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心の時空

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a day in my life

カテゴリ:映画(シネマの世界)( 807 )

狡猾で残酷な狂人(サイコパス)独裁者アドルフ・ヒトラーと彼の唱える指導者原理(絶対服従)を支持した国家社会主義ドイツ労働者党(ナチスドイツ)が、全ヨーロッパと人類史に残した憎悪と対立その果ての戦禍=彼を拒
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否(全否定)する他勢力(世界史では連合国と呼ぶ)によって追いつめられた挙句自殺した‘一人の狂人’の死で現在一旦終戦したかに見える第二次世界大戦(人類間戦争)は、それから72年が、経った今も決して癒えるこa0212807_046364.pngとは、ありません。 (左図 : ヒトラー率いるナチスドイツが、侵略し占領した1942年のヨーロッパ全図)
第一次世界大戦、第二次世界大戦が、あれば、いずれ第三次 ‥ やがて第四次と続き、そして、第五次世界大戦と、そのころすでに核による放射能で全人類が、滅亡しているでしょうね。
さて、今日ご紹介するチェコ・イギリス・フランス共同製作の最新作「ハイドリヒを撃て!」(原題「Anthropoid」類人猿)は、1942年ナチスドイツ占領下のa0212807_105520.jpgチェコ(プラハ)で起きたナチスNO.3のナチス親衛隊大将(SS長官)ラインハルト・ハイドリヒ暗殺事件の史実をリアルに再現(セピア・カラーの映像が実録ドキュメントフィルムのようで秀逸)しているので、映画を見ている者も75年前1942年のプラハへタイムスリップし、ハイドリヒ暗殺事件を目撃しているようでロンドンのチェコ亡命政府からプラハに送り込まれた a0212807_1103230.jpg7人の暗殺小隊の恐怖と極度の緊張感に同期しラスト30分 ‥ ハイドリッヒを襲撃し暗殺したあとカトリック教会に立て篭もるもゲシュタポの残忍な拷問によりレジスタンスの若者が自白、血の報復に重武装した700人のナチス軍に包囲された教会は、壮絶かつ凄惨な攻撃を受け彼ら全員が、戦死、5千人を超えるプラハ市民も見せしめに殺戮されました。
a0212807_1121214.jpgこの30分にも及ぶ戦闘シーンで使用された銃器類すべて当時の武器を再現していて、プラハの街並み、衣装・家具調度類などこの映画のライン・プロデューサー、プロダンション・デザインの製作スタッフの気合も並大抵ではありません。
この映画の製作・脚本・監督・撮影とすべてを束ねたのが、イギリスの写真家・映画監督 ショーン・エリス(1970a0212807_1135842.jpg~)、彼は、構想15年、歴史的事実を綿密にリサーチし脚本を書き監督そして自らカメラを抱え、オールプラハロケーションで撮影(映像にリアリティが、あり カメラワークと併せ実にすばらしい!)、いやがおうにもエリス監督の情熱と執念が、暗雲立ち込める世界の中で平和ボケした第三次世界大戦前夜に暮らす私たちの頭を覚醒させること請け合います。
a0212807_1153987.jpg映画の原題「Anthropoid」(類人猿)は、このラインハルト・ハイドリヒ暗殺計画の暗号名「エンスラポイド(Anthropoid 類人猿)作戦」に由来しています。
主人公のヨゼフにアイルランドの俳優 キリアン・マーフィ(1976~ 2006年秀作「麦の穂をゆらす風」主演)、同志のヤンをジェイミー・ドーナン(1982~)、この二人をそれぞれ支援するプラa0212807_1162334.jpgハの女性マリーにフランスの女優 シャルロット・ル・ボン(1985~ 2014年「マダム・マロリーと魔法のスパイス」)、もう一人の女性レンカをチェコの女優 アニャ・ガイスレロヴァ(1976~ 2011年「幸福の罪」)の二人が、緊張感あふれる演技で好演しています。 (下写真 : 暗殺されるハイドリッヒを演じたドイツの俳優・映画監督 デトルフ・ボテ そっくり!)
a0212807_1171325.jpg祖国を侵略したナチスドイツに抵抗するレジスタンスで極秘「エンスラポイド作戦(ハイドリッヒ暗殺計画)」に決死の覚悟で協力したプラハ市民が、ゲシュタポに追いつめられ拷問で仲間を裏切らないよう‘青酸カリ’を服毒して自ら口封じするさまは、如何なる権力(暴力装置=軍事政権)も悪であるとことを示しています。
a0212807_134539.jpgほら、日本列島の西にある二つの軍事国家をご覧いただければ、悪しきナチスドイツ(とゲシュタポ)の亡霊が、いまだ彷徨い跋扈していることが、分かるでしょう。

(左写真 : 自らカメラを抱えて監督するエリス監督)
by blues_rock | 2017-08-22 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_12405134.jpgアメリカの新鋭ジョン・カズダン監督(1979~)が、2007年30歳のとき自らの脚本で初監督した「イン・ザ・ランド・オブ・ウーメン」(In the Land of Women)は、韓国映画の秀作「春の日は過ぎゆく」と同じ‘人のやさしさとは?’という命題をプロットにしています。
主演は、アダム・ブロディ(1979~)とクリステン・スチュワート(1990~ 出演時17歳、美人で演技もすでに秀逸です)の二人ながら、メグ・ライアン(1961~)とオリンピア・デュカキス(1931~)が、脇で主演級の役割を見事に果たしています。
この映画の見どころは、やはり美貌と実力ともに兼ね備えた若手の名女優クリステン・スチュワート17歳のキュートな姿です。
この映画に出演した当時、まだ十代でしたが、すでに映画関係者の間では、女優として高く評価され、翌年出演した「トワイライト 初恋」が、
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クリステン・スチュワートの女優人生にとって、いまに至る輝かしいキャリアの始まりでした。
さらに、この映画の見どころとして二人のベテラン女優、一人は、出演時56歳のメグ・ライアンと、もう一人、出演a0212807_13193552.jpg時76歳のオリンピア・デュカキスが、映画の中で主人公の若い二人に絡む重要な役どころを見事に演じています。
この映画でのメグ・ライアンは、まだ往年のキュートな美貌(1998年37歳のとき出演した「ユー・ガット・メール」のチャーミングな美貌そのまま)で出演していますが、この映a0212807_13335187.jpg画出演の後 1、2本出演してメグ・ライアンは、スクリーンから消えました。
オリンピア・デュカキスも認知症の老女を名演、彼女のリアルな存在感は、「春の日は過ぎゆく」で認知症の老女を演じた韓国のペテラン女優ペク・ソンヒ(1925~)の名演技と重なりました。
ロサンゼルスに住む若手作家のカーター(アダム・ブロディ)は、依頼された脚本の仕事が、上手くいかないうえ、恋人の名前の売れ始めた女優の卵から別れを告げられ落ち込み、失意の人生を変えようとミシガン州にいa0212807_13424799.jpgる認知症を患う祖母フィリス(オリンピア・デュカキス)の介護のために引っ越しました。
カーターは、すぐに道路を挟んだ向かいに住むハードウィック家の主婦サラ(メグ・ライアン)と高校生の娘ルーシー(クリステン・スチュワート)と知り合い親しくなりました。
a0212807_1830167.jpgサラは、乳ガン発症の恐怖を怯え、夫に愛人がいることと知りながら普段の暮らしでは、平静を装いつつも心身共に深く傷ついていました。
高校生のルーシーは、ルーシーで思春期の恋に悩み、両親の不仲もあって、とくに母親のサラには、反抗的でした。
ある日、カーターは、サラから犬の散歩に誘われ、話し相手をするうちに思わずキスしてしまいました。
a0212807_18355175.jpg恋に悩むルーシーも年上のカーターと話しているうちに互いに惹かれ合うようになり、カーターとサラ、カーターとルーシーとのデリケートな三角関係が、生まれ、三人ともそれぞれの心が、抱える問題と向き合いながら苦悩していきます。
死の恐怖(ガンの不安)に怯え、孤独に苦悩するサラが、雨の降りしきる中ずぶ濡れになり涙ぐんで佇みカーターにすがるように助けを求める姿は、痛ましくも感動的(メグ・ライアン演じるサラの傷心が秀逸)でした。
a0212807_1837166.jpg祖母フィリスが、孫カーターと交わすユーモラスな会話(人生訓)は、「春の日は過ぎゆく」の中で祖母と孫サンウが、交わす会話に似ていました。
日本語タイトルは、「ランド・オブ・ウーマン 優しい雨の降る街で」で、劇場未公開(DVDスルー)ながらハートフルな佳作、韓国映画「春の日は過ぎゆく」に感動した方にお薦めしたい作品です。
by blues_rock | 2017-08-20 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
KBCシネマで公開中のフランス映画 「ア・フォンド(À fond)」は、抱腹絶倒のドタバタ コメディながらギャグ満載のハイウェイパニック・ロードムービーです。
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アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など5部門受賞の傑作「アーティスト」を製作した名プロデューサーのトマ・ラングマン(1971~)が、ドタバタ・コメディ映画を撮ったら抜群のセンスを発揮するニコラ・ブナム監督a0212807_6434826.jpg(1978~、脚本・監督)と組み、観客をタイトル「ア・フォンド」(À fond=フランス語で「とことん、徹底的に」を意味する)のとおり楽しませてくれます。
映画のプロットを貫くギャグとユーモアは、‘マーフィーの法則’‥「失敗する可能性のあるものは失敗する」とか、「高価なものほどよく壊れる」など、機知(ウイット)に富んでいます。
a0212807_6444238.jpgちなみに、配給会社GAGAの邦題は、「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走」でしたが、原題の「ア・フォンド(とことん)」のほうが、映画の内容には、ぴったりです。
主人公の整形外科医トム・コックス(ジョゼ・ガルシア 1966~)は、最新テクノロジーを装備した真赤なワンボックa0212807_6454721.jpgスカーで家族と夏のバカンスに出かけました。
同乗者は、トムの家族5人で、トムと妊娠中の妻 ジュリア(カロリーヌ・ビニョ 1975~)、9歳のヘンテコな娘リゾンとイタズラ盛りの7歳の息子ノエ、粗忽(そこつ)な祖父のベン(アンドレ・デュソリエ 1946~、「パリよ、永遠にa0212807_65131100.jpg
のはずでしたが、‥後部座席にもう一人見知らぬ女性が、潜んでいました。
トムは、最新システム機能を装備した自慢の新車で、念願のサマーバカンスに出発、意気揚々と時速130㎞の自動走行を設定、高速道路をすっ飛ばしていました。
a0212807_6541842.jpgところが、新車の最新テクノロジーのブレーキ制御システムに突然、機能障害のトラブルが、発生し制御不能となりました。
あわてたトムは、設定した自動走行の時速130㎞を操作ミスでさらにスピードアップ、時速160㎞でハイウェイを暴走 ‥ ドジな交通警官(白バイ)やトムa0212807_6545621.jpgに新車を売りつけた無責任なディーラー、愛車BMWのドアを壊され怒り心頭の男を巻き込んで‘マーフィーの法則’を地で行くハイウェイ・パニックが、発生しました。
ドタバタながら、とにかく可笑しくて抱腹絶倒 ‥ ストレスで鬱屈している方、つまらないこと続きでクサクサ鬱々a0212807_6552520.jpgしている人にお勧めしたい映画です。
病は、気からと申します。
猛暑が、続くこの夏、冷房の効いた涼しい映画館で何も考えず「ア・フォンド(フルスピード)」を見て大笑いすれば、きっとあなたの頭は、すっきりすること請け合います。(右上写真 : 主演のジョゼ・ガルシアとカロリーヌ・ビニョ、監督のニコラ・ブナム)

by blues_rock | 2017-08-16 00:06 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
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「ナイス・ガイズ」のタイトルを見て、昨今流行りのくだらないバディムービーかと思っていたら名優 ライアン・ゴズリング(1980~)とベテラン名優のラッセル・クロウ(1964~)が、共演した2017年新作で映画は、コメディタッチな
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がら 洒脱でアメリカの愚劣な現大統領に対する暗黙の皮肉(アイロニー)が、効いていて なかなか面白い映画でした。
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それもそのはず製作が、名プロデューサーのジョエル・シルバー(1952~)で印象に残っている映画をざっと挙げても1987年「リーサル・ウェポン」、1989年「ダイ・ハード」、1999年「マトリックス」、2016年「アウトバーン」と話題
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になった映画ばかり、さらに、その洒脱な脚本を書き監督したのは、「リーサル・ウェポン」で製作のジョエル・シルバーとコンビを組み、気心の知れているベテラン監督シェーン・ブラック(1961~)、撮影監督も名匠フィリップ・a0212807_19564660.jpgルースロ(1945~ 1988年「美しすぎて」、1989年「俺たちは天使じゃない」)と来れば面白くないはずが、ありません。
映画の舞台は、1977年のロサンゼルス、自動車の排気ガスでロサンゼルスの空には、スモッグが、充満し大気の汚染は、深刻でした。
a0212807_19582089.jpg市民の環境破壊への抗議や排気ガス規制運動に対しアメリカの自動車産業=デトロイトの三大自動車会社は、司法省などの政府機関や政治家、闇組織を使って抗議デモを弾圧、反対運動を阻止していました。
ある日、13歳の娘をもつシングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は、何でも力づくで解決する強引な示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)と行
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きがかり上、組んで失踪した抗議運動グループ一員の少女を捜索することになりました。
二人にとって簡単に終わるはずの仕事でしたが、少女の出演している1本のポルノ映画とそれに関わった関係
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者たちの連続不審死事件により二人は、そのポルノ映画の中に国家を揺るがす巨大な陰謀の動かぬ証拠が、隠されていることを知りました。
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失踪した少女の行方を追うマーチとヒーリーは、マーチの娘ホリー(アンガーリー・ライス 2001~、新人ながら演技に魅力があり将来楽しみな若手女優です)も巻きこんで殺し屋から命を狙われることになります。
a0212807_2092791.jpg映画の舞台となる1977年と云えば、今から40年前のことながら、映画のラストで、日本製ハイブリッド車の登場(トヨタのプリウス誕生)を予見しているオチは、自己解決能力のないラストベルト(Rust Belt 錆びた工業地帯)のブルーカラー階層と彼らが選んだおバカな大統領へのアイロニーとしてブラック監督の演出は、痛烈で洒落ています。
(上写真 : シェーン・ブラック監督が、ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウと撮影の確認をしているところ)
by blues_rock | 2017-08-14 00:14 | 映画(シネマの世界) | Comments(2)
a0212807_1812389.jpg2015年のコメディ映画「エージェント・ウルトラ」(American Ultra)は、ハリウッド製作のイラン系イギリス人の俊英監督ニマ・ヌリザデ(1977~)長編映画第2作目となる‘おバカアクション ラブコメディ’ 映画ながら、これが、なかなかどうして‘バカにできない’ コメディ映画の秀作です。
2009年アメリカのラブコメディ映画「アドベンチャーランドへ ようこそ」で共演したジェシー・アイゼンバーグ(1983~)とクリステン・スチュワート(1990~)が、6年後に再び顔を合わせた ‘おバカアクション ラブコメディ’ ながら「エージェント・ウルトラ」では、若いヌリザデ監督のポップな演出に応え、2人とも真面目に弾(はじ)けて笑わせてくれます。
今や若き名女優 クリステン・スチュワートが、前年の2014年に出演した「レディ・ソルジャー」・「アクトレス~女たa0212807_1815571.jpgちの舞台」・「アリスのままで」の3作品で見せたそれまでのシリアスな演技とは、またひと味ちがうコメディエンヌぶりを発揮、女優としての奥行きを見せてくれました。
クリステン・スチュワートの恋人役で共演したジェシー・アイゼンバーグが、何をやってもドジで風采のあがらない主人公のおバカなコンビニ店員をハマリ役で演じているのも見どころです。
a0212807_18401715.jpg映画は、CIAの極秘マインドコントロール・プログラム計画を封印(隠ぺい)しようとするCIAから命を狙われるコンビニ店員のマイク(ジェシー・アイゼンバーグ)とその騒動に巻きこまれる恋人フィービー(クリステン・スチュワート)の反撃を描いています。
毎日のらりくらりと暮らしうだつの上がらないダメ男のマイクは、恋人のフィービーにプロポーズをしようしますが、なかなかうまく切りa0212807_18533493.jpg出せませんでした。
ある夜、コンビニで店番をしていると怪しげな女が、レジに現われマイクに意味不明なナゾの暗号を囁(ささや)きました。
その瞬間マイクは、それまでの自分と違う何かが、自分の中で覚醒したような奇妙なものを体感しました。
a0212807_18413476.jpgそのとき、屈強な男2人が、マイクを襲撃、突然のことに驚いたマイクは、そばにあったスプーンを武器に、暴漢 2人をあっという間に倒しました。
我に返ったマイクは、血だらけの自分の姿を見てびっくり仰天 ‥恋人のフィービーに助けを求めました。
マイクは、極秘裏にCIAマインドコントロール・プログラム計画によりトレーニングされた最強のエージェント(特殊a0212807_18423838.jpg工作員)ながら計画封印のためマイクを抹殺しようとするCIA組織内の対立でプログラム存続を図るグループの女工作員(怪しげな女)が、休眠されていたマイクの特殊能力を覚醒させる暗号で最強のエージェントに変調させたのでした。
マイクは、危険にさらされると自分の頭脳と身体が、驚異的な攻撃能力を発揮することにとまどいながら、何が何だか分からないまa0212807_18433031.jpgま、フィービーの助けを借りて逃亡しました。
ここまで書くと‘あれまあ、ジェイソン・ボーン’のプロットとそっくり、と感じられた方は、鋭い! ‥ 私は、この「エージェント・ウルトラ」が、要人暗殺特殊工作員(アサシン)育成の 極秘CIAマインドコントロール・プログラムで誕生したジェイソン・ボーンのパロディ・ヴァージョンと推いながら見ました。
a0212807_1844056.jpg「ジェイソン・ボーン」シリーズの恋人と違うのは、マイクの恋人フィービーが、実は‥ と云うところに、ニマ・ヌリザデ監督のひねりがあり、これは、見てのお楽しみにしましょう。
(左写真 : ヌリザデ監督と打合わせるクリステン・スチュワートとジェシー・アイゼンバーグ)
by blues_rock | 2017-08-10 00:10 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
近日(8月25日)公開の「ELLE」を前に、フランスの名女優 イザベル・ユペール(1953~)が、出演している作品を第731話の「アスファルト」に続いて紹介いたします。
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今夜紹介します2015年のノルウェー・フランス・デンマーク・アメリカ 4か国合作映画「母の残像」は、イザベル・ユペールが、亡き母親の役で出演、彼女の死を巡り遺された家族の心理をミステリアスに描いた心理サスペンス映画の
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秀作です。
a0212807_219149.jpg原題は、「Louder Than Bombs(爆弾よりも大きな音)」、主人公の著名な戦争写真家イザベル(イザベル・ユペール)が、突然ナゾの死を遂げてから3年、妻であり 母であった故人を巡る家族3人(夫と息子2人)の心理をサスペンスフルに描いたヒューマンドラマです。
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監督は、ノルウェーの新鋭監督 ヨアキム・トリアー(1974~) ‘トリアー’の名前のとおり デンマークの鬼才 ラース・フォン・トリアー監督の甥にあたります。
a0212807_2212448.jpgヨアキム・トリアー監督の長編3作目となる「母の残像」の脚本は、ノルウェーの脚本家エスキル・フォクトが、同じく撮影監督は、ヤコブ・イーレ(1975~)とヨアキム・トリアー監督の盟友たちが、担い、キャストは、イザベルの夫ジーンにアイルランドのベテラン俳優 ガブリエル・バーン(1950~、1995年「ユージュアル・サスペクツ」ほか出演)、長男a0212807_22286.jpgのジョナにジェシー・アイゼンバーグ(1983~、2011年「ソーシャル・ネットワーク」、2015年「エージェント・ウルトラ)」など主演)、多感な15歳の次男 コンラッドを新人俳優 デヴィン・ドルイド(1998~)が、演じそれぞれの役柄をリアリティのある見事な演技で見せてくれます。
a0212807_2224553.jpgイザベルの撮った写真の出版を担う編集者でイザベルの秘かな愛人役のデビッド・ストラザーン(1949~)の渋い存在感も秀逸です。
映画は、戦争写真家の母イザベルのナゾの死から3年、イザベルの撮った写真展準備のために長男のジョナが、久しぶりに父ジーンと弟コンラッドの暮らす実家に帰ってきました。
a0212807_2231088.jpg事故か自殺か、不可解なイザベル突然の死、久しぶりに顔を合わせた遺族である夫にして父ジーンと息子の2人が、それぞれの心にあるイザベルへの想いを語ることで現実を受け入れ壊れかかっていた家族の絆を取り戻そうとしていました。
a0212807_2244965.jpg憑かれたようにアフガニスタンなど過酷な戦争現場に出向き悲惨な戦場の写真を撮り続けた有名な報道写真家イザベル ‥ 母の死から引きこもり心を閉ざしたコンラッドが、映画の語り部となり、家にいない母イザべルに代わり自分と兄ジョナを育てた高校教師の父ジーンの姿、大学で社会学を教える兄ジョナは、結婚し生まれたばかa0212807_11504168.jpgりの娘に母の名イザベルという名前を付けたものの家庭に囚われる自分と父親になったことへの躊躇(ためらい)、思春期の多感なコンラッドもまたクラスメイトの女子高生を密かに恋していました。
映画は、ヨアキム・トリアー監督の繊細な演出と撮影監督ヤコブ・イーレの丁寧なカメラワークが、生前の家族と一緒にいたイザベルの姿を映し、そのシーンをカットバックさせながら家族4人の葛藤と心理描写で一級のミスa0212807_226528.jpgテリアスかつサスペンスフルな心理劇にしています。
(左写真 : モニターを確認しながら 撮影中のヨアキム・トリアー監督)
by blues_rock | 2017-08-08 00:08 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
その昔、旧福岡スポーツセンター横にあったセンターシネマ(現在のソラリア)で私は、多くの外国映画の名作をa0212807_13264689.jpg見て人生勉強をしていました。
この1971年公開のフランス映画「風の季節」も時おり、ふと懐い出すロマンス(悲恋)映画の佳作です。
映画のプロット自体は、母親の年齢に近い年上の女性(地質学者の妻)とその地質学者である夫の助手として働く若いドイツ人地質学者との、淡く切ない恋物語ながら、サウンドトラックが、全編モーツァルトの楽曲で、映画の主題である悲恋物語と映画音楽との見事な融合(シンクロナイズド)に感動しました。
フランスの映画評論誌‘カイエ・デ・シネマ’の創立者にして映画評論家のジャック・ドニオル=バルクローズ監督(1920~1989)の演出は、年上の女性a0212807_13302030.jpgが、自分に激しい恋心をもつ まだ少年の面影を残した青年に、初めは、躊躇(ためら)いつつも 自分が、まだ女であることを知り 女の情念に目覚めていくさまをストイックに表現、撮影監督のギスラン・クロケ(1924~1981)のカメラは、それを静かに追い、フランス、プロバンス地方の田舎を舞台にした地質学者の妻 イザベル(マリー・デュボワ 1937~2014、出演時 33才)と、彼女よりずっと年長の地質学者で夫のジュリアン(モーリス・ガレル 1923~2011、出演時47才)、この中a0212807_13442065.jpg年の夫婦に、地質学者 ジュリアンの論文を翻訳する助手として雇われた若いドイツ人青年 カール(マチュー・カリエール 1950~、出演時20才)を絡ませ成熟した男女の愛の姿を描いていきます。
イザベルは、子供 2人にやさしく、彼らもまたカールになつき、楽しそうな様子を見てカールに好感を持ち、単調で平凡だった毎日の暮らしに自分の心が、弾むようになりました。
a0212807_13444556.jpgある日 夫から「少しカールと親しすぎるのでは」と言われイザベルの秘めた心が、動揺しました。
そんなとき市場へ買い物に出かけたイザベルは、街でカールに会いました。
その帰り道、カールは、必死の想いでイザベルに「結婚して欲しい」と求愛(プロポーズ)しました。
夫のジュリアンが、地質学の仕事で数日パリに出かけた夜、二人は、月明かりの野原を散歩、明け方までずっa0212807_13481827.jpgと一緒にいましたが、イザベルは、何か言いたそうなカールの心を制し、そして揺れる自分の気持ちも諌(いさ)め、何事も何もなく、それぞれ自室に戻りました。
この後のシーンが、悩ましく エロチック ‥ 二人は、自分のベッドで相手とのセックスを想像し自慰しますが、このシーンは、見ている方が、切なくて やるせなくなります。
イザベルは、翌日カールを呼び「私は、あなたが、好きです。 だが、あなたの若さは、危険すぎるのです。」と別a0212807_1349868.jpgれを告げました。
カールは、黙って雨の中を去って行きました。
パリから帰ったジュリアンは、カールの姿が、ないことに気づいたもののイザベルに何も訊ねませんでした。
夫のジュリアンは、妻イザベルにひと言「君は、正しい。 私の愛は、ジェラシーだけだ。」伝え、家族で、パリに移り住むことを告げました。
a0212807_13493918.jpgフランスでロマンス映画は、“悲恋”でなければ、恋愛映画ではない、という毅然としたポリシー(ロマンス映画の哲学)のような美意識があり、私は、そんなフランス映画のエスプリが、とても好きです。
「私も!」という方は、‥パトリス・ルコント監督の‘ファム・ファタル’三部作とその続編や「灯台守の恋」などご覧いただくとフランスのロマンス(悲恋)映画が、さらに好きになること請け合います。
by blues_rock | 2017-08-04 00:04 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
フランス映画の鬼才サミュエル・ベンシェトリ監督(1973~)の最新作「アスファルト」(2016年、監督・脚本)は、フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督(1957~)の作風(セリフが、少なくペーソスとユーモアの融合したコメディ映画)を感じさせる作品でした。
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作家でもあるベンシェトリ監督は、子供時代、パリ郊外の団地で暮らした自伝小説から脚本を書き、‘長回しのワンテイク’という演出でフランスの寂れた団地が、舞台の孤独な男女6人のコミカルながらもペーソスに満ちた群像劇として映画を撮りました。
a0212807_1248269.jpgこの映画の良さも 面白さも 文字では、説明できない、映像を見ないと分からない 映画ならでは、の作品です。
映画は、冒頭、団地の老朽化したエレベーター取り換えを討議する住民集会から始まります。
2階に住まうサエない中年独身男(ギュウタヴ・ケルヴァン 1962~)は、相応の経費負担が、イヤでただ1人反対しました。
経費負担しない住民は、新エレベーターの使用を禁止するというルールで取り換えが、決まりました。
a0212807_12493156.jpg数日後、男は、大ケガをして車イス生活となりエレベーターが、要るようになりました。
それからの彼の姑息なエレベーター使用が、笑えます。
ある夜、彼は、団地を抜け出し近くの病院で夜勤中の孤独な看護婦(バレリア・ブルーニ・テデスキ 1964~)と知り合いになりました。
団地に1人の落ちぶれた女優(イザベル・ユペール 1953~)が、引っ越して来ました。
同じ階に住む、いつも母親不在の孤独な少年(ジュール・ベンシェトリ 1998~)は、引っ越してきたばかりの女優a0212807_12553525.jpgを何かと手助けしながら部屋に入り彼女が、出演した映画のビデオを見せて欲しいと強請(ねだ)りました。
そんなある日、団地の屋上にNASAの宇宙飛行士(マイケル・ピット 1981~)が、トラブルで不時着、服役中の息子をもつアルジェリア移民の老女(タサディット・マンディ)に助けられました。
宇宙飛行士は、フランス語が、話せず、アルジェリア移民の老女は、まったく英語を理解できませんでした。
a0212807_1256332.jpg映画は、3組6人の男女が、織りなすコミカルにしてシリアスそしてペーソスに満ちた人生模様をセリフの少ないワンカットワンシーンの長回しで描いていきます。
ベンシェトリ監督が、演出するユニークなキャラクター6人の登場人物を配役の俳優と女優たちは、味わい深く演じています。
とくにフランスの名女優 イザベル・ユペールを相手に演じたベンシェトリ監督の息子で名優 ジャン=ルイ・トランa0212807_12563526.jpgティニャン(1930~、1966年「男と女」、2012年「愛、アムール」は名作)の孫にして当年まだ十代の新人俳優 ジュール・ベンシェトリが、存在感のある見事な演技を見せ、今後どんなに映画に出演するのか、楽しみです。
by blues_rock | 2017-08-02 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
SF映画の大御所にして巨匠リドリー・スコット監督(1937~)が、俊英ドレイク・ドレマス監督(1983~)を起用、自らは、製作総指揮にまわり撮ったのが、2015年のSFサスペンス映画「ロスト・エモーション」(原題 Equals)です。
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「ロスト・エモーション」のプロットは、近未来、地球で人類史上最大最悪の世界大戦(核戦争)が、勃発、地球上の陸地は、壊滅的に環境破壊され、生存適地にわずかに生き残った生存者のデストピア・ストーリーです。
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人類を滅亡させた原因は、“感情”にあったとして、人間が、“感情”をもつことを厳禁 ‥ 遺伝子を操作し感情のない人類の共同体「イコールズ」を創りました。
a0212807_647279.pngそこに暮らすすべての人間は、国家に徹底的に管理され、保健安全局から監視され愛情や欲望など少しでも感情の発症兆候が、見られたものは、「欠陥人間」として強制隔離され収容施設で安楽死させられていました。
SFデストピア映画は、ざっと指を折るだけでも1971年「時計じかけのオレンジ」、1982年「ブレードランナー」、1985年「未来世紀ブa0212807_647362.jpgラジル」、1995年「12モンキーズ」、1997年「ガダカ」、1999年「マトリックス」、2006年「トゥモロー・ワールド」、2015年「ロブスター」と傑作・秀作が、発表され「ロスト・エモーション」もその伝統的な名作SFデストピア映画の系譜に含まれると思います。
主演は、若き名女a0212807_6481551.jpg優 クリステン・スチュワート(1990~ 後日、名女優 クリステン・スチュワートの特集をします)と新鋭気鋭の俳優 ニコラス・ホルト(1989~、2016年「アウトバーン」主演)で、これにイギリスの名優ガイ・ピアース(1967~)とオーストラリアの名舞台女優 ジャッキー・ウィーヴァー(1947~)が、外の世界へ脱走する二人を助ける反体制秘密組織の一員を演じています。
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規律ある秩序維持ために、個のいかなる感情も徹底的に排除する近未来社会「イコールズ」で平和に暮らすニア(クリステン・スチュワート)が、ある日「イコールズ」の定期検診で‘人間のもつ感情’を発症していると診断さa0212807_6541418.jpgれ、強制収容所に隔離されました。
ニアを愛するも感情に表わさなかったサイラス(ニコラス・ホルト)でしたが、検診結果に感情発症の予兆は、顕われ始めていました。
「イコールズ」で服従を装い暮らしていたサイラスは、ニアを強制収容所から脱走させ外の世界へ逃亡することを決意しました。
a0212807_6551742.jpg近未来の共同体「イコールズ」は、SFながら思想統制、情報支配、自由抑圧、強制執行など72年前のナチスドイツ、28年前のソヴィエト連邦、現在の中国、北朝鮮、イスラム原理主義諸国を想定させ、世界にいま誕生しつつある軍靴の足音高いポヒュリズム国家と併せリアリティが、あり、正しく明日のデストピア世界を予感させます。
a0212807_6554690.jpgほとんどのシーンが、日本で撮影され、劇中のシーンに登場する近未来都市「イコールズ」の建物は、日本全国にある世界的な建築家 安藤忠雄氏の建築物が、使用され各地でロケーション撮影されました。
安藤忠雄氏設計のシャープで、機能的な建築物は、どれも正に近未来都市の壮観です。 (下写真 : 新潟県 長岡造形大学キャンパスでの ロケーション撮影風景)
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撮影監督 ジョン・ガリセリアン(1976~、2013年「アバウト・タイム 愛おしい時間について」の撮影監督)が、撮ったライトブルーの色調映像は、ひんやりしていて「ロスト・エモーション」の雰囲気にぴったりでした。
by blues_rock | 2017-07-29 00:09 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)
a0212807_0133067.jpg7月の IF九州シネマクラブは、短編特集で ‘暴力’ をテーマに製作された 3作品が、上映されました。
この短編3作品の上映を企画したのが、IF九州映画担当の、フランスから 6か月研修で派遣された政治学を専攻する青年でした。
7月の映画を最後に、フランスに帰国するそうですが、博多山笠の追い山に閉め込み姿で参加したことをたいへん喜んでいました。
さて、世界は、いま‘暴力’に満ち溢れ、悲しく哀れな事件が、絶えません。
私は、ヴァイオレンス映画の秀作を好んで見ますが、私の見るヴァイオレンス映画のほとんどは、“勧善懲悪”をプロットにしており、卑怯卑劣な巨悪や権力が、跋扈(ばっこ)し、勝利して終わる映画(プロバガンダ映画)を見ることは、ありません。
1作目の「ぼくたちのジュネーブ条約」は、ブノワ・マルタン監督による2016年の短編映画(15分)です。
放課後バスで帰宅しようとしていた少年が、彼ら少年グループの争いに巻き込まれます。
争いの原因は、同級生に20ユーロ(2、500円くらい)を貸したと云う生徒が、借金を返さない生徒に暴力で返済を
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迫り 決着つけるという話を聞いた少年少女たちは、森に集まり当事者の少年二人をはさみ、それぞれのグループに分かれ対立しました
a0212807_0182244.jpg暴力沙汰のケンカは、避けたいが、借金をした少年にお金は、ありませんでした。
移民の子供も入れた多民族の、多種多様な意見をもつ少年少女が、対立しながらケンカになる前に何とか解決しようとする姿を映したこの短編映画は、世界の好戦的で愚かな大統領や首相たちに見せたい作品です。
2作目の「グループ・ヴァイオレンス」は、2015年にカリム・プケルシャー監督が、発表した15分の短編映画です。
15分の短編映画に 何とフランスの名優ヴァンサン・カッセル(1966~)が、主演、自分の精神疾患である暴力依存症の衝動に必死で打ち克とうとする男の姿をリアリティ溢れる演技で表現しています。
黒いブルカ(イスラム女性の着衣)をまとったナゾの女たちの出現に、取り締まりを強化した警察に対し若者たちは、怒りを爆発させ暴力事件を起こしていました。
若いころ暴力の絶えなかった元チンピラのヴィンス(ヴァンサン・カッセル)は、日々の生活に疲れ果て、昔のよう
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に、憂さをヴァイオレンスで発散する自分に引き戻されそうになる誘惑と戦っていました。
苦悩し葛藤するヴァンサン・カッセルの表情が、秀逸です。
a0212807_020617.png3作目の「すべてを失う前に」が、一番長く(それでも30分)グザヴィエ・ルグラン監督2012年発表の短編映画です。
グザヴィエ・ルグラン監督は、「すべてを失う前に」を 30分という尺(上映時間)の中で家庭内暴力という主題をあからさまに見せる演出ではなく、フランスにとどまらず世界中どこにでもある社会問題としてスリa0212807_0214048.jpgラー仕立てで撮っています。
映画は、暴力夫(父親)から逃げる妻(母親)と子供(思春期の娘と幼い息子)の3人中心にスリラーのようなタッチでテンポよく描いています。
学校に行かず橋の下に隠れている少年、居場所を先刻承知で迎えに来る母親、恋人との別れが、切なく涙にくれている少年の姉、そんな子供たちを順番に車に乗せながら3人は、急いで母の務めるスーパーマーケットに行きました。
夫の暴力から逃れるため子供たちと遠くに移住することを決めた彼女は、会社に給料の精算を頼みに行ったのでした。
事情を知る上司や同僚(中にはトンチンカンな同僚もいてハラハラさせます)の応援を得て、どうにか給料未払い分の一部を手に外に出ようとしますが、後を追ってきた夫は、すでにスーパーの店内に入り、家族を捜し出てくるのを待っていました。
この家庭内暴力の短編プロットを起承転結のある長編映画として撮れば、かなりおもしろいサイコサスペンス
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タッチのスリラー映画になるでしょう。
今回、フランスの短編映画特集を見てフランス映画界の懐の深さを感じました。
by blues_rock | 2017-07-27 00:07 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)