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心の時空

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a day in my life

カテゴリ:ビートルズ(Beatles)( 42 )

ビートルズ12作目のオリジナル・アルバム「レット・イット・ビー」は、前年1969年リリースの「アビー・ロード」の後1970年に発売されたので、ビートルズ最期のアルバムと思われています。
1969年年初からスタートしたアルバム「ゲット・バック」に向けたセッションが、中止された経過については、第13夜「アビー・ロード」で書きましたのでこちらをご覧くださると光栄です。
「ゲット・バック・セッション」の収録テープをジョンが、親交のあったフィル・スペクター(アメリカの名プロデューサー)に預け、アルバムとして完成するようプロデュースを依頼しました。
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フィル・スペクターは、アレンジとミキシングにより「ゲット・バック・セッション」で収録した音源テープからオリジナル・アルバム「レット・イット・ビー」を制作しました。
1970年「レット・イット・ビー」は、ビートルズ12作目のオリジナル・アルバムとして発表されました。
ビートルズは、同年にバンド解散しましたので、アルバム発表の時系列からすると「レット・イット・ビー」が、最期のアルバムとなりました。
「ゲット・バック・セッション」の様子は、ビートルズのレコーディング・ドキュメンタリー映像としてセッション収録と同時進行しながら映画撮影されました。
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レコーディングは、アビー・ロードのスタジオ・ライヴやアップル・ビル屋上での「ルーフ・トップ・ライヴ」が、収録されました。
映画「レット・イット・ビー」のサウンド・トラックとしてアルバム「レット・イット・ビー」は使用されました。
ポールは、フィル・スペクターのアレンジが気に入らず、アルバムの発売中止をEMIに求めました。
しかし、ビートルズのアルバム制作契約が、EMIとの間で1枚残っていたためポールは検討していた訴訟を諦めました。
このトラブルが、ポールによる「ビートルズ解散宣言」となりました。
アルバム「レット・イット・ビー」は、ビルボードで4週連続第1位、キャッシュボックスも6週連続第1位になりました。
by blues_rock | 2012-10-06 00:45 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
a0212807_054098.jpg「アビイ・ロード(Abbey Road)」は、ビートルズ11作目のオリジナル・アルバムです。
1969年1月、ビートルズは、アルバム「ゲット・バック」収録のために“セッション”を始めました。
そのレコーディング風景もドキュメンタリー映画として同時に撮影されることになっていました。
しかし、ビートルズの4人が、気持ちをひとつにして“セッション”に集中できたのは、1月下旬から2月上旬にかけてのわずか2週間でした。
5月ビートルズは、アルバム「ゲット・バック」制作のための“セッション”を途中で止めてしまいました。
そして、新アルバム制作に移行、7月から新アルバム制作のためのレコーディングが、本格的に進められ8月下旬に完成、9月26日にビートルズ11作目のアルバム「アビイ・ロード」が、リリースされました。
「ゲット・バック」制作を中断、ビートルズの解散が、意識され始めた状況の中で制作されたアルバムで、「アビイ・ロード」は、ビートルズの事実上の‘ラスト・アルバム’となりました。
a0212807_155842.jpgA面に6曲、「Come Together」・「Something」・「Oh! Darling」などの名曲が収録され、B面はメドレーで「Here Comes The Sun」・「Because」・「You Never Give Me Your Money」‥と続き、11曲が収録されています。
B面は、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を彷彿とさせる構成です。
アルバム「アビイ・ロード」は、ビルボードのアルバム・チャートで11週連続第1位、キャッシュボックスでは14週連続第1位で、全世界で2,900万枚、売れたそうです。
「アビイ・ロード」のジャケット写真も有名で、この話題については、こちらをご覧ください。
by blues_rock | 2012-10-04 00:52 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
ビートルズ10作目のオリジナル・アルバム「イエロー・サブマリン」は、ビートルズのアニメーション映画「イエロー・サブマリン」のサウンド・トラック(13曲)として製作されたアルバムです。
1967年8月、ビートルズのマネージャーとしてバンドを上手くまとめ4人に信頼されていたブライアン・エプスタインが、薬の過剰摂取で急逝すると、ビートルズ4人の意見を一つにまとめる大役が、いなくなりました。
ブライアン・エプスタインが亡くなる前、アメリカから持ち込まれたアニメーション映画「イエロー・サブマリン」企画をビートルズに提案したところ、ビートルズの4人は、当初アニメーション映画製作に乗り気ではなく、企画内容にもあまり関心を持ちませんでした。
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ブライアン・エプスタインが、製作途中で亡くなり、ビートルズの4人は、それまで製作されたアニメーション映画「イエロー・サブマリン」のラッシュを見てみました。
彼らは、黄色い潜水艦(イエロー・サブマリン)のおとぎ話が、サイケデリックな色調とシュールレアリズムなストーリーで展開していく構成に興味をもちました。
アニメーション映画「イエロー・サブマリン」は、ポップ・アートとしても芸術性が高く、「All You Need Is Love」のメッセージ性に、それまでのアニメーションにはない特徴がありました。
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しかし、当時インド音楽に魅入られていたジョージ・ハリスンは、アルバム「イエロー・サブマリン」に収録された新曲4曲のうち2曲が自分の楽曲にも関わらず「ビートルズのアルバムでこれほど出来の悪いアルバムはないね。」と関心を示しませんでした。
アニメ・ファンには、アニメーション映画の先駆けとして「イエロー・サブマリン」の評価は高く、次世代のアニメーション映像作家たちに大きな影響を与えました。
アルバムには、ビートルズではなく「 Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」とクレジットされています。
by blues_rock | 2012-10-03 00:39 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
1968年ビートルズ9作目のオリジナル・アルバムが、「ザ・ビートルズ」です。
a0212807_0581859.jpg真っ白なジャケットに「The Beatles」とエンボス(浮き彫り)加工されただけのアルバム・ジャケットなので通称「ホワイト・アルバム」と呼ばれています。
2枚組30曲を収録、4人の多種多様な楽曲で構成されており、現代音楽のすべてが、入っていると言っていいくらいバラエティ溢れるアルバムです。
a0212807_0585590.jpgビートルズとプロデューサーのジョージ・マーティンは、「ホワイト・アルバム」のレコーディングに8トラック・レコーダーを使用、ビートルズが4人そろって演奏する必要もなくなりました。
そのため4人それぞれの楽曲を集めたアルバムで、ビートルズとしてのコンセプトがないと評されました。
そんな批評に対して、ポール・マッカートニーは、「ビートルズのホワイト・アルバムだぞ。黙れってんだ。」と言っています。
ポールが、言っているように、このアルバム2枚組全30曲を聴くと正しくビートルズの「ホワイト・アルバム」でした。
アルバム「ザ・ビートルズ」は、ビルボードで9週第1位を獲得、キャッシュボックスでは、12週第1位を獲得しました。
by blues_rock | 2012-09-27 00:56 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
ビートルズ8作目のオリジナル・アルバムで、世界初のコンセプト・アルバムとしてロック史に残るメモリアル・アルバムです。
1967年グラミー賞の最優秀アルバム賞ほか4部門で受賞、「ビルボード」で15週連続第1位、「キャッシュボックス」では14週連続第1位を獲得しています。(注:アルバム・ジャケットのBの上に‘福助人形’が写っています。)
a0212807_051347.jpgアルバム「サージャント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」は、今までに全世界で3,200万枚のセールスを記録しています。 ビートルズの「ラバー・ソウル(1965)」に大きな刺激(ショック)を受けたビーチボーイズのブライアン・ウィルソンは、スタジオに籠もり1966年ロック史に残る名盤「ペット・サウンズ」を発表しました。
アメリカでの「ペット・サウンズ」の評価は低く、当時すでに不安定な精神状態にあったブライアン・ウィルソンの精神状態は、さらに悪化し引き籠もってしまいました。
天才を知るのは、天才なのか、ビートルズ(とくにポール・マッカートニー)とプロデューサーのジョージ・マーティンは「ペット・サウンズ」を大いに評価、「ペット・サウンズ」は、全英アルバム・チャートで26週連続トップ10入りするなどイギリスで大ヒットしました。
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このビーチボーイズのアルバム「ペット・サウンズ」にインスパイアーされたポール・マッカートニーとジョージ・マーティンは、急きょ「サージャント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のトータル・コンセプト・アルバムの制作に入りました。
当初ビートルズは、4トラック録音機で収録していましたが気に入らず、複雑な音の重ね合わせをしていくうちに、4トラック録音機2台同期させて録音する方法など画期的なミキシング技術を生み出していきました。
by blues_rock | 2012-09-25 00:25 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
ビートルズのオリジナル・アルバム7作目が、「リボルヴァー」で1966年8月にリリースされました。
「リボルヴァー」のアルバム・ジャケットは、ドイツ人画家クラウス・フォアマンでビートルズの4人とはハンブルグ時代からの友人でした。
ビートルズ4人の写真が、コラージュされ芸術性高いユニークなジャケットとして「リボルヴァー」発売当時から大きな話題となりました。
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アルバムは、14曲収録され、ジョージ・ハリスンの曲が3曲収録されています。
とくに有名な曲が、アルバムA面冒頭1曲目の「タックスマン」で、当時ビートルズに課せられた税率95%の超高額の税金にジョージ・ハリスンは、怒り心頭でイギリス労働党政府に対し皮肉を込めてユーモアたっぷりにブチ切れた気持ちを歌っています。
この曲では、ベースとリード・ギター二つのパートをポール・マッカートニーが1人で担当し録音しています。
a0212807_02868.jpgレコードに針を落とすと、声を押し殺した(たぶん)ジョージの声で「ワン・ツー・スリー・フォー」のカウントで始まり「ウォッホン」と咳払いが入り「ワン・ツー‥」とイヤミな皮肉たっぷりの歌が始まります。
その左右両サイドで弾く(実際は別テイク)ポールのベース(左)とリード・ギター(右)の上手いこと、上手いこと、ポールの演奏者として非凡な能力に改めて驚くとともにポールの才能の面目躍如です。
ビートルズは、「リボルヴァー」から次第にレコーディング・バンドに変化していきます。
ビートルズ(とプロデューサーのジョージ・マーティン)は、アルバム「リボルバー」で自分たちの音楽コンセプトを高めるために、録音技術を革新的に前進させ、一つの音を微妙にズラして、音と音を重ねる‘Artificial Double Tracking’(ADTという前衛的技法)が、ロックで初めて導入されました。
「リボルヴァー」は、その後のロック音楽を飛躍的に拡大し前進させたアルバムとして、ロック史の中で重要な意味を持つアルバムに位置付けられています。
「ビルボード」のアルバム・チャートで6週連続第1位、「キャッシュボックス」では、8週連続第1位を獲得しました。
by blues_rock | 2012-09-22 00:44 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
「ラバー・ソウル」は、1965年12月にリリースされたビートルズ6作目のオリジナル・アルバムです。
このアルバムは、ビートルズにとって、それまでのマージービート・バンド(ロックンロール・バンド)から‘ビートルズ・サウンド’と称されるプログレッシブ(前衛的)でオリジナリティ溢れるロックへ変化したロック・ミュージックの歴史において記念すべきアルバムです。
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ビートルズとプロデューサーのジョージ・マーティンは、それまでのロックンロール・バンドから脱皮しようとしていました。
このアルバム「ラバー・ソウル」に収録された14曲にカヴァー曲はなく、すべてビートルズの曲で4人が、音楽的個性を発揮しながらも自分を抑えバンド(ザ・ビートルズ)として一つにまとまろうとした‘バンドとしてのビートルズ最後のアルバム’と思います。
a0212807_131872.jpgロックに民族音楽とその楽器や鍵盤楽器(ピアノやキーボードなど)を取り入れ、録音もテープの速度を下げたり上げたりしながら実験しています。
「ノルウェーの森」ではインドの弦楽器シタールを、「ミッシェル」・「ガール」では、ギリシャっぽいギター演奏を、「イン・マイ・ライフ」では、ハープシコード風な音(録音の時スローでミックスでは普通のスピード)にしたピアノで収録しています。
「ひとりぼっちのあいつ(Nowhere Man)」や「ノルウェーの森」・「イン・マイ・ライフ」などジョン・レノン作詞の心象的な詩で分かるようにアメリカで出会ったボブ・ディランやドラッグの影響も感じられます。
アルバム・ジャケットも実験的な工夫が、見てとれます。
a0212807_13233041.jpg旧知の写真家ロバート・フリーマンが、撮影した写真をスライドにしてアルバム・ジャケットのイメージを4人に見せたところ、ボール紙が少し反り、スライドの写真は歪んで映っていました。
これを見た4人は、興奮し大喜び‥アルバム名も当時ローリング・ストーンズがアメリカの音楽評論家から「プラスティック・ソウル(ニセの黒人音楽)」とケチ付けられていたことに対し、ポール・マッカートニーが「じゃ、オレたち、さしずめラバー・ソウル(ゴム製の黒人音楽)だね」とジョークで言ったのを、そのままアルバム名にしたのだとか、それが、ロック史における記念碑的アルバムになるのだから、さすが天才ビートルズです。
「ラバー・ソウル」は、ビルボードのアルバム・チャートで6週間第1位、キャッシュボックスでは7週間第1位を記録しました。
by blues_rock | 2012-09-11 00:08 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
1965年8月にリリースされたビートルズ5作目のオリジナル・アルバムが、「ヘルプ」です。
ビートルズ主演映画「ヘルプ! 4人はアイドル」(1965)でA面の7曲がサウンド・トラックとして使用されました。
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アルバム・ジャケット写真の4人のコートを良く見ると‘左前合わせ’になっており、ジャケットに使用された写真は、裏焼きされていますが、なぜそうなったのか理由は分からないそうです。
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ダレも気付かないはずはなく、たぶんイタズラ好きのジョンあたりが「おもしろい。気付く人がいるかどうか、これで行こう。」と提案し、敢えてそのまま裏焼きミスの写真を「Help」のアルバム・ジャケットに使用したのではないかと私は推察します。
「Help」は、「ビルボード」のアルバム・チャートで9週連続第1位、「キャッシュボックス」のアルバム・チャートでは10週連続第1位を獲得しています。
by blues_rock | 2012-09-08 00:47 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
世界で超人気バンドとなったビートルズは、世界中を飛び回りコンサート・ツァーを行ないながら、EMIとの契約であった年2枚のアルバムを発売するという超過密なスケジュールでバンド活動していました。
1964年12月リリースの4thアルバム「ビートルズ・フォー・セール」は、1964年のクリスマス・セールに間に合うようにとEMIから急かされ、世界コンサート・ツァーの合い間、1964年9月レコーディング・セッションを行ない3週間で収録を完了しました。
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ジョージ・ハリスンは、ビートルズがバンドとして成功したことにより、デビューしたころのプレッシャーもなくなり、このアルバムで自分たちの録音技術をさらに洗練させたと述懐していました。
さすがの天才レノン=マッカートニーのコンビも1964年秋から制作スタートしたアルバムの全曲を新曲でレコーディング、クリスマスに間に合わせるというマジックはできませんでした。
結局、6曲のカヴァーと8曲のオリジナル全14曲で「ビートルズ・フォー・セール」は、リリースされました。
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ビートルズのプロデューサー&アレンジャー、ジョージ・マーティンいわく、1963年から64年にかけてビートルズは、あまりに忙しかったと述懐しています。
アルバム「ビートルズ・フォー・セール」は、初登場で、それまでアルバム・チャート第1位であった「ア・ハード・デイズ・ナイト」に代わり第1位となり9週連続1位のあと、ローリング・ストーンズに第1位の座を譲り第2位になったものの、またすぐ1位となり6週連続第1位でした。
このアルバムは、予約だけで60万枚という当時のアルバム予約数の新記録を達成しました。
by blues_rock | 2012-08-26 00:34 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)
ビートルズ3枚目のアルバム「ア・ハード・デイズ・ナイト」は、日本では、ビッグヒットした映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」の人気もあってアルバム・タイトルも「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」でリリースされました。
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ギターの♪ジャーンという音が鳴ると「イッツビーナハーデイズナイ‥」と続き、あとはアルバムに収録された13曲すべてレノン=マッカートニーのオリジナル曲で、ビートルズのロックンロールが、全開です。
A面は、ビートルズ初主演映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」の収録曲7曲、B面には、新しくレコーディングされたナンバー6曲が収録されています。
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アルバム全曲が、レノン=マッカートニーのオリジナル曲なのは、このアルバム「ア・ハード・デイズ・ナイト」だけです。
その後、日本語タイトルの「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」では、アルバムとの違和感が、あるとして、日本盤も本来のタイトル「ア・ハード・デイズ・ナイト」になりました。
ビルボード14週第1位、キャッシュ・ボックスも14週第1位でした。
by blues_rock | 2012-08-23 00:34 | ビートルズ(Beatles) | Comments(0)