィア国際映画祭で
a0212807_8574777.jpg審査委員長を務めたジョナサン・デミ監督(1990年の傑作スリラー映画「羊たちの沈黙」の監督)が、ベネツィアで上映された「シークレット・オブ・モンスター」を見て、‘身震いする緊張感、戦慄の映画’と大絶賛、ベネツィア国際映画祭で監督賞と初長編作品賞を受賞しました。
映画は、第一次世界大戦末期の1918年、戦争終結の条約策定のためにパリ郊外のベルサイユに赴任したアメa0212807_924899.jpgリカ政府外交官(国務次官補)の幼い息子(美少年)を主人公に、第一次世界大戦もまだ終結しない中、早くも次の第二次世界大戦前夜を予兆させるファシズムの台頭(独裁者の登場)を描いています。
‘戦争の世紀’と呼ばれる20世紀初めの不穏な空気を漂わせた映像は、奇才コーベット監督の類稀な演出と相まってイギリスの撮影監督ロル・クローリー(1974~)の ‘闇’ を強調したカメラワーク、さらに映画音楽を担ったロックミュージシャン a0212807_944351.jpgスコット・ウォーカー(1944~ ロックバンド「ウォーカー・ブラザーズ」リーダー)による不気味にして不穏な不協和音が、映像とシンクロし幼い少年の心の歪みや、やがて大人の手に負えない狂気のモンスター(怪物=独裁者)に変貌していくさまを見事に表現しています。
不気味に歪んでいく美少年プレスコットを9歳の映画初出演のトム・スウィートが、‘次第に歪み 狂気のモンスa0212807_9164289.jpgターに変貌していく姿’ を見事に演じています。
子役俳優のトム・スウィートは、正しく天才的な演技才能をもった小さな名優と言っていいでしょう。
息子のプレスコットを厳格に教育し躾ける信心深いカトリック教徒のドイツ人母親をフランスの名女優ベレニス・ベジョ(1976~ 「アーティスト」、「ある過去の行方」など名作に多数出演)a0212807_917577.jpgが、一人息子のプレスコットによそよそしいアメリカ政府外交官(国務次官補)の父親をアイルランドの名優リアム・カニンガム(1961~ 「麦の穂をゆらす風」、「ハンガー」など名作に出演)が、さらにプレスコット少年の家庭教師としてフランスの新鋭女優ステイシー・マーティン(1991~ 「ニンフォマニアック」、2015年「パレス・ダウン」に主演)が、それぞれ心理描写の難しい役柄を見事に演じています。 (下写真 : ブラディ・コーベット監督)
a0212807_92155100.jpg登場する人物を後ろから撮った映像のエロティシズム、まわりの大人で唯ひとり自分にやさしかった家政婦の老婆を母親が、息子を甘やかすという理由で解雇し屋敷から追い出す時に見せるプレスコット少年の精神を崩壊させる表情、ベルサイユ条約調印を祝うホームパーティーの席上で、ホストである父親を無視し母親の命令を拒否する幼いプレスコット少年に解き放たれモンスターぶりは、この映画の見どころと云って良いでしょう。
# by blues_rock | 2017-06-18 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_330742.jpgドイツの俳優 ティル・シュヴァイガー(1963~)が、主演し製作を担った超弩(ど)級のリベンジアクション映画「アウトサイダー」(原題「Off Duty」)を今夜は、紹介します。
この手のB級ながら(つまらないと云う意味ではありません)超弩(ど)級のリベンジアクション映画でティル・シュヴァイガーに対抗できる俳優は、いまやイギリスの ジェイソン・ステイサム(1967~)くらいでしょう。
超弩(ど)級のリベンジアクション映画のシンボルと云えば、1988年から2013年まで5作シリーズで製作された「ダイ・ハード」で主演したアメリカの俳優ブルース・ウィリス(1956~)で、決して屈しないハードボイルドな中年男の象徴a0212807_564445.jpgでした。
この2016年ドイツ映画「アウトサイダー」のプロット、娘から嫌われているハンブルグ警察のアウトロー刑事でダメ父親が、事件に巻き込まれた愛娘の命を守るために犯罪組織と戦うストーリーは、2008年から2014年まで3作シリーズで製作されたフランスの超弩(ど)級リベンジa0212807_571399.jpgアクション映画「96時間」と重なるところあるものの元CIA工作員の父親を演じたリーアム・リールソン(1952~)のスマートなリベンジアクションに比べティル・シュヴァイガー演じる全身血(傷)だらけになり手段を選ばず拉致された愛娘を救おうとするアウトローな野獣刑事の典型的な超弩(ど)級リベンジアクション映画です。
a0212807_524137.jpgドイツの俳優ティル・シュヴァイガーは、製作・主演・脚本を担った1997年のロードムービー「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」で一躍有名となり、2009年映画「イングロリアス・バスターズ」、2012年映画「クーリエ 過去を運ぶ男」でハードボイルドな男優ぶりを発揮しています。
a0212807_524322.jpg「アウトサイダー」は、ドイツ製作のテレビ劇映画「ニック NICK」シリーズの劇場版としてドイツの監督クリスチャン・アルバート(1974~ テレビ劇映画「ニック NICK」シリーズの監督)が、監督・製作を、同シリーズの脚本を書いたクリストフ・ダルンスタットもまた劇場版「アウトサイダー」の脚本を担っています。
a0212807_527191.jpg映画の舞台は、テレビの「ニック NICK」シリーズが、ドイツの港湾都市ハンブルグであったのに対し「アウトサイダー」は、ドイツ、トルコ、ロシアと拉致された愛娘の行方を追うダイ・ハードな父親にして野獣刑事ニックの姿を描きます。
a0212807_5274719.jpgニックの娘役でティル・シュヴァイガーの実娘ルナ・シュワイガー(1997~)が、出演しています。
超弩(ど)級のハードボイルドなリベンジアクションものが、お好きな方にお薦めの映画です。
# by blues_rock | 2017-06-16 00:06 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
金継ぎした‘ダチョウの卵’ にエアプランツ (Air Plants=空中植物) を入れて遊んでいたら ‘エアプランツ園芸’ にのめり込んでしまいました。 (下写真 : ‘ダチョウの卵’ の中ですくすく育つエアプランツ)
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エアプランツとは、アメリカ南部、中央アメリカ、南アメリカ、カリブ海諸島に分布している自生植物「チランジア」のことです。
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チランジアと云ってもその種類は、600種余りあるそうです。
普通、植物は、土から養分と水分を吸収し成長をします。
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だが、エアプランツは、土が、なくても 空気中の水分を吸収して成長します。
湿度60%以上で微風が、あれば水やり不要ながら 室内に置いて観賞されるのであれば、春から秋にかけては、
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週1、2回(空調による室内の室温・湿度状態による)霧吹きでミスティング(噴霧散水)しなければなりません。
うっかり水やりを忘れたり、長期不在(出張・お出かけ)で、もしエアプランツが、萎れていたら水に2、3時間(~
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5時間、それ以上だとエアプランツは、酸欠死!) くらい浸してソーキング(浸水)すると再生復活します。
無精者の私にとつてエアプランツは、お手軽、お気楽園芸です。
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身の回りにある器に入れて(あるいは置いて)自由にアレンジして棚の隅や食卓ならびに机の上に飾ったり、枯木や流木に付着させて細紐や針金で吊るしたりと色々なレイアウトが、可能です。
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# by blues_rock | 2017-06-14 00:14 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(0)
カナダの鬼才監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ(1967~)の新作SF映画「メッセージ」を博多区住吉のキャナルシティ13(福岡市内の上映館がユナイテッドシネマだけとは、嘆かわしい)で見ました。
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アカデミー賞8部門にノミネートされただけあって「すばらしい!」の一言です。
ヴィルヌーヴ監督独特の演出のすばらしさは、言うまでもありませんが、特筆すべきは、ハイクオリティな映像と
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音楽(サウンドトラック)さらに、これと相まった音響が、秀逸で芸術の域にあり音響編集を担当したカナダの音響編集技師 シルヴァン・ベルマーク(1968)が、アカデミー賞音響編集賞を受賞しています。
a0212807_8551573.png音楽(サウンドトラック)を担当したアイスランドの現代音楽作曲家 ヨハン・ヨハンソン(1969~)が、作曲した電子弦楽器を弓でこするような、時に指で弾いたような重低音の主旋律(緊張感のある同じメロディの繰り返し)は、得体の知れない 地球外生命体(ヘプタポッド、ラテン語で7本足の意)の摩訶不思議な存在感を 音で象徴的に表現するa0212807_8564979.jpg才能に驚きました。
私が、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の作品を最初に見たのは、2010年作品の傑作「灼熱の魂」ながら、その後2000年作品の「」から「灼熱の魂」、「プリズナーズ」、「複製された男」、「ボーダーライン」、現在公開中の新作「メッセージ」、そして最新作となるこの秋公開(2017年10月27日封切、初日に見る予定)の「ブレードランナー 2049」とすべて見ましたが、どれも上a0212807_859525.jpg質な作品(秀作・傑作)ばかりです。
SF映画「メッセージ」のプロット自体は、SFの定番‘未知との遭遇’ものですが、ヴィルヌーヴ監督のSF‘未知との遭遇’映画「メッセージ」は、ひとひねりした発想で製作されています。
ある日突然、地球上の12か所に、宙に浮く巨大な人類未知の物体が、出現しました。
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未知の物体にいる地球外生命体 ヘプタポッドは、いったいどこから 何のために地球にやってきたのか、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス 1974~)と物理数学者のイアン(ジェレミー・レナー 1971~)が、アメリカ軍かa0212807_912483.jpgら調査に参加するようベースキャンプに呼ばれました。
この巨大な浮遊物体は、18時間毎に112分だけ地面に近いところが、開くのでアメリカ軍ウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー 1961~)指揮のもとルイーズとイアンは、浮遊物体の中に入り、地球外生命体ヘプタポッド2体とのコミュニケーションを試みました。
a0212807_925975.jpgルイーズは、ヘプタポッドが、空中に流す墨のような円形の図像は、彼らの言語ではないかと推察、表意を分析し交信を始めました。
ヘプタポッドの言語体系を解読したルイーズが、ヘプタポッドとコミュニケーションし始めるとルイーズは、意識に異変を感じ、母親の自分が、愛娘の不治の病に悲嘆するフラッシュバック現象に悩まされるようになりました。
a0212807_932920.jpgルイーズは、地球外生命体 ヘプタポッドとコミュニケーションするうちに彼らが、人類のような時間の概念(時の流れ)を持たないことに気が、付きました。
ヘプタポッドは、地球時間の3000年後に、人類が、自分たちを助けてくれるので、そのお礼のために来たのだとルイーズに伝え、地球から忽然と消えました。
a0212807_944894.jpgイアンは、ルイーズを愛するようになり撤退するベースキャンプの前でルイーズに結婚を申し込みました。
ルイーズは、イアンとの結婚が、不治の病で死ぬ娘の誕生につながることを予知しなかせらもイアンのプロポーズを受けるのでした。
# by blues_rock | 2017-06-12 00:12 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_13451486.jpg店名の「ゴンゴン(ngon ngon)」とは、ベトナム語で「美味しい」という意味なんだそうな、店の名に違わず、本当に美味しいベトナム料理でした。
職場の同僚にして妙齢の女性二人と私の三人、初めての「ゴンゴン(ngon ngon)」でしたが、アットホームな雰囲気にすっかりリラックス、くだんの妙齢の女性二人は、メニューを見て片っ端から注文し艶っぽさも気の利いた会話もなく‥食べる、a0212807_1346721.jpg食べる、ただ食べる、その食い気(食欲)に圧倒された私は、ハノイビールの酔いが、すぐに体内をまわりクラクラ、日ごろ「くされハマグリ」と言われるくらいおしゃべりで軽口をたたく私もその夜は、お二人の食欲に気押(けお)されて言葉が、でませんでした。
いつもと違う無口な私を心配したお二人が、「具合でも悪いのですか?」と質問するも「あなたたちの食欲にめまいがしただけです」a0212807_13471172.jpgとも云えず、私も負けないようにいただきました。
それにしても、美味しいベトナム料理でした。
ベトナム料理店「ゴンゴン(ngon ngon)」は、高宮通りを薬院大通り交差点に向かい平尾1丁目交差点手前の路地を右へ入ったところにあります。
次回は、ランチタイムに黒板メニューのフォー(米粉麺)の代わりに中華麺を入れたパクチーたっぷりのゴンゴン特製「パクチー&牛すじラーメン」を食べに行こうと思います。
# by blues_rock | 2017-06-10 00:01 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(2)
アメリカの名匠ジェームズ・グレイ監督(1969~)が、2013年に撮った「エヴァの告白」(原題「The Immigrant」 移民)は、第一次世界大戦(1914~1918)の戦禍から逃れ難民となり‘生きる’ために一縷の希望を抱いてアメリカ
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へ移住した一人のポーランド女性エヴァの艱難辛苦の物語です。
ポーランド人女性エヴァを演じるのは、フランスを代表する名女優 マリオン・コティヤール(1975~ 1998年a0212807_19204058.jpg「TAXI」のヒロインでブレイク、2004年「ロング・エンゲージメント」、2007年「エディット・ピアフ ~ 愛の讃歌」アカデミー賞主演女優賞受賞、2012年「君と歩く世界」、2016年「たかが世界の終わり」など世界の多くの名監督作品に出演)です。
第一次世界大戦の主戦場(映画「西部戦線異状なし」参照)は、ヨーロッパですが、戦争する帝国の支配する世界各地の植民地でも戦争勃発、1919年のベルサイユ条約で第一次世界大戦は、一旦終結したもののフランス・a0212807_19235766.jpgイギリス・アメリカなどの戦勝国が、無理難題に等しい莫大な賠償金を敗戦国ドイツに要求、その後のドイツ社会の疲弊と貧困は、ドイツ国内で共産主義とポピュリズム(ゲルマン民族主義)対立により混乱、独裁者ヒトラーの率いるナチスドイツが台頭し人類史上最悪にして未曾有の悲惨と破壊をもたらした第二次世界大戦へ突入して行きました。
映画は、第一次世界大戦後の世界が、混乱している1921年のアメリカ、ニューヨーク沖合のエルム島に設けらa0212807_19245883.jpgれた移民入国審査所から始まります。
物語のディテールを語ると100年前のアメリカでの出来事とはいえ、当時のアメリカの世相の暗さにうんざり(いまのアメリカもこれに近いかも)する方もいるでしょうから映画の見どころだけを紹介したいと思います。
何と言ってもこの映画は、いまやフランスを代表する大女優にして「美女 マリオン・コティヤール」を見るため映画でもあります。
a0212807_1927596.jpgイタリア映画「マレーナ」に主演した「美女 モニカ・ベルッチ」、同「ある天文学者の恋文」主演のウクライナの「美女 オルガ・キュリレンコ」と円熟期にある名女優を見るだけでも価値ある映画です。
エヴァと深く関わるヨーロッパ移民の二人の男に、一人を売春婦の元締めで厳格なカトリック教徒のエヴァを言葉巧みに口説き、生活のため(生き延びるため)に売春させる女衒(ぜげん)のa0212807_19323279.jpgブルーノ(ホアキン・フェニックス1974~)と、もう一人、ブルーノの従弟で、エヴァを愛する芸人の手品師オーランド(ジェレミー・レナー1971)の哀れで切ない物語でもあります。
ともあれ、映画は、1921年のニューヨークを舞台に第一次世界大戦下の祖国ポーランド戦火から逃れ、新天地アメリカへ妹と二人生きるために移民した女性エヴァの幸せ薄い過酷な運命を描いていきます。
エヴァのラストシーンをご覧になった方は、安堵されるとともに今世界で跋扈(ばっこ)する悪しきポピュリズムに対するグレイ監督
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のアンチテーゼ(反対メッセージ)が、きっとあなたの心に届くと思います。
# by blues_rock | 2017-06-08 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
福岡市城南区六本松の大通りから少し住宅街に入ったところに隠れ里風な鮨処の節魚(せちさかな)「すし宗」は、あります。
ずいぶん昔のことになりますが、城南区別府に住んでいたころ私は、通勤バスの行き帰りに六本松(元九州大a0212807_12411569.jpg学教養学部の前)を毎日通っていましたが、もう以前の学生街の面影は、ありませんでした。
旧い町屋風の「すし宗」の趣は、ほっこりと落ち着きます。
饗された鮨は、どれも美味しく「すし宗」の俎(まないた)預かりご主人宗さんが、にぎる繊細にして個性豊かな味加減は、絶妙でした。
博多区御供所の「すし、太郎」も博多前のすばらしい鮨処でしたが、若いご夫婦で切り盛りされている江戸前 (こa0212807_12525665.jpgちらも博多前かな) の「節魚 すし宗」もまたすばらしい鮨処でした。
余談ながらご主人の父上が、昔'たち吉' にお勤めであったとか、「すし宗」の器も唐津をはじめ全国から集められた器類で、ご主人の窯(焼き物)への趣味が、分かる陶磁器ばかりでした。
ほんの少しふちの欠けている4つの器を私が、お預かりしいま金継ぎ(修理)しています。
それぞれの器のもつ雰囲気をできるだけ損なわないように‘漆直し’にしました。
# by blues_rock | 2017-06-06 06:06 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(0)