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心の時空

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a day in my life

<   2014年 03月 ( 31 )   > この月の画像一覧

マット・デイモン=ジェイソン・ボーンのイメージが消えないくらいマット・デイモン(1970~)の‘はまり役’でした。
ジェイソン・ボーン三部作は、シリーズのどこから見ても、またいつ見ても楽しめるスパイ・アクション映画です。
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ジェイソン・ボーン三部作は、アメリカの作家ロバート・ラドラム(1927~2001)のスパイ陰謀小説シリーズを映画化したもので、3作とも脚本家トニー・ギルロイ(1956~)が、脚本を書いています。
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原作者のロバート・ラドラムは、「読者に退屈をさせない」を創作ポリシーとするだけあってアップ・テンポのスピードで展開していく緊張感溢れるストーリーは、映画にも大いに生かされ、3作とも大いに楽しませてくれます。
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「ボーン・アイデンティティー」(2002)の原作は、ロバート・ラドラム1980年発表の「暗殺者」で、ダグ・リーマン監督(1965~)が、メガホンを執りました。
a0212807_0275116.jpg「ボーン・スプレマシー」(2004)の原作が、1986年に発表した「殺戮のオディセイ」で監督は、イギリスの映画監督ポール・グリーングラス(1955~)です。
「ボーン・アルティメイタム」(2007)の原作は、1989年発表の「最後の暗殺者」です。
二作目に続き三作目もポール・グリーングラス監督により撮影されました。
a0212807_0293428.jpgCIA暗殺工作員ジェイソン・ボーン役のマット・デイモン以外で、3作すべてに出演したのが、CIA連絡員ニッキーを演じたジュリア・スタイルズ(1981~)だけながら、撮影監督オリヴァー・ウッド(イギリスの撮影監督、詳細不明)と音楽監督ジョン・パウエル(1963~ イギリスの作曲家)は、3作すべてを担当しました。
三作の脚本を書いたトニー・ギルロイは、自らの原案・脚本でボーン・シリーズ四作目となる「ボーン・レガシー」(2012)を監督しました。
a0212807_0365897.jpgだが「ボーン・レガシー」(こちら)の主人公は、ジェイソン・ボーンではなく特殊工作員アーロン・クロスでジェレミー・レナー(1971~)が、主演しています。
ロバート・ラドラムの原作ではないせいか、CIA工作員アーロン・クロスにジェイソン・ボーンのようなリアリティの襞(ひだ)がなく、脚本家として優秀なトニー・ギルロイも、映画監督としては、ダグ・リーマン監督、ポール・グリーングラス監督に一歩譲るような気がします。
a0212807_0422891.jpgジェイソン・ボーンの四作目(ファイナル)としてマット・デイモンとジェレミー・レナーの共演企画にマット・デイモンは、ポール・グリーングラス監督以外の監督でジェイソン・ボーン役を演じることはないと宣言しているそうなので実現するかどうか分かりません。
記憶を失った天才諜報員にして元暗殺者ジェイソン・ボーンの結末をポール・グリーングラス監督のメガホンで
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マット・デイモンとジェレミー・レナー共演をぜひ見せて欲しいと思います。
ポール・グリーングラス監督とマット・デイモン主演の映画では、イラクを舞台にCIAの陰謀もの映画「グリーン・ゾーン」(こちら)があり、リアルな戦場の映像とキレのある演出に見応えのある映画としてお薦めいたします。
by blues_rock | 2014-03-31 00:01 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_13949.jpg欲のカタマリのような人がお金に困りバタバタすると大方ボロを出すものです。
そんな時、昔の人は‘貧すれば鈍す’と小バカにして分かりやすく表現しました。
前東京都知事の5千万円もみんなの党党首の8億円も口の軽い相手に借金したものだからペラペラ舞台裏のナイショ話をバラされて冷や汗かきながらシドロモドロの言いわけをしていました。
2年前、旧態依然の既存政党にウンザリしていた私は、みんなの党のポップな政治感性に興味を持ち「ポップな政党~みんなの党」(こちら)と題してブログを書きましたが、どうやらはじけてポップコーン政党みんなの党になるようです。
この7か月後の2012年12月16日衆議院議員選挙で当時の民主党政権は、自民党に惨敗し下野しました。
私は、2012年12月4日のブログで「主権者として‘みんなの党’を支持します」(こちら)と書き、「私が政治に求めるマニュフェスト」(こちら)に一番近いみんなの党のウソに今回騙されてやろうと決め、みんなの党を支持することにしました。
1年半前に衆議院選挙で圧勝した自民党政権も当初は、少子高齢化するわが国の構造改革と沈滞する日本の
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デフレ経済改革にアベノミックス‘と称する三本の矢(規制緩和・金融緩和・成長政策)’で私たち国民に目眩(くら)ませしました。
a0212807_1495222.jpgあれから1年半経ちましたが、政府の規制緩和は、未だ遅々として進まず(TPPの進捗を見れば一目瞭然)、日銀のバズーカ金融緩和(1万円札の大量バラまき)は、突風のような株高と円安になったものの伸びると予想された製造業の輸出は振るわず(工場が国内にないのだから当然のこと)、逆に円高により原油・ガスなどの輸入品価格高となり日本の貿易収支は、大幅な赤字となり、借金1,000兆円を抱える日本の未来に暗雲が、広がり始めました。
日本の仕組みを変える構造改革(国の立法府・行政機関をスリムにする)と大胆な規制緩和がなければ、日本a0212807_1502445.pngの成長はあり得ません。
みんなの党もダメとなると‥さて、どうしたものかと思案橋です。
さりとて有権者・納税者の一人として選挙権を行使しないということは、他人に命を預けることと考える私に投票権の放棄(棄権)という選択肢はありませんので、わがマニュフェストのフルイにかけて次の支持政党または無所属の清廉で能力ある政治家を選択したいと思います。
by blues_rock | 2014-03-30 00:05 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
a0212807_0271858.jpg連続猟奇殺人事件の犯行声明で「ゾディアック(Zodiac)」と名のる殺人鬼と猟奇殺人犯を追う地元新聞社のイラストレーター(ジェイク・ジレンホール 1980~)と記者(ロバート・ダウニー・Jr. 1965~)さらに捜査官(マーク・ラファロ 1967~)を描く2007年公開のサスペンス&ミステリー映画です。
監督は、サスペンス&ミステリーを撮らせたら抜群のセンスを発揮する名監督デヴィッド・フィンチャー(1962~)、色調を抑えた暗い映像が、特長で1995年「セブン」、2008年「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、2011年「ドラゴン・タトゥーの女」などに良く顕われています。
フィンチャー監督の描くゾディアックの犯行シーンは、強烈で湖畔にピクニックに来ている男女を襲う時や赤ん坊を連れた女性ドライバーを手にかける時などの不気味さは、サイコチックな「セブン」よりリアルな恐怖感がありました。
a0212807_0275440.jpg映画は、実際に起きたゾディアック連続殺人事件を描いています。
1969年7月4日の夜、カリフォルニアの田舎で「ドライブ中のカップルが銃撃され女は死んだ」と地元警察に通報が入りました。
通報者は、最後に「犯人はオレだ」と言って電話を切りました。
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それから1か月後、サンフランシスコの新聞社に一通の手紙が届きました。
それは7月4日夜の殺人事件を含め2件の殺人事件をほのめかす声明文でした。
a0212807_0425765.jpg声明文には、謎の暗号文が添えられ、それを新聞の一面に載せなければ、大量殺人を行なうと脅迫していました。
それは、ゾディアックと名のる殺人犯からの最初の手紙でした。
映画では、工場労働者のアーサー・リー・アレン(ジョン・キャロル・リンチ 1963~)が、犯行声明文の筆跡などの状況証拠から最有力容疑者として逮捕されるも手紙にa0212807_0444567.jpg付着していた唾液のDNA鑑定から‘シロ’と判定、無罪として釈放されました。
2014年の現在も地元警察は、ゾディアック連続殺人事件の捜査を続けています。
by blues_rock | 2014-03-29 00:29 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
          菜の花畠に、入日薄れ、
          見わたす山の端(は)、霞ふかし
          春風そよふく、空を見れば、
          夕月かかりて、にほひ淡し

          里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
          田中の小路をたどる人も、
          蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
          さながら霞める朧月夜
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九州ロマンチック街道(こちら)の‘菜の花畠’の写真を拝見したら「朧月夜」の歌が、私の全身を包み、菜の花の蜜を含んだ甘い香りが、春の風にのって辺りに漂い、忘れかけていた古里の遠い記憶が、私の心に鮮やかに蘇えりました。
by blues_rock | 2014-03-28 00:08 | 詩/短歌/俳句/小説 | Comments(1)
「それでも夜は明ける」(こちら)が、アカデミー賞の3部門において受賞するという快挙を成し遂げたイギリスの映画監督スティーヴ・マックイーン(1969~)の2011年監督・脚本作品「SHAME‐シェイム」を紹介します。
a0212807_2324132.jpgマックイーン監督の「SHAME - シェイム」は、ヴェネツィア国際映画祭において国際映画批評家連盟作品賞を受賞、映画批評家のウルサ方が「これは映画製作と演技のすばらしい一致だ。」と絶賛しました。
主演したイギリスの俳優マイケル・ファスベンダー(1977~)は、男優賞を受賞しています。
映画のプロットは、‘セックス依存症’を抱えた男の荒涼たる心象風景‥自傷行為のような性行為に浸る男の心の闇‥「SHAME - シェイム(恥)」とは?
映像アーティスト、スティーヴ・マックイーン監督は、‘カメラの長回し(途切れないカット)’で男の性行為を撮り、映画を見ている者は、到底快楽とは思えないセックスを続ける主人公(マイケル・ファスベンダー)に戸惑い、一緒に落ち込み憔悴して行きます。
‘セックス依存症’を描くのですから当然「過激な性描写」も多く、日本公開ではアホウな映倫から成人映画(R-18)に指定され、ボカシ(私見ながら
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ボカシは下品)も入れられましたが、エロ・グロ、ポルノの類(たぐい)ではなく、人間の深層心理を描いたシリアスな映画なのでセックスの言葉に騙され見るとガッカリすると思います。
a0212807_2330561.jpg撮影は、映像にこだわるマックイーン監督の信頼厚いイギリスの撮影監督ショーン・ボビット(1958~)で「SHAME - シェイム」では、ヒンヤリした青のトーンが、セックスに依存するしかない男の癒やしがたい空虚な心象風景を上手く表現しています。
妹を演じたイギリスの女優キャリー・マリガン(1985~)もすばらしく、男性依存症というより男を求めセックスした相手に愛を強いてa0212807_2334184.jpg思うとおりにならないとリストカットを繰り返す女性を名演しています。
映画のストーリーは、ニューヨークが舞台、ビジネスマンのブランドン(マイケル・ファスベンダー)は、プライベートな時間すべてをセックスに費やすセックス中毒状態でした。
ブランドンが、自分の部屋に入れるのは、行きずりの売春婦かセックスフレンドだけ、部屋にいる一人いる時は、いつもパソコンでa0212807_23423777.jpgポルノ・サイトを見ています。
会社の専用パソコンは、ポルノ映像の取り込み過ぎでパンクし上司から取りあげられました。
ブランドンは、内面にストレスを抱えると抑制が効かなくなり、会社のトイレであろうとシャワー中であろうとマスターベーションしないと治まらず、まるでジャンキーがヘロインを注射するような行為でした。
a0212807_2352288.jpg妹シシー(キャリー・マリガン)の電話も拒否していましたが、ついに押し掛けられ同居するようになりました。
リストカットの傷痕を無数にもつ恋愛依存症の妹シシーとセックス依存症ながら恋人とセックスできない兄ブランドンは、激しくぶつかるようになりました。
映画では、兄妹の過去について何も語られませんが、親からの虐待(子供の頃の性的虐待)あるいは兄妹の近親相姦のようなもの‥を想像させるワン・シーンに兄ブランドンの思い出したくない「SHAM - シェイム(恥)」が、隠されているように思いました。
by blues_rock | 2014-03-27 00:10 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_21353027.jpgアフリカ系イギリス人映画監督スティーヴ・マックイーン(1969~)の2013年作品「それでも夜は明ける」(原作ソロモン・ノーサップ「12 Years a Slave」)が、アカデミー賞作品賞受賞ほか助演女優賞にルピタ・ニョンゴ(1983~)さらに脚色賞と併せてアカデミー賞3部門で受賞しました。
ゴールデングローブ賞の作品賞も受賞しています。
「それでも夜は明ける」は、ニューヨーク州で家庭をもち普通の市民として暮らしていた音楽家の黒人ソロモン・ノーサップが、白人二人に言葉巧みに騙され奴隷商人に売られアメリカ南部ニューオリンズ近郊の綿農園で1841年から1853年までの12年間、過酷な労働と虐待に曝(さら)されながら生き抜き解放されるまでを描いています。
a0212807_21384453.jpgこの映画の特徴は、監督以下映画スタッフとキャストが、スティーヴ・マックイーン監督始め、脚本のジョン・リドリー(1965~)、主人公の黒人奴隷ソロモン・ノーサップを演じるキウェテル・イジョフォー(1977~)、ソロモンを買う奴隷農園主役のマイケル・ファスベンダー(1977~)、奴隷を家畜のように扱う冷血な綿農園主を演じるベネディクト・カンバーバッチ(1976~)とほとんどイギリスの映画関係者で占めていることです。
a0212807_21391137.jpg農園主にレイプされ虐待される奴隷女性を名演したルピタ・ニョンゴは、ケニア系メキシコ人で、奴隷解放主義者のカナダ人大工の脇役で出演したブラッド・ピット(1963~ 映画製作に参加)ほか数人がアメリカの俳優でした。
映画自体は、地味な映画ですが現代美術のアーティストでもあるマックイーン監督の映画センスの良さは、抜群です。
このセンスの良さは、前作の2011年作品「SHAME - シェイム」(こちら)ですでに発揮されており、これについては明日のブログで書きたいと思います。
by blues_rock | 2014-03-26 00:33 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
アメリカとEU加盟国は、あえてロシア国民の生活におよぶような経済制裁を避け、プーチン大統領の個人資産を除く(プーチン対する警告)プーチン政権首脳2人(イワノフ大統領府長官とロシア下院議長)ならびにプーチンa0212807_12175922.jpg側近5人の海外にある個人口座・資産を凍結、同時に彼ら7名を渡航禁止(アメリカ同盟国とEU加盟国への入国禁止)にしました。
大たい国のトップ(首脳)や政権中枢にいる閣僚ならびに政治家、関連企業のオーナーが、国内ではなく海外に巨額の金融口座や莫大な資産があること自体、不正な資金(ワイロ・ネコババ公金・脱税した裏金など)を海外送金し(国外に持ち出し)不正蓄財している証拠でしょう。
a0212807_16321638.jpgプーチン側近中の側近5人とは、石油・天然ガスに独占利権をもつチムチェンコ、建設・銀行・化学に利権をもつロッテンベルク兄弟、銀行・保険・マスコミを牛耳るコワリチュク、ロシア鉄道(運輸)を支配するヤクーニンです。
彼らは、プーチンがまだ無名の頃(1991年ソ連崩壊)からの盟友にして20数年来側近中の側近で、プーチン政権に癒着し不正蓄財を成して来ました。
アメリカは、EU諸国と日本など同盟国と連携をとり次の共同制裁として海外にあるロシア政府系機関の資金とa0212807_1635311.jpg資産凍結、プーチン大統領の側近が経営する基幹企業ロスネスチとガスプロム(これらもプーチン財布の一つ)の金融資金と資産を凍結すると警告しています。
このニュースは、ロシア国民もやがて知ることになり、ロシアへの制裁により国民経済が低迷すればロシア国内のプーチン神話も崩れ、プーチン大統領の支持率も次第に低下し、4年後2018年のロシア大統領a0212807_16431225.jpg選挙でプーチン大統領の再選は、危ぶまれるでしょう。
いま強気のプーチン大統領ですが、やがて今回のクリミア半島併合は、自分と仲間にとって高いコストであったと気が付くでしょう。
人類の歴史は、権力と武力(暴力装置=軍)それが齎(もたら)す莫大な富の争奪、権益・利権の支配をめぐる戦争の歴史です。(上写真:インド独立の父 マハトマ・ガンジー)
a0212807_17203178.jpg古今東西、国を問わず権力闘争に勝利した者は、暴力装置(軍・警察)を私物化し国家資金や資産を必ず一人占めにしました。
希有な政治才能と統治能力をもつプーチン大統領には、今からでも遅くないので、インドのガンジーやベトナムのホー・チ・ミンのような心から祖国を愛し一切の私利私欲を捨て、一身を擲(なげう)って歴史に名を残す国家指導者になって欲しいと思います。
プーチン大統領の墓碑銘に「世界とロシアの安寧(あんねい)を願った国家指導者ウラジーミル・プーチン」と刻んで欲しいと思います。
権勢も富も現世での短い夢物語、死後の世界(あの世)では、絶大な権力も巨万の富も無価値・無縁のもの‥ならば歴史に悪名を残す雑魚(ざこ)になるより、後世(歴史)に名を残す英雄になって欲しいと願います。
(右写真:ベトナム統一を指導したホー・チ・ミン)
by blues_rock | 2014-03-25 02:53 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
a0212807_2344249.jpg先日の日本経済新聞(朝刊5面 国際)の見出し記事「対ロシア制裁 大統領周辺に的(まと) 支配層に揺さぶり」を読みながら「クリミア半島のロシア領併合」について今後の行く方を私なりに考えていました。
今度のウクライナ紛争(クリミア併合)の根幹にも国家の資金・資産の争奪を巡る親ロシアと親EU(反ロシア)の利権闘争がありました。
2004年ウクライナ大統領選挙で親ロシア勢力が勝利するも親EU野党勢力による‘不正選挙’抗議デモやストライキでウクライナ国内は混乱、大統領選挙のやり直しが行なわれました。
その結果、今度は親EU野党候補が勝利(シンボルカラーがオレンジでしたので‘オレンジ革命’と称される)するも政権内部の権力抗争に裏切られたウクライナ国民は、ウンザリし(わが国の民主党政権とそっくり)2010年のa0212807_1161418.jpgウクライナ大統領選挙では、前回再選挙で敗れた親ロシア勢力の候補が、再び大統領になるという皮肉な結果になりました。
親ロシアのウクライナ大統領は、破たんした国民経済と国家財政にありながらロシアのプーチン政権を真似たのか国家資金と資産を独占していました。
このこと(一人占め)が貧困にあえぐウクライナ国民にバレでしまい国を追われロシアに軍事的な庇護を求めましたが、さすがに狡猾で強かなプーチン大統領は、‘同類’(同じ穴の貉)と思われるのを嫌い(ソチ冬季オリンピック前でもあり)、親EU(反ロシア)ウクライナに手出ししませんでした。
a0212807_7545877.jpg黒海沿岸ソチでの冬季オリンピックも無事に終わりウクライナ紛争をチャンスと捉えたプーチン大統領は、クリミア自治共和国の民主的を装う住民投票による独立宣言に呼応しクリミア全土を手中に収めました。
そのことと「プーチン大統領の墓碑銘」とどう関係があるの?‥実は、これが日本経済新聞(朝刊5面 国際)に掲載された記事「対ロシア制裁 大統領周辺に的(まと) 支配層に揺さぶり」の内容とリンクします。(後編に続く)
by blues_rock | 2014-03-24 02:52 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
ヤーロン・ジルバーマン(1969~)監督自ら脚本・製作した長編劇映画デビュー作品「25年目の弦楽四重奏」(原題 A Late Quartet 日本公開2013年)を見ました。
a0212807_21214680.jpgジルバーマン監督が、43才の時(2012年)に撮った作品ですが、初めての長編劇映画とは思えない手練れた演出と映画の出来の良さに感心しました。
今年2月人生半ばで亡くなった名優フィリップ・シーモア・ホフマンの感情豊かな演技を見ていると今さらながら惜しい俳優が亡くなったと思います。
映画は、ニューヨークを舞台に結成25年の有名な弦楽四重奏団の演奏家4人の確執と人生模様をベートーヴェン弦楽四重奏曲第14番の曲に併せて描いていきます。
世界的に有名になった弦楽四重奏団フーガは、チェロを担当する最年長のピーター(クリストファー・ウォーケン1943~)の病気による引退で彼らの人生が、不協和音を奏で始めました。
a0212807_21263986.jpg楽器の役割をめぐる対立で弦楽四重奏団人気の源であったハーモニーも乱れ始めました。
第1ヴァイオリンのダニエル(マーク・イヴァニール 1968~ 2012年「イヤー・オブ・ザ・スネーク」)は、楽譜を見て正確無比な演奏を行ないました。
第2ヴァイオリンのロバート(フィリップ・シーモア・ホフマン こちら)は、第1ヴァイオリンの主旋律を支え、曲に情感を与える技巧的な演奏を得意とし日ごろから暗譜による演奏を求めていました。
a0212807_2130621.jpgヴィオラのジュリエット(キャサリン・キーナー 1960~ 2005年「カポーティ」、2013年「キャプテン・フィリップス」)は、ロバートの妻で若いころダニエルの恋人でした。
年長者のチェリストピーター(クリストファー・ウォーケン)は、リーダー格で弦楽四重奏4つの楽器の役割も4人の名優たちが演じる役柄に重なり、4人それぞれ演奏する楽器の扱いも演技とは思えないくらい自然でした。
a0212807_21334528.jpgジルバーマン監督の演出は、初監督とは思えないくらいシャープで、各シーンにキレがあるのでシンプルな人間ドラマにも拘わらず、最後まで見ていて飽きませんでした。
ピーターが、最愛の亡き妻を偲ぶシーンで妻役を演じているのは、スウェーデンの世界的なメゾ・ソプラノ歌手アンネ=ゾフィー・フォン・オッター(1955~)です。
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ロバートとジュリエット夫妻の娘アレクサンドラを演じたイモージェン・プーツ (1989~)は、イギリスの若手美人女優で名女優キャサリン・キーナーと母娘として絡むシーンも実親子のような演技で魅力的でした。
by blues_rock | 2014-03-23 21:18 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_21302572.jpgいまやホラー映画の古典となったオカルト映画の傑作「エクソシスト(ディレクターズ・カット)」を久しぶりに見ました。
原作は、アメリカの作家ウィリアム・ピーター・ブラッティ(1928~)が、1971年に発表した小説「信仰の神秘(Exorcist)」で、原作者のブラッティ自ら脚本を書き1973年に映画化(製作)しました。
「エクソシスト」の原作・脚本・製作者であるブラッティは、ウィリアム・フリードキン監督(1935~)を起用、映画プa0212807_21461054.jpgロデューサーとしてのブラッティが、「エクソシスト」の監督にフリードキン監督を選んだのは1971年作品「フレンチ・コネクション」(主演ジーン・ハックマン1930~、アカデミー賞受賞5部門)を評価したからだあろうと推察しています。
音楽に当時無名ながら新進気鋭のイギリスのロックミュージシャン、マイク・オールドフィールド(1953~)のプログレッシィブ・ロックを採用、1973年にマイク・オールドフィールドが、リリースしたプログレッシィブ・ロックの名盤a0212807_2148783.jpg「チューブラー・ベルズ」イントロのフレーズを「エクソシスト」の象徴的なサウンドに使用しました。
「エクソシスト」は、1973年の冬にアメリカで劇場公開され、現在40年余りの歳月を経ていますが、公開当時、世界の映画ファンと映画界に与えたインパクトは大きく‘オカルト’ホラーの映画ブームを巻き起こしました。
1976年にオカルト映画「オーメン」のヒットもありましたが「エクソシスト」を超えるホラー映画はなく今でも映画のa0212807_21494545.jpgプロット(着想と構成)の斬新さは、どの作品と比べても群を抜いています。
「エクソシスト」は、アカデミー賞2部門の脚色賞・音響賞で受賞、アカデミー賞選考委員が、普段あまり評価しないホラー映画で2部門のアカデミー賞受賞は、画期的な出来事でした。
キリスト教カトリック・イエズス会のエクソシスム(悪魔祓い)をフリードキン監督は、見事な演出能力で、これまでa0212807_21505990.pngのホラー映画にはない完成度の高い作品にしました。
悪魔憑きの少女リーガン(リンダ・ブレア 1959~ 出演時14才)の口から出る言葉が、あまりに卑猥で頻繁に出てくるので公開当時アメリカとイギリスでは、‘成人映画(R18)’扱いでした。
少女リーガンに憑いた悪魔を祓うため二人の神父が選ばれました。
悪魔祓いの経験があるメリン神父(稀代の名優マックス・フォン・シドー 1929~)と精神医学を学んだカラス神父a0212807_21532810.png(ジェイソン・ミラー 1932~2001)の二人は、リーガンに憑く悪魔と壮絶な戦いを繰り広げます。
リンダ・ブレア演じるキュートな少女リーガンに乗り移った悪魔パズズの形相と荒々しい言動‥少女リーガンの口から発せられる悪魔の唸るような声は何んと女優のマーセデス・マッケンブリッジ(1916~2004 稀代の映画人オーソン・ウェルズは彼女を‘もっとも偉大なラジオ女優’と評しました)で、悪魔パズズの放つ卑猥なセリフの連続にこの声優を女優がa0212807_21575780.jpg演じているとは思えませんでした。
リーガンの母親クリスをエレン・バースティン(1932~)、悪魔が引き起こした怪死事件を捜査するキンダーマン警部をリー・J・コッブ(1911~1976)が好演しています。

(付録)少し長めの予告編ですがホラー(オカルト)映画に興味のある方はこちらをご覧ください。
by blues_rock | 2014-03-22 00:09 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)