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心の時空

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a day in my life

<   2017年 11月 ( 15 )   > この月の画像一覧

a0212807_12474536.jpg1961年のアメリカ映画「荒馬と女」は、「The Misfits(ミスフイッツ)」が、原題で日本語に翻訳したら「不適合な者たち(とか順応できない人たち」という意味になります。
この映画最大の見どころは、伝説の女優 マリリン・モンロー(1926~1962没、享年36歳)の遺作であり、その伝説となった妖艶な(セクシー)で美しいマリリン・モンロー最期の姿が、出演した映画の中で演技と併せマリリン・モンロー最高の容姿(モノクロ映画ながらただ美しいの一言です)というところにあります。
当時のマリリン・モンローは、若いころ女優の自分に強いられた‘頭の悪いセクシーな金髪美女’イメージへの抵抗(払拭のために自分の映画会社設立)、数回の結婚と離婚、ケネディ兄弟とのセックス・スキャンダル ‥ 何より持病であった精神の病「境界性パーソナリティ障害」に苦しんでいました。
そのため長年、睡眠薬の使用を続けるうち依存症となりオーバードース(過剰摂取)により自宅のベッドで不慮の死を遂げました。
その時の姿が、全裸であったことからスチャンダラスな憶測を生み、睡眠薬過剰摂取による事故死説、自殺説、枕元に薬を飲むコップの不在やマリリン・モンローは、愛用の赤い手帳を日記代わりしていたとか、この赤い手帳が行方不明なことから陰謀による他殺説などマリリン・モンロー絶頂期のあまりに早い死は、死後に謎が、多いのも特徴です。
この「荒馬と女」でマリリン・モンローが、演じた主人公の女は、繊細で感受性豊かながら感情の起伏が、激しく情緒の不安定な、気分屋で言動に一貫性のない今で云うところのどうしようもないジコチュウ女(いわゆる‘境界性パーソナリティ障害’の女性)を‘水を得た魚のように’伸び伸びと、見事に演じています。
荒馬とは、野生の馬(ムスタング)のことで、ハリウッド屈指の伊達男であったクラーク・ゲーブル(1901~1960a0212807_12493594.jpg 心臓発作で病没、享年59歳)が、演じる時代に順応し切れない老カウボーイを指しています。
この時のクラーク・ゲーブルに、38歳の時に出演した1939年の名作「風と共に去りぬ」で演じたレッド・バトラーのような伊達男ぶりは、もはや見られず老いに抗う初老のカウボーイ男を好演、クラーク・ゲーブルもこの映画が、遺作となりました。
a0212807_12584312.jpgこの主演の二人に絡むのが、初老のカウボーイの友人でロデオ大会賞金稼ぎの若者を演じる伝説の二枚目俳優モンゴメリー・クリフト(1920~1966 心臓発作で病没、享年46歳)です。
モンゴメリー・クリフトは、若いころから二枚目俳優のみならず演技の評価が、非常に高く(アカデミー賞主演男優賞に数回ノミネート)、メジャー映画会社からの長期契約も名作映画への主演オッファにも平然と拒否する実力ある名優でした。
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このアメリカ映画を代表する三人の元気な姿が、見れるだけでも私個人の独断ながらレオナルド・ダ・ヴィンチ500億円のキリスト像(こちら)を見るくらいの価値は、あります。
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ちなみに、この映画「荒馬と女」の監督は、巨匠ジョン・ヒューストン(1906~1987)、脚本は、当時マリリン・モンローの夫であった劇作家のアーサー・ミラー(1915~2005)、撮影が、名撮影監督のラッセル・メティ(1906~a0212807_1393476.jpg1978)で、映画の終盤、野生の馬(ムスタング)を追うシークエンスの映像(空中撮影の映像も含め)は、非常に迫力があり、この映画のもう一つの見どころと云えるでしょう。
by blues_rock | 2017-11-29 12:41 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
今夜のブログは、オークションで レオナルド・ダ・ヴィンチの新聞紙片面サイズの下の絵に500億円余の応札が、あったとのニュースを知り 驚嘆(びっくり仰天)して書きました。
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過ぎていくのは、時間だけ

私たちは、この世に無い物を見ようとしたり、手に入らないものを欲しがったり、芸術とは、そんなもの、のようなa0212807_10312387.jpg気が、します。
有史以来、稀代の天才たちが、創造した美術品、作曲した天上の音楽を以てしても、私たちは、決して現存する芸術に満足することが、できない強欲な美の下僕(しもべ)です。

過ぎていくのは、時間だけ

ルネッサンス絵画を超えられないのに、描き続ける絵描きたち
バロック音楽に敵わないのに、音符を並べる作曲家たち
安土桃山の陶は、再現できないと分かっているのに、陶土(つち)をこねる陶工たち

芸術とは、「好き 嫌いだけ」と、己が才を諦め、努力を放棄するアーティストたち
稚拙な筆で勝手に描いて、自画自賛する絵描きがいる
軋むような音を音楽と言い張る音楽家もいる
箱に些末な銘を入れ一子相伝の名(あまえ)で暮らす陶工の魂のなさ
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過ぎていくのは、時間だけ

私たちは、皆な無い物ねだり、永遠に「おいで おいでの世界」に暮らしています。
by blues_rock | 2017-11-27 00:07 | 美術/絵画/彫刻 | Comments(0)
ゴッホの自殺(自死)についてポーランドの女性監督ドロタ・コビエラが、天才画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ自殺の謎をミステリー仕立てのアニメーション映画「ゴッホ ~最期の手紙~」(2017年イギリス・ポーランド合作)に
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して自殺の真相を知りたいと思うゴッホファンに ‘あなたはどう思いますか?’ と問いかける映画を撮りました。
ドロタ・コビエラ監督は、この「ゴッホ ~最期の手紙~」(原題「Loving Vincent」)が、長編映画デビューながら、a0212807_2101717.jpgその才能を至るところで感じます。
コビエラ監督の演出は、私が、長年疑問に思っていることと同意見(「ゴッホの自死と耳切り事件 ~ その真相」)で、精神を病んでいるとはいえ人生で最も充実し多作な時期(ゴッホの代表作が集中している)に自殺するとは、考えにくくコビエラ監督は、何か偶発的な事故による死(他殺死という仮説)ではa0212807_2172067.jpgないかと推察しています。
映画のプロットは、ゴッホが、死ぬ一年前、弟テオに書いた ‘最後の手紙’ を預かっていたゴッホの友人で郵便配達夫の父ジョゼフ・ルーランからパリに住む弟のテオへ届けるよう依頼された主人公の青年アルマンが、最初は、父親から命じられて不承不承(ふしょうぶしょう)でしたが、手紙を渡す相手の弟テオも亡くなり(兄ヴィンセントの死から半年後病死)、生前のa0212807_2112858.jpgゴッホを知る(絵のモデルになった)人たちに会ってゴッホの話(実像)を聞くうちにゴッホ謎の自死(ピストルで腹を撃って自殺)の真相を探るミステリーと偉大な天才画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホへのオマージュです。
このアニメーション映画の特筆すべき特長は、何といっても ゴッホの絵に描かれたモデルたち(ゴッホを知る人たち)、室内や風景が、ゴッホの筆のタッチa0212807_21131962.jpgと色彩そのままに油絵のアニメーションとして表現されていることです。
コビエラ監督は、まず俳優を使いゴッホの絵と同じ構図を実写で撮影その映像をもとにゴッホの絵の特訓を受けた125人の画家(日本人画家の古賀陽子さんもその内の一人)たちにゴッホのタッチそのままの油絵で1秒12コマ、尺1時間36分、計6万2、450枚のトレース画を描かせロトスコープ(VFXアニメーa0212807_21172627.jpgション技術)によるアニメーション映画にしました。
登場人物の実写キャストで私が、知っている俳優は、ガッシュ医師の娘マグリットを演じたイギリスの女優シアーシャ・ローナン(1994~)だけでしたが、ゴッホを演じた俳優ロベルト・グラチーク(プロファィル不詳)は、ゴッホの自画像に良く似ていて印象に残りました。
a0212807_2118136.jpgロトスコープ(アニメーション)映画「ゴッホ ~最期の手紙~」が、楽しかった方には、ポーランドの鬼才レフ・マイェフスキ監督(1953~)の2011年作品「ブリューゲルの動く絵」も大いに楽しめると思います。
来年早々には、ゴッホの自画像をからかいゴッホ耳切り事件のキッカケをつくったゴーギャン(ヴァンサン・カッセル 1966~)の人生を描いたフランス映画「ゴーギャン、楽園への旅」が、封切られますのでこれも楽しみにしています。
by blues_rock | 2017-11-25 00:25 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_804217.jpg希代の名女優 ケイト・ブランシェット の後継者一番手にいるのが、現在まだ若干27歳のクリステン・スチュアート(1990~)と思います。
デヴューして16年、27歳の若さですでに30作近い映画に出演(私が、見たのは、そのうちの24作品ながら)、年2作のペースで多種多様なジャンルの映画に出演しています。
オッファーされキャストされたどんな役柄も演じることのできる類稀な才能は、ケイト・ブランシェットと共通します。
“栴檀(せんだん)は、双葉より芳(かんば)し”の喩えのとおり、それを地で行くのが、若くて美しい名女優のクリステン・スチュアートです。
今夜から「若き名女優 クリステン・スチュアート」と題して 5回シリーズで、クリステンが、出演した映画とその見どころを紹介していきたいと思います。
女優としてのキャリアは、十分で出演している映画の監督も名匠(巨匠)・鬼才の大物監督ばかり、デヴィッド・フィンチャー監督(1962~)、ジョン・ファヴロー監督(1966~)、ショーン・ペン監督(1960~)、ウディ・アレン監督(1935a0212807_8245954.jpg~)、さらにフランスのオリヴィエ・アサヤス監督(1955~)と世界に名立たる名監督からの出演依頼(オッファー)を受け、また共演した俳優ならびに女優も錚々たる名優ばかり、この女優としてのクリステン・スチュアートのキャリアは、彼女の潜在的素質(才能)をさらなる演技の高みへ導いています。
クリステン・スチュアートは、2002年12歳のとき、巨匠デヴィッド・フィンチャー監督のスリラー映画「パニック・ルーム」で長編映画デヴュー、凶悪強盗に家宅侵入され監禁された母と娘の その娘役でした。
母親を演じた名女優ジョディ・フォスターを相手にクリステンは、映画初出演ながら12歳とは、思えない秀逸な演技で映画関係者や映画ファンを驚かせました。
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2003年イギリスの監督マイク・フィギス(1948~)のサイコサスペンス映画「ゴールド・クリーク 過去を持つ家」では、父親役のデニス・クエイド(1954~)と母親演じるシャロン・ストーン(1958~)と共演、いち早く引っ越し先のa0212807_837532.jpg家にまつわる殺人鬼の存在に怯えるエキセントリツクな娘役を好演、独特のはすっぱな若い娘を演じたらなかなか上手いジュリエット・ルイス(1973~)が、ここでも好い味を出しています。
2004年のバート・フレインドリッチ監督(1970~)作品「ミッションX」では、キュートになった14歳のクリステン・スチュアートが、ゴーカート・レース場を経営する父親の高額な難病手術のために銀行強盗をするやんちゃな娘マディ役をハートフルに演じています。
マディを片想いする同級生の少年二人を従え狙った銀行が、セキュリティ担当の母親(ジェニファー・ビールス 1963~)の勤める銀行で、最新鋭セキュリティ機器の作動テストを実施中でしたから大騒ぎとa0212807_8391879.jpgなりました。
2004年のデヴィッド・ゴードン・グリーン監督(1975~)によるサスペンス映画「アンダートウ 決死の逃亡」(製作 テレンス・マリック 1943~)でのクリステンの出番は、少ないものの主人公の幸せ薄い兄弟(クリステン演じる少女に想いを寄せる問題児少年と弟の知的障害児)を主人公にした佳作映画でした。
2005年、15歳になったクリステン・スチュアートは、ジョン・ファヴロー監督(1966~)のSFアァンタジー映画「ザスーラ」に出演、仲の悪い弟の二人ウォルターとダニーに薄情な姉リサを演じています。
a0212807_8411650.jpg弟二人が、家の地下で見つけた宇宙ゲーム「ザスーラ」を始めたとたん姉弟3人の住まう家は、宇宙船となり宇宙を彷徨(さまよ)い、いろいろな事件に遭遇するという奇想天外な作品ながら脚本家デヴィッド・コープ(1963~)の捻りの効いた脚本とファヴロー監督の演出が、おもしろい映画です。 (その2に続く)
by blues_rock | 2017-11-23 00:00 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
私は、少年時代にラジオから聴こえる流行歌やテレビの歌謡番組で大衆音楽を楽しんでいました。
中学生のころロックンロールが、大々的に登場、高校生のころには、ビートルズが、私にとって音楽のすべて
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となりました。
貧しい農家の子供にLP盤は、おろかSP盤さえ買えず高校時代、放課後学校の帰りにビートルズファンの同級a0212807_4414725.jpg生の家に寄り、いつも聴かせてもらっていました。
大学生になってもビートルズの熱冷めやらず相変わらずビートルズの楽曲ばかりを聴いていましたが、そのころからビートルズの出身地リバプールで同時代に活動していたマージービート・バンドやリバプール以外のブリティッシュ・ロックンロールバンド、例えば、ローリング・ストーンズ、キンクス、アニマルズ、ハーマンズ・ハーミッツ、デェイブ・クラーク・ファィブなども聴くようになりました。 (参考 : ロック・ブルース・シャンソンなどの名曲・名盤は、こちら をご覧ください。)
a0212807_4458100.png就職して給料をもらうようになると堰を切ったようにビートルズは、元よりロックのLP盤を購入し始めました。
ビートルズとくにジョン・レノンが、ボブ・ディランの詩の影響を受けるとボブ・ディランは、元より詩を朗読するようなシャンソンに興味を覚え、イブ・モンタン、ジュリエット・グレコ、バルバラ、シャルル・アズナブール、ジョルジュ・ムスタキなどが、好きでした。
当時の日本人歌手の甘ったるいシャンソンは、生理的にイヤでしたが、東京で暮らしていたころ金子由香利と大a0212807_4454350.jpg木康子の出演する銀巴里には、良く行きました。
1970年代の日本人ミュージシャンとしては、井上陽水、吉田拓郎、中島みゆき、加藤登紀子、憂歌団あたり、そうそうノーボディというロックンロールセンス抜群のデュオも好きでした。
1970年代のイギリスは、レッド・ツェッペリンのハードロック、Tレックス、ピンク・フロッド、キンググリムゾン、デヴィト・ボウイなどのプログレッシブ・ロックが、全盛で、アメリカでは、1967年西海岸のモントレー・ポップ・フェスティバルさらに1969年東海岸のウッドストックでロック史上最高の野外ライブが、開催されました。
a0212807_503260.jpgこのウッドストック・ロックコンサートの2枚組LP(ライブ・アルバム)は、私の宝物となりました。
ビートルズほかブリティッシュの洗礼を受けた1970年代のアメリカは、まずボブ・ディランが、エレキギターに変えブルースロックを歌い、ドアーズ、CCR、GFR、イーグルスなど大音響で聴かせるアメリカンロックの黄金時代を築きました。
a0212807_51186.jpg1970年代半ばから1980年代にかけては、パンクロック、ハードロック、ヘヴィメタル、ブルースロック、ソウル(R&B、ファンク)など百花繚乱 ‥ 1980年代半ばからCDが、登場しコード盤は、絶滅しました。
ヴァン・ヘイレン、ボン・ジョビなどCDウォークマンにヘッドホンを着け大音量で飽かず聴いていましたので今私は、その後遺症のロック難聴で難儀しa0212807_562844.jpgています。
わが家には、LP盤、CD盤合わせて2千枚くらいの古いLP、CD盤が、あり引っ越しするたびにふうふう言って荷作りしトラツクに積み込み運んで来ました。
レコード盤が、廃止されて30数年経ち ‥ レコード盤の手入れなど面倒くさい維持管理やターンテーブルにレコード盤を載せ、A面B面反しながら針を置くなどの手間も惜しまず、むしろそれを楽しむ新しい音楽世代の登場です。
a0212807_5211514.jpg何よりレコードジャケットの芸術性(質の高いポップアート性)が、再評価され、音楽を聴きながらジャケットに見入ったり、好みのジャケットを壁に並べてインテリアにしたりとレコードそのものをトータルに楽しむ若者が、増えているとの日本経済新聞記事は、私には、うれしいニュースでした。
いまやっとアンティック・レコード(骨董レコード盤)が、脚光を浴び、それまで終活時にどう扱おうかと悩んでいた私にとって何よりの吉報です。
by blues_rock | 2017-11-21 03:30 | 音楽(Blues/Rock) | Comments(0)
名匠ジョン・マッデン監督(1949~、2005年「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」、2011年「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」ほか名作多数)の最新作サスペンス政治劇映画「女神の見えざる手」(原題「Miss Sloane」)は、名女優
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ジェシカ・チャステイン(1977~、2013年「ゼロ・ダーク・サーティ」ほか多数出演)が、アメリカ政界(議会)に暗躍する辣腕女性ロビースト(政策立案陳情者)を熱演しています。
a0212807_2125737.jpg先日ご紹介した「アトミック・ブロンド」でシャーリーズ・セロンが、演じた女スパイのロレーン・ブロートンと同様、この「女神の見えざる手」でジェシカ・チャステイン演じる一匹狼の女ロビーストのエリザベス・シャローンもヒラメ社会(上目使い)に棲むヤワな男たちには、到底太刀打ちできないアラフォー女性の典型です。
a0212807_21433.png実際のエピソードをもとに初めて脚本を書いたイギリスの弁護士ジョナサン・ペレラの才能といい、デンマーク出身の撮影監督セバスチャン・ブレンコー(1972~)の秀逸な映像といい秀作映画の基本条件が、揃った映画です。
アメリカ議会(議員たち)への裏工作(ロビー活動)は、熾烈を極めており、各業界(利益団体)から高額で雇われa0212807_2143790.jpgたロヒーストたちにとり法案の実現(または廃案)だけが、‘勝敗’のすべてでした。
映画は、アメリカ政界に蠢(うごめ)く老獪にして海千山千の男性ロビーストたちを相手にエリザベスが、依頼を受けた仕事の達成(法案を通すこと=勝つこと)のためには、微塵の私情も入れず、常に計算し駆け引きしながら冷徹に利用できるものすべてを利用していく颯爽(さっそう)とした姿を描いています。
a0212807_2155913.jpg仕事だけの人生であるエリザベスに恋人は、なく一夜の男が、欲しくなるとエスコート(高級男娼)をホテルの一室に呼びセックスを済ませると仕事の邪魔とばかりにさっさと追い返すクールな女性でした。
大手コンサルタント(ロビー活動請負業)会社に勤め業界から畏敬の念で見られるロビーストであったエリザペスは、ある日、ライフル協会から依頼のあった銃規制の法案反対の仕事を巡a0212807_21133919.jpgり会社と意見が対立、彼女は、会社から解雇(クビ)を宣告されました。
銃規制の法案賛成の小さなロビー団体の代表シュミット(マーク・ストロング 1965~)は、ここぞとばかりエリザベスを引き抜き、彼女にこれまでと真逆の銃規制法案賛成の世論形成と議会(賛成派議員)の多数派工作を依頼しました。
a0212807_2114203.jpgマッデン監督は、演出にミステリーとサスペンスの要素をふんだんに取り入れ、登場する人物たちとエリザベスとの関わりやエリザベスが、触れられたくない過去のスキャンダルなども絡めながら映画は、二転三転どころか最後の最後までスクリーンから目が、離せない緊張感をもって展開していきます。
a0212807_21144970.jpgエリザベスに憧れるも過去に銃に対してトラウマを持つ研修生エヌメを演じるイギリスの女優ググ・バサ=ロー(1983~)と、エリザベスから共に移籍する誘いを断り会社に残り銃規制法案反対のロビー活動を続けるエリザベスの忠実な部下であったジェーンを演じるデンマークの女優アリソン・ピル(1985~)が、ジェシカ・チャステインと絡むシーンで見せる演技も秀逸でした。
by blues_rock | 2017-11-19 00:09 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
イギリスの巨匠リドリー・スコット監督(1937~)が、1982年に撮ったSF映画の傑作「ブレードランナー」は、スコット監督お気に入りの新宿歌舞伎町のイメージを膨らませて日本語の看板や風俗、日本語会話の飛び交う風情
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を撮り入れた日本情緒(ジャポニズム)たっぷりのSF映画でラストシーンも「床に置かれた小さな折り紙」を映して終わるという念の入れようでした。
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それから35年、続編の新作「ブレードランナー2049」は、独自のSF映像感性をもカナダの俊英ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督(1967~)が、演出を担いリドリー・スコット監督は、製作総指揮に回りました。
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新作も続編なので前回同様、当然人類の行く末を描いたデストピアSFながらスコット監督の「ブレードランナー」が、外連味(けれんみ)さえある煌びやかな“動”の演出であったのに対し、ヴィルヌーヴ監督の「ブレードラン
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ナー2049」は、侘しい風情の漂うストイックな“静”の演出でした。
昔より主な(見るに耐える)新作映画のほとんどを見る映画好きの友人は、‘前作が、良過ぎた。新作は、あまりa0212807_312555.jpg面白くなかった。’と感想を述べていましたが、私は、ヴィルヌーヴ監督が、自身の前作であるSF映画「メッセージ」で表現した静寂感を新作の「ブレードランナー2049」と同期させ、あえて“静”の「ブレードランナー2049」にしたのだろうと思いました。
2049年、デストピアとなった地球(カリフォルニア)を舞台に、ロサンゼルス市警察所属のブレードランナーで新型レプリンント(人造a0212807_3125349.jpg人間)の捜査官 K(ライアン・ゴズリング 1980~)は、社会を支配する企業組織ウォレス社(CEO役をジャレッド・レト 1971~、2013年映画「ダラス・バイヤーズクラブ」でゲイのジャンキーを演じアカデミー賞助演男優賞受賞)に反逆した旧型レプリカントを発見すると抹殺していました。
a0212807_3141719.jpgある日、抵抗組織のレプリカント(ロビン・ライト 1966~)が、営む農場で彼を抹殺したKは、木の根元に刻まれた文字とその地中に埋葬された人間の棺(ひつぎ)を発見しました。
棺に入っていた白骨化した死骸は、科学的法医学分析で帝王切開により死亡した女のレプリカントであることが、判明しました。
a0212807_3144490.jpgレプリカントの生殖(妊娠・出産)は、当時不可能とされウォレス社の人造人間(レプリカント)だけが、代用人間の生体創造と考えられていましたのでウォレスCEO始めブレードランナーのKは、動揺しました。
棺の中の死骸が、旧型レプリカントのレイチェル(ショーン・ヤング 1959~)で、彼女は、35年前ロス市警引退後、姿を消した元ブレードランナーのデッa0212807_316157.jpgカード(ハリソン・フォード 1942~)と密かに愛し合っていたことが、デッカードにより暗号化された記録の解析で分かりました。
ウォレスCEOは、ボディガード秘書の新型レプリカント ラヴ(シルヴィア・フークス 1983~)に子供の捕獲を命じ、レプリカント(人造人間)であるレイチェルと人間のデッカードとの間に生まれた子供の生体を分析し、さらに人間に近い最新型レプリカントa0212807_3192061.jpgを大量生産しようと考えました。
Kは、やがて子供の頃の断片的な記憶からその子供が、自分ではないかと思うようになりデッカードに真相を訊ねようと彼を捜しラスベガスの廃墟ビルで発見しました。
Kは、子供が、女の子でアナ・ステリン(カーラ・ジュリ 1985~)という名前と知り、自分に残る断片的な過去の記憶は、そう思い込ま
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せるために刷り込まれていたことに気が、付きました。
ウォレス社のラヴら追手もデッカードを見つけKとの激しい戦闘の末、デッカードを拉致し連れ去りました。
a0212807_3215667.jpgウォレスCEOは、デッカードに子供の居場所を教えれば、愛するレイチェルを再生すると約束しますが、デッカードは、拒否しました。
Kは、デッカードを救出し彼の娘マリエットが、保護されている建物まで送り届け、戦闘で負った瀕死の体を階段に横たえ灰色の空から降り続く雪を眺めました。
by blues_rock | 2017-11-17 00:07 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
今年の春から 茶道(茶の湯)知らずの茶碗好きが、茶碗作りを始め 早8か月、晩秋と云うより冬の気配漂う季節となり、陶土(つち)を弄る指先もかじかむようになりました。
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茶碗作りの動機は、古唐津茶碗の高台が、残る陶片の欠けた部分を刻苧(こくそ)で形成、復元した部分に蒔絵で加飾し新しい古唐津茶碗にしようと意気込み一年半‥10数碗の刻苧茶碗が、何とかできました。
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さて、次の仕上げ(加飾=蒔絵)の工程にトライしようと刻苧部分を眺めていたら金継ぎの技法しか知らない私は、漆工芸の基本技術が、まるで分かっておらず、これまで私は、漆さえ良く知らないまま無手勝手流の稚拙な
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加飾をしてきたことに気が付きました。
そこで刻苧茶碗は、一旦横に置いてこの秋(10月)から‘博多漆芸研究所’に入門(弟子入り) ‥ 漆芸技法の
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イロハを学ぶことにしました。 (上と下写真 : 念願の窯キズ入り茶碗)
同時に思い立ったのが、陶胎茶碗作り‥つまり自分で作陶した壊れ茶碗に金継ぎしたいという妄想でした。
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玄洋窯窯元の冨永師匠も陶工の常識からは、考えられない‘焼成中の窯で割れる茶碗’を作りたいと懇願するド素人の私に呆れ果てたご様子でしたが、半年くらい経ったころから茶道(茶の湯)茶碗の‘基本(約束事)’を踏
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まえた茶碗作陶の真髄を少しずつ教えてもらえるようになりました。
今夜掲載した拙茶碗は、3、4か月くらい前に作陶したものなので子供が、粘土遊びしたような茶碗(正面が分か
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らない、茶溜りが浅い、飲口がない、高台が低い、底から水漏れするなど反省点多い)になりました。
本阿弥光悦の茶碗を敬い、川喜多半泥子の茶碗に憧れる私としては、気を取り直し何とか天才陶匠の足裏に
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付いた砂粒くらいの茶碗が、せめて作陶できるようにと手回しロクロの上で七転八倒しています。
100個くらい作陶してみてやはりダメのようならきっぱりと茶碗作りを諦めたいと思います。
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by blues_rock | 2017-11-15 00:15 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
この秋は、新作映画の佳作や秀作、良質な作品が、立て続けに公開されているので他のことは、放りだして映画館にかけつける毎日です。
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若き名優 ライアン・ゴズリング主演の話題作「ブレードランナー2049」と時に天与のエレガントな美貌を壊して熱演する名女優 シャーリーズ・セロン主演のスパイ・アクション映画「アトミック・ブロンド」のどちらを先に紹介しよ
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うかと迷いましたが、MI(エムアイ)6の凄腕女スパイ‘ ロレーン・ブロートン’を、同じイギリス諜報機関 MI(エムアイ)6の先輩007ジェームス・ボンド顔負けのクールにして過激なアクションを演じ見る者の度胆を抜いたシャーリーa0212807_2051248.jpgズ・セロン(1975~)の新作「アトミック・ブロンド」を今夜は、掲載することにしました。
シャーリーズ・セロンを一躍有名にしたのは、彼女の美貌とスレンダーな長身(177㌢)目当てにオッアァされるのが、セクシーなブロンドの役ばかりであることにうんざりしていた頃、パティ・ジェンキンス監督(脚本・監督)の2003年映画「モンスター」に出演(こちら参照) ‥ この映画a0212807_2063276.jpgに‘シャーリーズ・セロン’の美しい姿は、どこにもなく、醜く太った(役作りで14㌔肥満)殺人鬼を怪演し、アカデミー賞主演女優賞ほか、多数の映画祭で主演女優賞を受賞、私は、そのシャーリーズ・セロンの姿に、女優としてのプロ魂を強く感じそれ以来の大ファンになりました。
a0212807_2072880.jpg2012年のSF映画「プロメテウス」では、痩身の謎の女(ウェスト50㌢の衣装を装着)を演じ、2015年デストピアSF映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」で登場したシャーリーズ・セロンは、スキンヘッドにノーメークという出で立ち ‥ マッチョで勇敢なウーマン戦士ながら、なかなかセクシィで魅力的でした。
2017年の「ワイルド・スピード ICE BREAK」では、世界を容赦なく破壊していく極悪非道なサイバーテロリストをa0212807_2075862.jpgシャーリーズ・セロンが、顔色一つ変えず冷酷に演じ、そして新作の「アトミック・ブロンド」(製作・主演)は、そのクールさに加え‘長回し(ノーカット撮影)’による過酷な格闘シーンを披露、この凄腕女スパイ‘ロレーン・ブロートン’の役づくりにトレーニング・ジムに通い筋肉を鍛えながら格闘技も習得、男性相手のスパークリングを行ない、撮影では、歯を折りながらもスタンa0212807_201044100.jpgトを使わず自ら激しい格闘シーンを演じています。
シャーリーズ・セロンは、プロデューサーとして監督に、長編初監督ながら、これまでアクション映画のスタントマンや助監督キャリアのあるデヴィッド・リーチ(プロファィル不詳)を抜擢し自分の演じる女スパイ‘ロレーン・ブロートン’を近年の‘ジェームス・ボンド’をしのぐ‘ジェイソン・ボーン’並みのスパイ映画の主人公にしました。
a0212807_20115975.jpg映画の舞台は、1989年東西ドイツの国境であったベルリンの壁が、崩落するその頃、世界情勢に致命的な危機をもたらす工作員の極秘リストを何ものかに奪われ、イギリス諜報機関MI(エムアイ)6の凄腕工作員ローレン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)は、リスト奪回の指令を受けました。
a0212807_20125693.jpgCIAの要人にアメリカの名優 ジョン・グッドマン(1952~)、ベルリンで時計職人を装うMI(エムアイ)6の連絡員をドイツの名優 ティル・シュヴァイガー(1963~、1997年製作・脚本・主演の西ドイツ映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」は秀逸)などが、アトミック・ブロンドと呼ばれるロレーン・ブロートンと絡み、極秘リスト奪回のためにソ連のKGB、東ドイツの諜報機関と丁々発a0212807_201359100.jpg止の策略により陰謀と裏切り(内部通報者の存在)の応酬を繰り広げ、映画は、なるほど‘そう来るか’のエンディングになります。
ローレン・ブロートン(シャーリーズ・セロン)の魅力は、危機察知能力と危険回避のための判断力に優れ、同時に身の回りにある物を瞬時に使って脱出する応用力の高さなどジェイソン・ボーンのような能力にあります。
a0212807_20143315.jpg格闘にしても女である弱点をロレーン・ブロートンは、肘で顔面を攻撃したり膝を狙って動けなくするなど、相手の急所を狙い、また相手の力を利用して投げ飛ばしたりと攻撃に無駄がなく、戦闘に慣れたプロの特殊工作員である動きを見せてくれます。
その壮絶にしてリアルなアクションシーンをデヴィッド・リーチ監督は、1シーン1カットの長回しで撮影、それに応えたシャーリーズ・セロンの女優魂に敬服いたします。
(右上写真 : 撮影の合間に談笑するデヴィッド・リーチ監督とシャーリーズ・セロン)
by blues_rock | 2017-11-13 00:03 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
アメリカの俳優 ジェイク・ギレンホール(1980~)は、まだ30代半ばながら‘性格俳優’(とくに‘壊れかけた精神状態’の演技力は抜群)として、希代の名優のひとりと言って良いでしょう。
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私が、ジェイク・ギレンホールを注目したのは、サム・メンデス監督(1965~、1999年アカデミー賞作品賞受賞 作品「アメリカン・ビューティー」は秀逸)が、2005年に撮った湾岸戦争を主題にした映画「ジャーヘッド」で演じた坊主a0212807_1283644.jpg頭でギョロ目の海兵隊兵士役でした。
以来、ジェイク・ギレンホールが、主演した映画は、2001年SFスリラー映画「ドニー・ダーコ」から現在公開中の映画「ノクターナル・アニマルズ」(Nocturnal Animals 夜行動物)まで10数本見たように憶います。
新作「ノクターナル・アニマルズ」(トム・フォード監督・脚本)は、ジェイク・ギレンホールが、主人公の小説家志望の青年と劇中劇のa0212807_1305730.jpg主人公として登場、小説「ノクターナル・アニマルズ」の二人の主人公(二役)を演じていて、共演は、エイミー・アダムス(1974~)、マイケル・シャノン(1974~)、アーロン・テイラー=ジョンソン(1990~)と個性派の名優が、出演しています。
「ノクターナル・アニマルズ」は、ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞した作品ですが、今夜のシネマは、a0212807_1325026.jpgジェイク・ギレンホールが、2014年映画「ナイトクローラー」で見せた‘壊れてしまった心の狂気(サイコパス)’を彼は、「ノクターナル・アニマルズ」よりその前の心理劇映画「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」(原題「Demolition」 破壊)でのほうが、その狂気により近く、しかも‘壊れていく’心の内側(心因的精神障害の症状)を繊細な演技で見せてくれます。a0212807_1331767.jpg
というわけで今夜は、「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」を採り上げたいと思います
私は、「ノクターナル・アニマルズ」も面白いと思いましたが、フォード監督は、ファッションデザイナーでもあるので‘エイミー・アダムス’を着せ替え人形(モデル)のように見立てた演出が、強調され過ぎ、静と動の主人公二役にジェイク・ギレンホール持ち味の‘壊れかけた精神’の演
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技は、あまり必要とされていませんでした。
プロット(構成と脚本)も本筋の主人公と劇中劇の主人公との違和感が、最後まで払拭できず、もう少しミステa0212807_1344265.jpgリー脚色されたスリラー映画にして欲しかったと私は、思います。
その点「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」のほうが、原題「Demolition」 (破壊)のとおりジェイク・ギレンホールは、次第に‘壊れていく’主人公の精神の変化を見事に演じていました。
監督は、カナダの名匠 ジャン=マルク・ヴァレ(1963~、2013年「ダラス・バイヤーズクラブ」、2014年「わたしにa0212807_135121.jpg 会うまでの1600キロ」)で、ヴァレ監督の演出をヴァレ監督作品の常連である撮影監督のイブ・ベランジェが、ある日突然の交通事故で運転していた妻を亡くし、後遺症の心因的精神(ストレス性パニック)障害により感情を制御できない夫 デイヴィス(ジェイク・ギレンホール)の空虚な心情を包み込むようにやさしく美しい映像で描いていきます。
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救急病院に搬送され妻の死亡を知らされたデイヴィスは、妻の死よりも病院待合室に置かれた自動販売機の不具合のほうが、気になり小さな自動販売機会社でクレーム受付係をしているシングルマザーのカレン(ナオミ・a0212807_1365254.jpgワッツ 1968~)と関わっていく二人のデリケートな演技、さらに義理の息子デイヴィスを心配する亡き妻の父親フィル(クリス・クーパー 1951~)との悲しみに対する確執など見応えのある心理劇映画です。
若き名優ジェイク・ギレンホールへの名監督からのオッファ(出演依頼)は、絶えず現在でも、ポスト・プロダンションの(公開準備をしている)映画が、スウェーデンの名a0212807_1381031.jpg監督 ダニエル・エスピノーサ(1977~)のSF映画「ライフ」、アメリカの鬼才監督 デヴィッド・ゴードン・グリーン(1975~)によるボストン・マラソンのテロ事件で下半身を失くした男性が、モデルの伝記映画「ストロンガー」と私は、一刻も早い公開を心待ちにしています。 
(上写真 : 撮影の打合せをするジャン=マルク・ヴァレ監督とジェイク・ギレンホール)
by blues_rock | 2017-11-11 01:11 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)