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心の時空

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a day in my life

カテゴリ:金継ぎ/古美術/漆芸( 154 )

唐津市のアーケード街(中心街)で一週間開催しました「金継ぎ工芸会 2016作品展 in 唐津」(出品点数170口)
a0212807_10221982.jpgが、好評のうちに無事終了しました。
7日間で3,500名くらいの方にご来場いただき厚くお礼申しあげます。
作品展は、私にとっても講師や会員皆さん方の作品を一つひとつ自分の手にとりゆっくり研鑽できますから千載一遇のチャンスです。
私は、15口出品いたしましたが、その一部を掲載したいと思います。a0212807_10241468.jpg

Ⅰ.古唐津 無地釉
  青金呼び継ぎ皿
‥ 形、色合い、厚さの合う陶片を選び、ルーターでカットし、ぴったり合わせるのが、難儀で四苦八苦しました。






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Ⅱ.古絵唐津
  梨子地銀に金網
  文(あじろもん)
  蒔絵
‥ 蒔絵名人講師の作品をお手本に四苦八苦して描いた三つ目の網文(あじろもん)です。





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Ⅲ.古絵唐津
  錫地に銀網文
  蒔絵
‥ これもⅡと同じく四苦八苦した二つ目の網文皿です。
参考: 網文デビュー作はこちら






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Ⅳ.古唐津 無地釉
  梨子地銀継ぎ皿
‥ 金継ぎのほうが良かったかなと思っています。









唐津市近代図書館で開催の「古唐津のぐい呑み展」も逸品ぞろいでなかなかの見応えでした。
a0212807_1045655.jpg私は、単眼鏡を持参し弩アップで眺めました。
古唐津のぐい呑みは、4百年の歴史の中で愛用され伝承されてきたので半数近くに‘金継ぎ’ ほか修理跡が、見られその直しも含め一点一点じっくり鑑賞しました。
by blues_rock | 2016-05-09 00:59 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(2)
来たる4月29日(金、祭日)から5月5日(木、祭日)の連休(ゴールデン・ウィーク)期間中、唐津市で開催される「唐津やきもん祭り」に私たち‘金継ぎ工芸会’が、招聘され初参加いたします。
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金継ぎ作品展の会場は、唐津市中心市街(アーケード街) の空き店舗(元、帽子の東京堂、安楽寺の西)です。
電車を利用される方は、地下鉄に連絡しているJR筑肥線のJR唐津駅で下車、北口から徒歩200㍍です。
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自動車を利用される方は、唐津市内を通る唐津街道の大手口交差点からすぐのところです。
唐津のあと、7月に九州日韓経済交流会主催により海外で初めての金継ぎ作品展をわが国伝統陶芸の故郷a0212807_11425149.jpgである朝鮮半島(韓国プサン市)にて開催いたします。
唐津からプサン‥これも何かの縁(えにし)かもしれません。
今日ブログをご覧になって「金継ぎ?何それ?」と思われた方は、こちら をご参照ください。

(お知らせ)
「唐津やきもん祭り」の会期中に開催されている 「古唐津のぐい呑展」(唐津市近代図書館 美術ホール)では、400年前に焼成された古唐津ぐい呑の名品・逸品50点を見ることができます。
by blues_rock | 2016-04-21 00:01 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
a0212807_10371464.jpg手間のかかる漆工芸‘金継ぎ’の伝統技法から脱線し、このところ‘漆遊び’ばかりしていた私ですが、蒔絵名人の講師の方から教わった網文蒔絵にトライしました。
蒔いて(描いて)眺めては、消しを繰り返し、やっと完成した処女作が、「古唐津銅継ぎ網文(あじろもん)蒔絵小皿」です。
いま他にも二つ古唐津皿の網文を仕かかっていますが、さてどうなることやら?‥無事、完成した暁には、ご紹介したいと思います。
手元にあったきれいな古絵唐津の陶片をしばらくそのまま眺めていましたが、漆遊び好きの悪いクセで何かしたくなり、まわりをルーターで整え、錆漆の下地に弁柄漆で仕上げました。
a0212807_10381410.jpg陶片そのままが、良かったかもと迷いつつ、変形の古絵唐津小皿として使えば、それはそれでおもしろいかな‥と思っています。








金継ぎ工芸会からのお知らせ
来たる4月29日~5月5日(ゴールデンウィーク期間中)「唐津やきもん祭り」に “金継ぎ工芸会作品展”(唐津市中心市街地 アーケード街)を開催いたします。
金継ぎに興味のある方は、百聞は一見に如かずと申しますから、ぜひこの機会にご覧ください。
詳しくは、金継ぎ工芸会HPでご確認ください。
by blues_rock | 2016-04-14 00:04 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(2)
アバンギャルド漆芸と云うより‘漆遊び’です。
壊れた旧いパソコンの基盤(マザーボード)をマグネットにしました。
a0212807_014753.jpg普通、廃棄するパソコンの基盤は、個人データ流出防止(個人情報管理)のため本体から取り出したら粉々に粉砕して廃棄します。
壊れた旧いパソコンの基盤を保管していましたので、そろそろ捨てようかと思案しているときマグネットを付けたらおもしろいかもしれない、オブジェのようなあるいはタブローのような前衛的な作品になるかもしれないと思いました。
さっそく、麦漆(強力粉+砥の粉+生漆=糊漆)でマグネットを基盤の裏に接着し、2週間くらい風呂(室)に入れて漆を乾かし、完成したのが、このマザーボード・マグネットです。
a0212807_041144.jpgいま月2回(第2、4土曜日15時~17時)福岡市南区屋形原のカフェ閏日(うるうび 福岡病院 東隣り)で自主漆芸サークル(漆で遊ぼう会)を開催していますので興味ある方は、気軽にお立ち寄りください。
by blues_rock | 2016-04-01 00:00 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
古陶の山盃は、小さく素朴なところに人気があり、割れたり欠けたりしていても引く手数多なので、見かけよりずっと価格は、高く馬鹿にできません。
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青金の呼継ぎにしようと古唐津山盃を砥いでいるうち、ふと黒漆で仕上げるもいいかもしれないと思いました。
もう一つは、複雑に割れた高取耳付き茶入の陶片を共継ぎの猪口(ぐい呑み)にしたものです。
a0212807_10542559.jpgいただいた高取耳付き茶入の陶片を集め、共継ぎの茶入にしようなかとしばらく眺めていましたが、肩から胴にかけて欠損している箇所もあり、私の手に負えないと分かり、茶入の腰から糸切り高台の底までを共継ぎしてベンガラ漆の共継ぎ猪口(ぐい呑み)にしました。

                                              (上参考写真:高取耳付き茶入)
by blues_rock | 2016-03-29 00:01 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
柏原交差点近くのユーズドショップ‘オールモストニュー’に時おり立ち寄り、ぶらぶら眺めていると‘おや!?’という掘り出しものに出遭うことが、あります。
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出遭うと言っても、値千金の骨董が、あるわけではなく、‘漆遊び’ したらおもしろいだろうな‥という安価な漆芸素材(失敗してもダメモト品)を見つけることです。
以前ご紹介した「割山椒向付」もベンガラ漆継ぎにしたら好いかも‥と購入、今夜ご紹介する「初根来」の向付も
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元々とっくりの袴(はかま コースター)でした。
スプーンは、波佐見の陶芸館前で売られていたお土産用の木製スプーンで、とっくりの袴とスプーンに塗られていたワニスを紙やすりで砥ぎ落とし、赤(朱色)漆と黒(呂色)漆を交互に塗り乾かし磨きの工程を数回繰り返し
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最後に生正味漆で拭き上げました。
とっくりの袴の内底には、大きさの違う○が、何条にも波紋状に彫られていましたので凹みに錆漆を入れ平面(フラット)にしました。
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現在、またユーズドショップ‘オールモストニュー’ で見つけた掘り出しもの二つ、一つが、魚の形に意匠された楕円盆(長径25㌢)と二つ目は、大きな木目が、見どころの焼き杉丸盆(径30㌢)で、魚形楕円盆は、根来に、焼き杉丸盆は、拭き漆で仕上げようと思っています。
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by blues_rock | 2016-03-11 00:11 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
福博相伝の会 主催の「和のミュージアム」が、3月5日(土)、6日(日)、旧簀子(すのこ)小学校(福岡市中央区大手門)の講堂で開催され、私たちの金継ぎ工芸会も初参加しました。
a0212807_222144.jpg忘れ去れつつある福岡と博多の伝統文化芸能を100年後の次世代に受け継いでもらおう(NPO法人福博相伝の会理事長、談)と昨年廃校になった簀子(すのこ)小学校の元講堂を利用して始まった地域の元気な若者たちによる啓蒙イベントです。
東アジアにおける博多の歴史や‘沖ノ島’の古代史跡的価値、簀子(すのこ)の歴史についてのトークショウほか、福岡と博多に所縁(ゆかり)ある工芸や芸能、食文化などが、紹介されました。
私は、茶道のお点前席(テーブル)に友人(金継ぎ工芸会Yamazaki氏)の作品「共継ぎ楽茶碗」(こちら)を持参、とくにお願いしてその茶碗で、お茶を点てていただきました。  (下写真:金継ぎ作品展示風景、手前から右へもう一列展示)
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にわか習いの作法ながら黒楽茶碗の茶溜まりに映える深い緑が、美しく、茶菓子として添えられた松露饅頭(しょうろまんじゅう)も美味しくて 結構なお点前でした。
by blues_rock | 2016-03-07 00:07 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
a0212807_03193.jpg金継ぎ工芸会(福岡市)の金継ぎ教室に通い始めて 6年‥この間、金継ぎ基礎工程の基本(金継ぎイロハのイ)である刻苧(こくそ)をしたことが、ありませんでした。
面倒くさがり屋の私は、今まで自動車ボディ修理用のねんどパテ(99工房‐016)で刻苧の代用をしてきました。
そのことが、金継ぎ工芸会の講師会で話題になったらしく、「金継ぎの伝統工芸技法は、刻苧(こくそ)が、基本です。 もうそろそろ刻苧に挑戦したらいかがですか?」とさる女性講師からやさしく諭されました。
そこで自称パテ派(形成が簡単)の私も一念発起、本来の部分が、3分の1しか残っていない古唐津茶碗を刻苧で金継ぎすることa0212807_04149.jpgにしました。
ちなみに刻苧とは、「続飯(そくい) 1 :地の粉 3 :刻苧綿 少々 :生漆 2 」 の割合で混ぜて作り、古代より陶器欠損の補修用材として使用され、乾くとノミでも削れないくらい強固になります。
陶器のカケを埋める錆漆(砥の粉と生漆を練り合わせたもの)は、普段よりひんぱんに使用するので、刻苧も錆漆同様、簡単に作れるものと安易に考えていた私は、教室で刻苧のノウハウa0212807_052074.jpgを先輩から教わり、当日予定していた他の作業に取りかかろうとしたところ、私のところに先生が、来られ黙って自分の続飯(上新粉糊)を置いて行かれました。
‘これで刻苧を作り早くやりなさい’の無言指導で、その日、教室で刻苧するつもりのない(材料も道具も持参していない)私は、慌てました。
その経緯(いきさつ)を静かに見ていたまわりのやさしい先輩・同輩たちが、私に同情、それぞれ自分の道具と材料を提供してくれ、こうして6年遅れで、私の‘刻苧元年’は、始まりました。

上写真:刻苧で3分の1を補修した共継ぎ楽茶碗(先輩Yamazaki氏作品)
中写真:番匠井上のサイトから刻苧引用
右写真:99工房 ボディ用‐016 ねんどパテ
by blues_rock | 2016-03-03 00:03 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)
古備前の擂り鉢(径25㌢)で江戸期に焼成されたものと推察します。
ゆったりと挽かれた轆轤(ろくろ)跡と胴まわりの緋色に惹かれます。
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擂り鉢は、よく使い込まれながら無疵で、見込みのさらっとした緋襷(ひだすき)に風情を感じます。
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下の擂り鉢は、上の擂り鉢よりひと回り大きく、無骨な尺物の大擂り鉢(径35㌢)ながらザクッと挽かれた轆轤(ろくろ)跡と粗い陶土(つち)の石ハゼが、魅力で「これ、備前かなぁ?」という疑問も残ります。
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日常生活で長年使われ、擂り小木で擦り込まれた見込みが、素朴です。
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古備前(長け21㌢)の徳利で、頸から肩さらに胴の膨らみから腰に流れるラインさらに桟切り(さんぎり)の景色とタテに入った緋色が、小宇宙のようで‘ギャラクシー(銀河)’と名付けました。
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下の酒器セットは、誰が見ても備前と分かる‘蹲る’のような徳利(長け12㌢)とぐい飲み(径7㌢)です。
でっぷりとした徳利の肩にかかる胡麻、胴の牡丹餅文様と緋色の景色は、連れのぐい飲みとの相性も良く
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厭味がなくて、どこかのんびりしています。
備前のぐい呑みは、冷酒を飲むのにぴったり、これで大吟醸をアペリティフに一杯だけ飲むようにしています。
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備前の花器(長け18㌢)です。
口縁から頸へのすぼみと肩の櫛文さらに全体にかかった胡麻と胴から腰さらに底まで流れる釉は、滝のようで
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野趣豊かです。
写真には、写っていませんが、向こう側口縁と腰にあるヒビ割れをベンガラ色漆継ぎしています。
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備前に雲助(うんすけ)が、あるのかどうか私には、分からりませんが、ちょっと見、備前のような雲助(長け34㌢)で、口縁に小さな窯疵が、あるものの胡麻のかかった端正な形は魅力的です。
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(付録) いつの時代の古越前耳付壺(長け33㌢)か、私には分かりませんが、焼き締められた壺の石ハゼと口縁部にある小さな窯疵(かまきず)は、素朴です。
by blues_rock | 2016-02-18 00:08 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(2)
a0212807_3583611.jpg呼び継ぎ用にキープしていた古唐津陶片の中には、形や色、厚みや反りの合わない半端なものがあり‥とは云え、貴重な古唐津の陶片なので捨てることもできず、そのまま棚飾りや箸置きなどにしていました。
古唐津陶片の中でも絵唐津や釉色の良い陶片は、回りの凸凹をルーターで整え錆漆と色漆を塗ってペーパーウエイトにしていました。
ある時、閃いたのが、マグネットを利用した‘古唐津陶片マグネット’でした。
市販の接着剤で陶片の裏にマグネットを貼れば良いだけのことながら漆遊び人として、それでは、あまりにつまらないので接着剤に漆(呂色漆・麦漆・錆漆など)を使用しました。
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マグネットの接着面は、少し広いので乾きが遅くいつもより長く風呂(室)の中に入れておくとできあがりです。
接着面のはみ出しは、漆の乾きを待って、カッターの先で丁寧に除去すればきれいにとれます。
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河や海で拾った小石や壊れたアクセサリーの再利用などお気に入りとの組み合わせもおもしろいワン&オンリーのマグネットになりますので遊び心でトライしてみてください。
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唐変木の私が、作った古唐津陶片のマグネットなので「陶片朴」と銘名しました。
by blues_rock | 2016-02-06 00:06 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)