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心の時空

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a day in my life

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私は、今年の 金継ぎ工芸会作品展 に古唐津「山盃」(梨子地銀青貝蒔絵こちら下段の浅葱梨子地銀 ならびに共継ぎと呼継ぎの山盃) 4点を根来塗の敷板(こちら の下段参照)に置いて出品することにいたしました。
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大木を輪切りにした素朴な木目のある置き台にも置き、どちらにしようかと迷いましたが、艶やかな梨子地銀拭漆(浅葱梨子地と青貝蒔絵)との相性を比べてみて根来塗の敷板にしました。
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拙ブログにお立ち寄りいただいた皆様方には、両方ご覧いただきたいと思います。
山盃は、安土桃山から江戸初期にかけて焼成された酒杯(盃・ぐい呑み)のルーツです。
a0212807_135579.jpg当時、肥前(佐賀・長崎)に数多あった古唐津窯の陶工たちが、山盃を普段使う自家用の酒杯として焼成しました。
その素朴な作為のない味わいが、今でも山盃ファンの心を惹きつけています。
この初期伊万里の猪口は、ピルケース代わりに私が、食前食後、服薬しなければならない薬をまとめて入れて、愛用しているお気に入りの逸品です。

「金継ぎ工芸会作品展2017」の会期・会場などの詳細につきましては、こちら をご覧ください。
by blues_rock | 2017-04-14 00:14 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
子供のころ日本のアニメ映画やTVゲームに熱中して育ったとしか思えないアメリカンオタク世代のジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督(1984~)が、「キングコング」をゴジラのような怪獣に設(しつら)えて撮ると‘なるほど、
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こうなるのか’と妙に納得する痛快B級 怪獣SFパニック映画ながら、映像のすばらしくは、‘さすが、映像オタク世代監督’と感心させられる映像で 最新VFX技術を駆使した映像だけで云うと‘A級’の映画でした。
a0212807_20435549.jpg「キングコング」といえば、1933年当時、無声(サイレント)映画の全盛期に、巨大類人猿のキングコングが、美女(フェイ・レイ 1907~2004)を片手に抱え超高層のエンパイアーステート・ビルディングによじ登り、複葉飛行機を叩き落とすという画期的な特殊撮影により、ハラハラドキドキのエンタメサービス精神タップリの原始パニック映画を懐い出します。
a0212807_20472978.jpgその後、「キングコング」は、何度もリメイクされ、キングコングとからむ美女たちも1976年 ジェシカ・ラング(1949~)、1986年 リンダ・ハミルトン(1956~)、2005年 ナオミ・ワッツ(1968~)と変わり、2017年の最新作「キングコング 髑髏島の巨神」(Kong Skull Island)では、ブリー・ラーソン(1989~ 「ルーム」アカデミー賞主演女優賞受賞)が、演じています。
a0212807_20475515.jpg最新作のキングコングは、髑髏島で巨神と崇められている身長30㍍、体重300㌧のクリーチャー(怪物)です。
髑髏島では、得体のしれないサイキックな原住民や探検隊を襲う巨大なトカゲのような怪獣(キングコングの天敵)、怪鳥、巨大水牛、巨大タコなど数多のクリーチャーが、共棲していました。
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「キングコング 髑髏島の巨神」の時代設定は、1973年でランドサット人工衛星の捉えた髑髏島が、気象環境の険しい人を寄せ付けない南海の孤島になっています。
a0212807_211817.jpg映画は、日本アニメ映画やゲーム映像の影響を受けたジョーダン・ヴォート=ロバーツ監督が、スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」やコッポラ監督の「地獄の黙示録」への個人的なオマージュと併せ、自分の好きな映画からお気に入りのシーンを取り出して構成しているので空想SFの漫画チックなリアリティを感じない怪獣パニッa0212807_2114968.jpgク映画(ヴォート=ロバーツ監督はワクワクしながら撮っていたと推察)になっています。
まあ、クリーチャー(怪物や化け物)の登場するSFパニック映画にリアリティなど能書きを求めるほうが、野暮と云うものでしょう。
映画のエンディング・クレジットに入ると帰る観客も大勢いましたが、映画制作会社もイジワルなことするもの‥a0212807_2131043.jpgクレジットの終わりに、この映画「キングコング 髑髏島の巨神」の続編らしき 最新VFX映像によるSF怪獣パニック映画の次回作「コジラ」(Godzilla)を、さらにその続編として2020年には、日本映画版「キングコングとゴジラ」を最新VFX撮影技術でリメイクするとしいうウルトラSF怪獣パニック映画の製作を予告していました。
by blues_rock | 2017-04-12 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
「自分が、何なのか? 自分は、何になるのか? すべて自分で決めるのだ。 絶対他人に決めさせるな!」とシャロン少年を励ます麻薬ディーラーのフアン(マハーシャラ・アリ 1974~ アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞)、a0212807_21163337.jpgシャロンにいつもやさしいフアンの妻テレサ(ジャネール・モネイ 1985~)、シャロンを愛しつつもネグレクト(育児放棄)し麻薬常習者ゆえに感情のまま虐待する母親のポーラ(ナオミ・ハリス 1976~)などシャロンの成長に関わる出演者たちも演技力抜群の俳優ならびに女優ばかりです。
a0212807_21165575.jpgそして、映画のもう一つの見どころは、映像の美しさです。
撮影監督ジェイムズ・ラクストンが、撮った映像をポストプロダクションでカラーリストのアレックス・ビッケル(1982~)は、「月の光の下で黒人の少年が、青く光って見える」トーンに色彩加工、そのため登場人物(全員黒人)の肌が、ブロンズ彫刻のように美しく
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輝いて見えます。
音楽(サウンドトラック)もまた秀逸です。
a0212807_21214641.jpg音楽監督のニコラス・ブリテル(1980~)は、同じメロディをリトルからシャロンそしてブラックと次第に成長するごとに変奏(アレンジ)し、その姿が、変わってもアイデンティティは、変わらないことを音楽でも表現しています。
ピアノとヴァイオリンのアンサンブルもすばらしくシャロンの心が、揺れるときヴァイオリンの音色は、トレモロでa0212807_21221720.jpg震え、彼の心の動きと哀感を見事に表現しています。
「ムーンライト」の脚本に惹かれたブラッド・ピット(1963~)が、製作総指揮を担っています。
ゲイの映画で私の記憶に残るのは、1997年のウォン・カーウァイ監督作品「ブエノスアイレス」、2002年のトッド・ヘインズ監督作品「エデンより彼方に」、2006年のアン・リー監督作品「ブロークバック・マウンテン」、2015年
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のトム・フーパー監督作品「リリーのすべて」とトッド・ヘインズ監督作品「キャロル」で、この5作品とも名作ながらアカデミー賞最優秀作品賞を逃しています。  (下写真 : ジェンキンス監督と撮影のジェイムズ・ラクストン)
a0212807_21251620.jpg「ムーンライト」は、ゲイ(LGBT)を主題とした映画として初めてアカデミー賞最優秀作品賞に選ばれました。
人種と性に対し偏狭な暴言を恥ずかしげもなく繰り返すゲスな大統領のいるアメリカで映画人たち(6、500名のアカデミー会員)は、「ムーンライト」をアカデミー賞の最優秀作品賞に選び全世界の映画ファンとアメリカの有権者に「人の品性とは、何か」という品格あるメッセージを送りました。
by blues_rock | 2017-04-10 00:10 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
アメリカ映画の新鋭バリー・ジェンキンス監督(1979~ 現在38歳)が、発表した「ムーンライト」は、ジェンキンス監督の長編2作目の作品ですが、いきなり映画史に残る名作映画(アカデミー賞の作品賞・脚色賞・助演男優賞
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の 3部門で最優秀賞を受賞)を撮りました。
映画のプロットは、マイアミのアフリカ系アメリカ人(つまり黒人)の多くが、住まう貧困地域、その中でも麻薬にa0212807_20564036.jpg汚染された危険な地帯で自分の居場所とアイデンティティを捜しながら成長していくゲイ(LGBT)の黒人少年シャロンの物語です。
映画は、三章からなりリトルと呼ばれる少年期(アレックス・ヒバート)、シャロン(渾名ブラック)と呼ばれる青年期(=ティーンエイジャー期 アシュトン・サンダース)、自らブラックと名のる成人期(トレヴァンテ・ローズ)の3つの時代で構成され物語のa0212807_20574785.jpgコア(映画の軸)となる‘主人公のゲイである内面(アイデンティティ)’が、終始一貫ぶれることは、ありません。
アフリカ系アメリカ人(黒人)のジェンキンス監督自身は、ゲイ(LGBT)ではありませんが、主人公シャロンの内面を良く理解しゲイであるシャロンのアイデンティティを丁寧に描いています。
a0212807_20583644.jpg映画に出演しているのは、全員黒人俳優で、シャロンの少年期・青年期・成人期を演じた3人の俳優が、三者三様にすばらしく、シャロンは、ゲイ(LGBT)であることを幼くして自覚していますが、そのアイデンティティを隠しながら自分の居場所を捜し成長していきます。
地域社会に蔓延する‘ホモフォビア(ゲイ嫌悪感情)’というキリスト教の因習やアメリカの伝統的な家族社会のa0212807_2113657.jpg政治的背景からくる人びとの差別や偏見、虐待(いじめ)に苦しめられるシャロンは、いつも孤独で「自分は、いったい何者なのだろう?」と内向する姿が、切なく見る者の胸を打ちます。
ティーンエイジャーになったシャロンは、幼いころからのただ一人の友だちであるケヴィンに次第に友情以上の想いを抱くようになって行きます。
a0212807_2131360.jpgリトル・シャロン・ブラックとそれぞれの章を三人の俳優が、ジェンキンス監督の秀逸な演出のもと、いつも俯(うつむ)いているシャロンの雰囲気や彼の目の表情(眼ざし)に自分のアイデンティティを捜し成長していくシャロンを演じ、撮影中、ジェンキンス監督は、シャロン役の俳優3人を会わせないでリアリティある自然な演技を指導しました。
a0212807_21932100.jpg「ムーンライト」(Moonlight)は、非常に地味なヒューマンドラマです。
麻薬汚染されたアメリカの小さな貧困社会で成長していく一人のゲイ(LGBT)の黒人少年が、たった一つの愛を逆境の中で月明かりのように胸に秘めて生きてきたことをジェンキンス監督は、映画を見る者に同期させ、一緒に考えて欲しいとメッセージしているように思いました。 (後編に続く)
by blues_rock | 2017-04-08 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_19353133.jpg鎹(かすがい、右写真)とは、今のような強力な接着剤のない時代に、木材や石材を繋ぐために利用された金属の接着材です。
陶磁器の食器が、昔まだ庶民にとって貴重な生活用品であった時代、中国(清朝~現代、1999年中国映画「初恋のきた道」の劇中に茶碗を鎹修理するシーンがあります)や日本(江戸時代~昭和初期)では、大事な陶磁器が、割れると ‘鎹(かすがい)直し’で修理し再使用していました。
鎹(かすがい)修理で特に有名なのが、国立東京博物館にある国宝「青磁茶碗 馬蝗絆(ばこうはん)」にまつわる逸話(こちら 記事半ばから終わりまで)です。
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日本では、室町時代に茶の湯が、生まれると陶の茶碗は、茶人に大切に扱われ‘金継ぎ’が、誕生しました。
江戸時代には、生活用の磁器(茶碗・皿・鉢、湯呑や猪口)が、普及し始めるもまだまだ庶民には、高根の花で、a0212807_19501744.jpg大名や武士階級、裕福な商人たちが、日常生活に磁器を使用し始めました。
そして磁器が、割れると「鎹(かすがい)直し」や「焼き継ぎ」で修理し、子から孫へと大事に伝承されてきました。
さて、私の手元にある「古伊万里 花鳥文色絵 八角鉢(径14㌢、高8㌢)」には、4つの鎹が、施されています。
左写真の「古伊万里 胡蝶文 色絵猪口(径6.5、高5.5)」は、小さいながら10の鎹修理が、施されていました。
残念なことに胴が、少し欠けていて、私は、色合いから金継ぎではなく、「銀継ぎ(本銀直し)」にしました。
a0212807_19533333.jpg根来塗敷板(横28㌢、縦20㌢)は、4月17日(~4月23日)から始まる金継ぎ工芸会作品展に私が、出品する ‘山盃’ を並べるために制作しました。
材料は、揖保の糸 素麺の蓋板を布(ガーゼ)と錆漆さらに下地漆で整え、本消呂漆と赤漆を交互に塗り(拭いて)仕上げました。
私たちの周囲には、ポイ捨てするに惜しい道具類や生活財が、結構あり、ホームセンターに行けば、木目の美しい板が、安価な値段(百均ショップなら桐材を推奨)で並んでいます。
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お気に入りの板を買い、Tシャツなど古着の布切れに生漆をつけて拭いて乾かす作業を繰り返すだけ、極薄の使い捨てゴム手袋をつければ、漆かぶれもなく、あなたもまわりを唸らす漆芸家になれること請け合います。
by blues_rock | 2017-04-06 00:06 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
正にフランス映画の名匠と呼ぶにふさわしい異才ジャック・オーディアール監督(1952~)の映画を私が、初めて見たのは、2009年作品「預言者」(原題 Un prophète)でした。
a0212807_2353842.jpgこの映画「預言者」が、醸し出す特異なテンション(主人公のアナーキーな雰囲気、)に惹き込まれ、2005年の「真夜中のピアニスト」(原題 De battre mon coeur s'est arête)以降の作品 ~ 2012年の「君と歩く世界」(原題 De rouille et d'os)、2015年の「ディーパンの闘い」(原題 Dheepan)とオーディアール監督作品を見ましたが、いずれもお勧めしたい秀作映画です。
オーディアール監督演出の特長である‘精神の表情’を撮るカメラも抜群で、名撮影監督ステファーヌ・フォンテーヌ(「ディーパンの闘い」は、女性撮影監督エポニーヌ・モマンソー 1985~)は、オーディアール監督の演出を‘どう撮れば良いのか’先刻承知といった感a0212807_20574279.jpg性で演じる俳優(女優)たちの感情の機微(表情のニュアンス)を秀逸な映像で撮影しています。
併せて、どの映画の出演者たちも個性豊かで抜群の演技力をもつ俳優(女優)ばかり‥「映画の質は、監督、脚本、出演者で決まる」は、私の持論ながらカメラもふくめオーディアール監督の作品が、すべて秀作なのは、うなずけます。
a0212807_20582435.jpg2009年作品の「預言者」は、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞、人種対立の激しい刑務所に入所した新入り受刑者で無学な19歳のアラブ系フランス人青年マリクが、命の危険にさらされながら獄中を生き延び、次第に権力を握っていく過程を描いています。
主人公のアラブ系青年マリクを熱演したのは、当時無名の若手俳優タハール・ラヒム(1981~)で、この映画で一躍有名になりました。
コルシカ系ギャングのボスを演じたのが、オーディアール監督作品に無くてはならないベテラン俳優ニエル・アレストリュプ(1949~)でいつもながらの風格ある渋い演技で存在感を出していました。
a0212807_20585318.jpg「預言者」の前作が、2005年作品の「真夜中のピアニスト」で、この映画(こちらが先ながら)にもニエル・アレストリュプは、出演し怪しげな不動産ブローカー業を営む主人公トム(ロマン・デュリス 1974~ 1997年映画「ドーベルマン」に出演)の父親役で出演、フランスに暗躍するロシア人悪徳資産家の債務に苦しむ父のロベールを好演しています。
a0212807_20593177.jpgトムは、子供のころに挫折したピアニストへの夢が、ふとしたきっかけで目覚め、仕事もそっちのけでのめり込み、狂気と紙一重への精神状態に陥っていく青年トムをロマン・デュリスが、熱演しています。
2012年作品「君と歩く世界」(原題の De rouille et d'os は「錆と骨」という意味)の見どころは、今やフランスを代表する名女優になったマリオン・コティヤール(1975~)と同様にベルギーを代表する名優であるマティアス・スーナールツ(1977~ 「闇を生きる男」主演、「クライム・ヒート」主演、「リリーのすべて」出演)二人の秀逸な演技です。
マリオン・コティヤール演じるシャチの花形調教師であったステファニーは、ショーの最中に事故に遭い両足膝a0212807_212152.jpgから下を切断、精神的な喪失感から生きる気力を失くしていました。
マティアス・スーナールツ演じる失業中のシングルファーザーアリは、人間的な欲望を一切隠さずそして何も考えない粗野な行動が、親戚縁者たちから疎まれていました。
a0212807_2133153.jpgそんな二人が、出遭い、殺伐とした社会と人間関係の中でステファニーとアリは、剥き出しの感情をぶつけ合い、そんな二人を包み込む陽の光の美しい映像が、瑞々しい生命の躍動感を際立たせています。
まわりの人びとは、両足に義足を着け松葉杖が、ないと歩けない失意のステファニーを憐れむような目で見ますが、アリは、彼女に同情することも哀れむこともせず、「両脚がない? それがどうした!?」 とばかりステファニーを口説き、外に連れ出し、セックスし終わると「セックスしたくなったらa0212807_21184657.jpgオレを呼んでくれ」とさっさと帰ります。
ステファニーは、そんなアリに愛想尽かしますが、粗野ながら孤独なアリは、号泣しながら自分の気持ちを剥き出しにして「見捨てないでくれ」とステファニーにすがりつきます。
オーディアール監督の最新作2015年作品「ディーパンの闘い」については、こちら をご覧いただけると光栄です。
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by blues_rock | 2017-04-04 04:04 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
中古ショップを時おり覘くと私の拙い漆芸の技でも何とか再生できそうな道具類に運よく出遭うことがあります。
この木製の練り鉢(径25㌢)とサラダ椀(径13㌢)もふと立ち寄った中古ショップで手に入れたものです。
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胴に布地を張ったウレタン塗の練り鉢は、見込み中央にありきたりな祝い文様を描いたギフト製品でした。
水性サンドペーパー(粗目⇒中目⇒細目)で底中央部分の文様を剥がし次にウレタン塗料も砥ぎ落しました。
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そして、本消赤漆(練朱赤口レーキ合漆)を何度も刷り込み拭き漆にしました。
練り鉢として使い込んでいけば、赤も馴染み好い色合いに成長すると思います。
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サラダ椀もまた輸入材にウレタン塗料を塗った製品で百均のカゴにあったものを二つ買いしました。
中・細目の水性サンドペーパーでウレタンを砥ぎ落し、二つ共に根来塗の椀にしようと下地塗りを始めたもの
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の木目が、そろったほうの椀は、刷り漆(拭き漆)にしました。
もう一つの根来塗にしようと思っている椀の方は、もう少し手をかけて納得できるような根来椀になりましたら、
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拙ブログに掲載したいと思います。
by blues_rock | 2017-04-02 00:02 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)