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心の時空

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a day in my life

私は、男でしかも頭髪薄く、自分の髪を結って ‘かんざし’ が、挿せるわけでもないのに、そしてまた年頃の娘や幼い孫娘もいないのに、今せっせと ‘かんざし’ 創りに励んでいます。
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漆で変わり塗りのお箸制作をはじめたのが、きっかけながら、何を隠そう私は、元来、‘かんざし’ フェチで昔、写真で見た外国人女性が、髪を束ね結いあげて お箸を挿したその美しい姿を懐い出し、漆塗り箸を「かんざし
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の一本挿し」に見立て、かんざしにしようと思い付いて制作を始めました。
小野セツローさん(右下写真)の芸術作品のようなかんざしは、私にセンスが、なく無理ですので、遊び心いっぱいのかんかんざし 談_a0212807_20153614.jpgざしにしました。
昨年秋、住まい近くの上長尾テラスで 月に一度開催されている ‘癒しカフェ’ で小物アクセサリー作家の女性に冬に備え、寒いベランダで、漆の作業をするときジャマにならないような温かい被り襟巻き(スヌード)を特注、その時彼女が、制作したいろいろな小物のアクセサリー類を見て、かんざし飾りにできないかと提案しました。
そして、4月の癒しカフェで、お互いのテスト・ピースを持ち寄り、「俄かコラボレーションかんざし」の仕上がりをイメージしました。
かんざし 談_a0212807_20153265.jpgそこに博多人形絵付け師で日本画家でもありネイリストでもある妙齢の女性が、現れたので 彼女のセンスある緻密な絵と色彩を見て「飛んで火に入る夏の虫」とばかり、私の準備するかんざしの軸に絵を描いてもらうことにしました。
近いうちに ‘三者三様のピース(個性)’ を合体させた ‘コラボレーションかんざし’ が、できると思います、乞うご期待。
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右の写真は、前述の博多人形絵付け師ネイリストが、女性の爪に描くネイルアートの見本です。



# by blues_rock | 2019-05-15 00:05 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
先週の俳句教室は、全部で15句でした。
写真は、そのうちの4句ながら皆さん認知症を患っておられる80代後半の高齢者です。
「私、お昼ご飯、食べた?」と訊ねる方、自分の句を憶えていない方(まあ、ほとんどかな)など、十人十色の認知症状ながら、お相手している私は、皆さん方それぞれ脳のどこかに感受性や感動する心が、残っているのを感じます。
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認知症(関心ある方は、黄文字をクリック願います)は、脳細胞の衰えに起因する病気なので治らないものの まわりの方、例えばご家族、親しい友だち、日ごろ付き合いのあるご近所住まいの方が、早くその方の認知症発症に気付き、間違いのない診療(認知症を知らない医者が、多いので要注意)と、適切な薬の投与(服薬管理)ならびに発症した当人の生活習慣や生活態度次第で人生を全うすることは、十分可能(つまり自己責任)です。
「自分の意思で生きられない人生なんて、まっぴらごめん」と言えるのも自意識が、あるからこと云えるのです。
夏は来ぬ_a0212807_00365832.jpg認知症を私が、怖れるのは、この自意識を次第に喪失して、やがて自分が、何者か分からなくなることです。
私のまわりにも将来への漠然とした不安からでしょう、「死にたい」とか「死んだほうがまし」などと口走る高齢者もおられますが、認知症患者は、それ(自死)すらもできなくなるのです。
まあ、何はともあれ、すべての人が、年を重ねて歳をとり高齢者となり、ただひとりの例外もなく死んでいきます。
であるならば、生きている今、自分のまわりに在るものに感動し、森羅万象の小さなものや日々の出来事(神は、細部に宿ります)に感謝する心さえ失わないよう(そう感じるだけでよいのです)自らの認知症の対症療法に励んでいけば、自分を見失わずに生きていけるし、人生を全うできると私は、信じて暮らしています。

この世にぞ   何を遺さん   春は花
夏ほととぎす   秋はもみじ葉     (良 寛


# by blues_rock | 2019-05-13 00:13 | 高齢者介護(認知症) | Comments(0)
記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02584672.jpg
1986年の名作「スタンド・バイ・ミー」、メグ・ライアン(1961~)が、最高にキュートだった1989年の「恋人たちの予感」(当時28歳)、稀代の名優ジャック・ニコルソン(1937~)が、洒脱かつ軽妙に老境の芸を披露した2007年の記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02585934.jpg秀作「最高の人生の見つけ方」(原題「The Bucket List」 死ぬまでにしたいことのリスト)を撮った名匠 ロブ・ライナー監督(1947~)は、2001年9月11日、アメリカで同時多発テロ事件が、起きるそれ以前からネオコン(保守層新右翼、現在同時進行で公開されているアダム・マッケイ監督作品「バイス」を参照願います)が、支配するホワイトハウスは、必ずイラクに因縁(イチャモン)を付記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02590236.jpgけ攻撃(侵攻つまり戦争)すると確信していたそうです。
ロブ・ライナー監督は、2003年にアメリカ軍が、イラク戦争を開始した時から15年の歳月をかけて構想(プロット)し映画化しようと企画していたと云いますから “真理への気合” は、筋金入りで、鋼鉄(はがね)のような意思を感じます。
記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02590547.png映画の原題「Shock and Awe(衝撃と畏怖)」とは、当時アメリカ軍が、イラク侵攻の極秘軍事作戦として使用していた暗号名のことです。
9.11から半年後の2002年1月29日、当時のブッシュ米大統領は、「イラクが、大量破壊兵器を保有し国際テロを支援している。」とアメリカ議会で演説し翌年イラクへ侵攻、こうしてイラク戦争(2003~、2011年オバマ大統領によるアメリカ軍完全撤退記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02590846.jpg後も戦争は、継続している、アメリカ軍兵士・民間人合わせた戦争犠牲者現在56,000人、ベトナム戦争20年間の戦死者58,000人、2.4倍のペース)は、始まりました。
映画は、「イラクは、本当に大量破壊兵器を隠し持っているのか、国際テロを支援しているのか」と、アメリカが、大義とするイラク侵攻目的の虚偽(きょぎ、偽装と隠ぺい)をただ一社、愚直に訴え続けた中堅新聞記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02591040.jpg「ナイト・リッダー社ワシントン支局記者4人」の孤軍奮闘を描いた社会派ドラマです。
映画には、当時のブッシュ大統領・チェイニー副大統領(映画「バイス」の主人公、この映画と併せて必見すると胸にストンと落ちます)・ラムズフェルド国防長官(イラク侵攻の虚偽で責任を取らされ辞任)・パウエル国務長官(イラク侵攻するために屈辱の国連演説を強いられた)、ライス記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02591696.jpg国務長官(ブッシュ政権不始末の尻拭い)など当時ホワイトハウス(権力中枢)にいた実在の人物たちが、実写映像(当時報道された実写フィルム)で劇中に登場しますからドキュメンタリーを見ているようで臨場感(リアリティ)たっぷりです。
イラク侵攻の大義であった大量破壊兵器の存在も9.11テロの首謀者ビンラディンとの繋がりも結局何も発見できず、ナイト・リッダー記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02592026.jpg社以外アメリカの全メディアは、謝罪記事を発表しました。
1972年のウォーターゲート事件(1974年ニクソン大統領引責辞任)を暴いたワシントン・ポストやアメリカ世論のピニオン・リーダー格であるニューヨーク・タイムズですらもホワイトハウスが、公表する情報の虚実を確認せずそっくりそのまま記事にしてアメリカ国民の愛国心を煽る片棒を担ぐ中国・ロシア・北朝鮮のようなプロバ記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02592242.jpgガンダ新聞だったのですから言語道断です。
ウォーターゲート事件のことは、1976年の秀作「大統領の陰謀」、2018年公開の「ザ・シークレットマン」と「ペンダゴン・ペーパーズ」をご覧になれば、当時アメリカ国家を揺るがす政治スキャンダルの顛末が、良く理解できると思います。
記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02592607.pngさて、9.11テロ事件後のアメリカ社会には、イスラム国家とアラブ世界に対する嫌悪感が、漂い、過って敗戦前の日本帝国もまた‘個人の意見’は、非国民として非難(排斥)され弾圧(暴行、処刑)されていましたので他人事ではなく、国民個々人に批判精神と言論の自由のない社会(と国家)が、晒されている危うい現実は、常に存在しているということです。
記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02594598.jpgそうそう、日本のメディア(テレビや新聞ほかマスコミすべて)もまた当時日本政府(首相官邸)の情報を鵜呑みにしてアメリカのイラク侵攻を大政翼賛会的に支持、フセイン政権打倒を叫んでいた幇間(ほうかん、太鼓持ちのこと)でした。
そして、未だにどこも「あれは、誤報でした」と謝罪しない(説明責任を果たさない)で、他人事(ひとごと)のようですから、何をか言記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02594328.jpgわんや、ながら、まあメディアは、国民世論の茶坊主のようなものだから、それを責めない私たち国民(有権者・納税者)に責任が、あります。
ライナー監督の気骨は、監督・製作だけでなく、ナイト・リッダー社ワシントン支局長ウォルコット役の熱演にも表れています。
記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02594872.jpg主人公の記者ジョナサンをウッディ・ハレルソン(1961~)、同じく記者ウォーレンをジェームズ・マースデン(1973~)、ジョナサンを励まし支える妻ヴラトカをミラ・ジョヴォヴィッチ(1975~、今までとは異なるリアリティのある渋い演技が、すばらしい)、ウォーレンの恋人リサにジェシカ・ビール(1982~)、ウォルコットの盟友で筋金入りの老ジャーナリストのジョー・ギャロウェイを名優トミー・記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02595268.jpgリー・ジョーンズ(1946~)、政府筋の情報提供者をリチャード・シフ(1955~)が、個性豊かに演じています。
撮影監督は、バリー・マーコウィッツ(プロファィル不詳、2009年「クレイジー・ハート」の撮影監督)、字幕監修にジャーナリストの池上彰が、参加しています。
ロブ・ライナー監督(下写真)は、フェイクなんでもフェイクの現フェイク大統領が、中国・北朝鮮の国営放送のような自記者たち ~ 衝撃と畏怖の真実  シネマの世界<第943話>_a0212807_02595610.jpg分に都合のいい偏向報道だけを伝えるよう騒いでいる現況を危惧、事実と真実この二つをきちんと伝えるメディアの必要性を強く訴えています。
エンド・クレジットで主人公である4人の記者の写真が、スクリーンに大写しされるのは、ライナー監督が、彼らを尊敬している証です。
(備考) 青文字部分を クリックすると過去に掲載した記事に飛びますので、よかったらご参考にしてください。

# by blues_rock | 2019-05-11 00:01 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11194140.jpg
1976年「タクシードライバー」、1977年「ローリング・サンダー」、1980年「レイジング・ブル」と不朽の名作を発表し続けた名匠 ポール・シュレイダー監督(1946~)の最新作(2017年作品、脚本・監督)「魂のゆくえ」(原題「First
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Reformed」映画の舞台となる旧いキリスト教会の名前)が、現在KBCシネマで公開されています。
ポール・シュレイダー監督は、たぶん(私の想像ながら)キリスト教義にある「七つの大罪」、傲慢(高慢)、憤怒
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(激情)、嫉妬(羨望)、怠惰(堕落)、強欲(貪欲)、暴食(大食)、色欲(性欲)にプロットのヒントを得て(インスパイアされて)撮った作品ではないかと私は、推察します。
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11214814.jpgそのシュレイダー監督による ‘スピリチュアルなサスペンス’ 心理ドラマ「魂のゆくえ」の演出(脚色)を撮影のアレクサンダー・ダイナン(プロファィル不詳)が、エッジを効かせた映像でシャープに捉えています。
主演の名優 イーサン・ホーク(1970~)は、期待に違(たが)わぬ ‘スピリチュアルな演技’ で、設立250年の旧い教会の牧師が、背負う「憤怒(激情)」と「暴食(「魂のゆ魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11220529.jpgくえ」では 暴飲)」を秀逸に演じ、2015年主演の映画「リグレッション」で演じたスピリチュアルな刑事役を彷彿とさせる演技で牧師の役を名演しています。
これまで美人若手女優として人気が、あったアマンダ・セイフライド(1985~、私の記憶に残るのは、2010年「親愛なるきみへ」)は、これまでの‘純愛映画のヒロイン’のイメージを払拭し、生活に疲れた三十代の女性を好演しています。
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11220351.jpgアマンダ・セイフライドは、「リグレッション」で、イーサン・ホークと共演したエマ・ストーン(1988~)と目の印象が、よく似ているので、私は、時おり二人の出演した映画が、頭の中で混乱します。
「魂のゆくえ」のストーリーについては、<ウィキペディア>に掲載されていた説明が、一番コンパクトで的確でしたので引用し私が、少し修正加筆して掲載しています。
ニューヨーク州の小さな教会で牧師を務めるトラー牧師(イーサン・ホーク)は、自分の信仰と思想を教会の年報に掲載する記事のために書いていましたが、満足できず破り捨てました。
トラー牧師は、元従軍牧師でしたが、息子ジョセフをイラク戦争で失くし軍を退役しました。
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11223261.jpg息子ジョセフに自分が、入隊を勧めて死なせたというトラー牧師の悔悟と苦悶、消えない自責の念は、悪化する持病の内臓疾患(胃ガンの疑い)と相俟って酒量が、増えていました。
そんなある日、トラー牧師は、信徒のメアリー(アマンダ・セイフライド)から夫マイケルに会って欲しいと依頼されました。
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11223508.jpg過激な環境保護活動家の夫マイケルは、メアリーの出産に反対し中絶するよう勧めていると打ち明けました。
マイケルは、トラー牧師に環境破壊による気候変動によって地球が、生存不能の過酷な環境になっている、今やもう元には、戻れないので生まれてくる子供を苦しませたくないのだと答えました。
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11224093.jpgメアリーは、夫が、製造し隠していた自爆用の爆弾をガレージで発見し驚きました。
連絡を受けたトラー牧師は、マイケルと会うことにしました。
トラー牧師が、彼から指定された公園に向うとショットガンで頭を撃ちぬいたマイケルの遺体を発見、彼の遺骨は、彼の遺書により環境破壊の象徴であった巨大企業の産業廃棄物が、投棄さ
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れる最終処理場近くの汚染された海に散骨されました。
その頃、トラー牧師が、所属する教会本部では、設立250周年を祝う式典の準備が、着々と進んでいました。
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式典には、地元市長や知事を始め各界から名士たちが、多数参列、その中に教会活動資金の大口提供者である巨大企業でマイケルの抗議行動相手であった会社オーナーの名前もありました。
魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11225016.jpg魂のゆくえ   シネマの世界<第942話>_a0212807_11224787.jpgトラー牧師に芽生えた世界の行く末を悲観し自殺したマイケルの魂を救えなかったとの悔悟の念は、自らの信仰の実践と人生への価値観を大きく変えました。
トラー牧師は、胃ガンの悪化もあり亡きマイケルが、実践しようとしてできなかった人間の「傲慢(高慢)」と「怠惰(堕落)」に対する自爆テロ(贖罪)を自分の教会で開催される設立250周年祝典セレモニーの席で実行することにしました。
映画エンディングのトラー牧師とメアリーとの長いキス・シーンは、昇華された「色欲(孤独な性本能)」の象徴としてシュレイダー監督が、描いた「イエス・キリストとマグダラのマリアへのオマージュ」のように私は、思いました。

(写真 : 主演の二人とポール・シュレイダー監督、アマンダ・セルフライド、エマ・ストーン 二人ともいいなあ‥美しいなあ。 「美しい女性は、国宝である」は、女性写真家 蜷川実花の言葉で、私の戯れ言ではありませんので念のため申し添えます。)

(備考) 青文字部分を クリックすると過去に掲載した記事に飛びますので、よかったらご参考にしてください。



# by blues_rock | 2019-05-09 00:09 | 映画(シネマの世界) | Comments(5)
ロンドンに帰るイギリス人の友人とお互い相手の言葉が、分からないのに博多のゴールデン街(六本松 京極街)に出かけました。
博多のゴールデン街_a0212807_16055480.jpg
昼間の六本松は、知っています(つもりです)が、夜の六本松は、まったく知らないので夜も更けた、それも日曜日夜の六本松をウロウロしながら開いているバーを探しました。
博多のゴールデン街_a0212807_16060237.jpg突然、呑兵衛のイギリス国籍エイリアン(外務省は、日本人以外そう呼ぶ)が、「ここに入ろう」と見知らぬバーに入りました。
ホンマかいな !? ・・と、ばかり私も牛に牽かれて善光寺へお参りの心境で入りました。
バーの名前は、SUNEOと云いオーナーが、アラフォーの青年ながら「映画は、スタンリー・キューブリック監督の大ファンです」とか、店に流れている音楽は、マービン・ゲイのR&B ・・ なんだか 怪しげで、楽しいバーでした。
西東京で暮らしていた頃、西武新宿線を利用していたこともあり帰宅の途中、新宿で下り、新宿ゴールデン街に時おり出かけていたましたので、‛新宿は、遠くなりにけり’と、そのノスタルジックな雰囲気に惹かれ、このところよく博多のゴールデン街に出かけるようになりました。

(備考) 青文字部分を クリックすると過去に掲載した記事に飛びますので、よかったらご参考にしてください。



# by blues_rock | 2019-05-07 00:07 | 柏原生活/博多叙景 | Comments(6)

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