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心の時空

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a day in my life

カテゴリ:経済/政治/世界( 49 )

昔、北京で暮らしていた人たちは皆な口々に北京の秋の空を‘紺碧の抜けるような青い空’と褒め讃えました。
そして現在、持続不可能な経済政策と理不尽な政治体制を続けようとする中国共産党の国策の未来は、大気汚染されたダークな北京の空に象徴されているように思います。
a0212807_21315823.jpg10月28日、北京の天安門にウイグル族過激派グループの乗用車と推察する車両が突入、炎上しました。
新疆ウイグル自治区では、今年の4月と6月、少数民族ウイグル族による大きな暴動が二度発生しています。
‘なぜウイグル民族の大暴動が起きるのか?’‥3月13日の拙ブログ「中国4千年の中華思想‐第11夜(ウイグル民族の独立運動)」にその理由を書きましたので、興味のある方は、こちらをご覧ください。
中国共産党政府は、事件の調査も終わらないうちからウイグル民族主義過激派による自爆テロと決め付けて
a0212807_21323331.jpgいますが、自爆テロにガソリンだなんて‥子供でも信じないでしょう。
この車両が炎上しただけの自爆テロ事件は、あまりに唐突で動機も今一つ釈然としません。
世界中のメディアが、この事件に大きな関心を持ちビッグ・ニュースとして取り上げているのとは対照的に、中国政府から情報管理されている中国のメディアは、形だけの簡単なニュースでお茶を濁し終わらせようとしています。
もし今回の天安門に車両が突っ込み炎上した事件が、少数民族ウイグル族過激派グループの犯行ではなく、a0212807_21493487.jpg漢民族でも虐げられた貧困層不満分子の犯行としたら中国政府のショックは、ウイグル族過激派の犯行よりずっと大きく、中国共産党にとって都合の悪い知りたくない真実となります。
国家公安当局は、ウイグル族過激派の犯行と断定するでしょう。
中国人口の92%を占める漢民族の貧困層の‘格差拡大への不満’が爆発、反体制運動の激化により暴動が拡大したら中国共産党体制にとって正に悪夢となります。
PM2.5で大気汚染されたダークな北京の空のように、中国国内には「貧困と格差」・「一党独裁と民主化」・「持続不可能な社会発展と環境汚染」などの暗雲が広がり、中国の近未来をダークにしています。
by blues_rock | 2013-10-30 23:26 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
シリア国民の90%は、イスラム教徒で20%をアラウィ派が占め、アラウィ派の独裁者アサド大統領率いるバース党とシリア軍(上層部)が、全シリアを支配し利権を独占しています。
a0212807_22152242.jpgシリア国民の70%を占めるのが最大勢力のスンニ派で、反アサド(反政府)勢力としてアラウィ派と激しく対立しています。
アサド大統領は、シリア軍を出動させスンニ派の反アサド(反政府)勢力を徹底的に弾圧、化学兵器(毒ガス兵器)を使用して非戦闘員の国民を大量殺戮しました。
シリア内戦による戦火(弾圧や虐殺)を逃れ、シリア人口2,200万人のうち、すでに200万人余りが、難民として5つの国境を越えて避難していますので、国連の難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、国を越えて急増するシリア難民を放置できず難民救済に乗り出しました。
a0212807_22173760.jpgだが、シリア国内の治安が、悪化する状況下では手の施しようもありません。
シリア内戦をより深刻にさせているのが、アメリカ・EUとロシア・中国の対立つまり大国の権益エゴイズムです。
国連としてシリアのアサド政権に対して制裁決議しようにもロシアと中国は、拒否権を行使してシリア制裁を認めようとしませんでした。
シリアの反アサド・反体制派を応援するアメリカとEUは、業を煮やしてアサド政権=シリア軍が、反アサド反体制a0212807_22182097.jpg派のシリア国民に対し化学兵器(毒ガス)を使用、大量虐殺を謀ったとしてシリア爆撃を決断、現在議会に承認を求めています。
ロシアは、シリアの地中海沿岸に旧ソ連当時からの海軍補給基地があり、さらに反アメリカ・反イスラエルのアサド政権=シリア軍へ大量の武器供給をしています。(下写真:UNHCRのアンゼリーナ・ジョリー特命大使)
a0212807_22185855.png中国は、シリアをめぐるアメリカとロシアの軍事対立を仲裁するどころか、その対立を尻目に中東アラブにおける油田の権益と経済覇権を‘漁夫の利’とばかり虎視眈々と狙っています。
まるで縄張り抗争を煽(あお)り、権益の独占(シマの一人占め)を狙う卑劣な広域暴力団のようです。
シリアと「戦争状態」にあるイスラエルでさえ、シリアの反政府勢力を一つにまとめる組織もなく、新政権を担える有力なリーダーがいないシリアで、もし独裁者アサド大統領がいま失脚しアサド政権が崩壊するシナリオは、望んでいないでしょう。
なぜならイスラエルは、アサド政権の崩壊でシリアが、泥沼の内戦に突入し‘無政府状態’に陥り、シリア軍や治安機関から多数の軍人が離脱し、同時にシリア軍の保有する大量の武器がシリア全土に流出するとアルカイダなど国際テロ組織の軍事拠点となり治安はさらに悪化、イスラム原理主義の新政権が、樹立されることを非常に警戒しています。 (下写真:シリア国境から8㌔のヨルダン領内にある難民キャンプ)
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アメリカは、共産主義国家の中国を中東アラブから追い出し、アラブの覇権を維持するために、アメリカと軍事同盟を結べるサウジアラビアのような現実的イスラム主義の新アラブ国家「シリアナ(=シリア+イラン+イラク)」の建国を支援していくのではないでしょうか。
中東アラブ諸国の原油に依存する日本は、ますますシリア情勢から目が離せなくなりました。
by blues_rock | 2013-09-06 00:13 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
いま世界の注目を集めている‘シリア’が、世界地図のどこにあるか、すぐに分かる人は、アラブ世界の歴史に詳しく同時にシリアが、なぜ‘地政学的’に重要かをご存じの方は、このところのアラブ情勢にも明る方です。
シリアの歴史は、古代オリエント時代から西はギリシャやローマ帝国、北はオスマン・トルコ帝国、東からアッシリア・バビロニア・ペルシャ帝国・モンゴルと常に侵入され支配されてきました。
a0212807_15273962.jpgシリアは、長い間オスマン・トルコ帝国の支配下にありましたが、オスマン・トルコ帝国滅亡後、シリアを支配する王朝も次々に変わり、やがてフランスの植民地となり先の大戦後エジプト=シリアアラブ連合共和国として独立しました。
複数民族・多様な言語・イスラム教各宗派の混在するシリアをバース党(アラブ社会主義復興党)が支配するとエジプト連合から離脱、シリア単独の共和国を建国しました。
中東アラブの地図を見ると一目瞭然ですが、シリアの位置は、1948年のイスラエル建国以来、中東の火薬庫とa0212807_15394985.jpgなったパレスチナ地域において“地政学的”に極めて重要な場所となりました。
地政学とは、国際政治と軍事戦略上、その国の地形と地理が果たす役割を分析する学問です。
シリアは、イスラエル・レバノン・ヨルダン・イラク・トルコの5か国と国境を接しておりイラクを挟んで東隣りのイランとは、事実上同盟関係にあります。
建国当時から複雑な国家事情を抱えたシリアは、バース党政権内の対立と利権汚職が絶えず、1970年にアサド国防相が軍事クーデターを起こしアサド大統領(現アサド大統領の父)となりバース党政権を掌握、ソ連(現ロシア)の支援のもとシリアに社会主義による独裁国家を樹立しました。
a0212807_15404287.jpg2000年、父アサド大統領の死去により次男の現アサド大統領が、シリア独裁国家の政権を世襲し、パレスチナ紛争でPLOを軍事支援、反アメリカ=イスラエル・反EUでイラン・イラクと軍事連帯してきました。
シリア政権を親子二代40年に渡って独裁してきたアサド大統領の政権基盤は、次第に弱体化し今や風前の灯火(ともしび)状態で、反アサド・反バース党(イスラム教アラウィ派)に対する反政府運動の広がりでシリアは、内戦寸前です。
シリアは、社会主義国ながら国民の90%が、イスラム教徒で(残りの10%がキリスト東方正教会)さらにシリア国内のイスラム教宗派は、お互い激しく対立し血を血で洗う権力闘争を繰り広げています。(後編に続く)
by blues_rock | 2013-09-04 00:25 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
日本国憲法(こちら)第3章第12条の条文に「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の普段の努力によって、これを保持しなければならない。」と「国民の権利及び義務」を明記しています。
国民が、自らの権利とそれに付帯する義務を認識し、普段から実践する努力しなければ「国民の権利及び義務」は保護されないと日本国憲法に記載されています。
a0212807_21455820.jpgいま国会も世論も、わが国の防衛(安全保障)をめぐり自衛隊によるアメリカ軍や国連軍との「集団的自衛権」が、憲法第2章 第9条 「戦争の放棄」に違反する行為ではないかと侃々諤々の論争をしています。
これについて第9条の1と2をそのままに、新たに3と4の「修正条項」を追加すれば良いというのが私の意見です。
「3 国土を侵略し国民の生命と財産を破壊する国および勢力に対する正当な防衛自衛権は担保する。」と「4 自衛権の行使は自衛隊を以って実行する。」を修正追加条文にするという意見です。(参考:「日本国憲法と第9条のこと」 こちらをご覧ください)
日本人同胞に申しあげたいのは、終戦後68年間、私たちは「戦争のない、徴兵制のない」平和な奇跡の時代を生きて「自由および権利」を謳歌してきました。
その間「自由と権利」(メリット)の享受に不可欠な「義務」(ノルマ)をきちんと遂行してきませんでした。
a0212807_21473225.jpgいま私たちを取り巻く現況(現在の世相)を冷静に眺めると、私たちの行く手に安心できる未来や国の将来に希望があるとは、到底思えません。
「隗より始めよ~参議院選挙雑感」(こちら)でも書きましたが、私たちの権利は、「選挙権」の行使だけです。
選挙に行かない、選挙で投票しない行為は、選挙を棄権することで棄権者になること、つまり自己の「権利の放棄者」になることなので、自分の生命も財産も‘他人に預ける’という意思表明になります。
先般の自民党老国会議員の妄言「ナチスの手口に学んだらどうか」(こちら)にある手口とは、自分の政敵や反対党支持者の棄権(権利の放棄者)を増やし、国民(無党派)に愛国(または憂国)を煽り、政敵を粛清、反対党を弾圧し、ある日ドイツ国民が気が付いたらナチス(国家社会主義ドイツ労働者党)一党独裁となり党首ヒトラーをフューラー(国家a0212807_21514712.jpg指導者)と叫ぶファシズム国家になっていた、この手口に学んだらどうかと言いたかったに違いありません。
ある日軍靴の足音が、聞こえた時、国民の「自由と権利」は消滅します。

付録:この3枚絵画は、ナチスドイツから「退廃芸術」の烙印を押され排斥された芸術作品の事例です。
ちなみにメンデルスゾーンやマーラーもユダヤ人である理由で「退廃音楽」とされ演奏を禁じられ、ジャズもまた黒人音楽であることから「退廃音楽」とされ排斥されました。
軍服が好きな者と抹香臭い人に、芸術への感性豊かな人はいないことを人類の歴史は、証明しています。
by blues_rock | 2013-08-25 00:11 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
a0212807_22473386.jpgまたおバカな自民党の老国会議員が、憲法改正に関連して「ナチスの手口に学んだらどうか」など軽率かつ愚劣な発言をして、世界各国から非難されています。
国内外のブーイング(非難と抗議)の嵐に、この御仁いとも容易(たやす)く「発言を撤回」し、自分の口から出た言葉の重さとその責任には、一向に思い至らないようなので多くの人たちの顰蹙(ひんしゅく)をかっています。
問題なのは、彼が日本国政府のナンバー2(副総理)であることです。          (花火写真 : 九州ロマンチック街道より こちら
彼の品性の問題もありますが、何より現職の内閣副総理大臣兼財務大臣という国家を代表する要職にあるという自覚と責任感の著しい欠如こそ一番の問題です。
同じ穴のムジナの集まりで、つい調子に乗りペラペラと自分の知識を披露したのでしょうが、憲法改正に関連して「ナチスの手口に学んだらどうか」などと日本政府の首脳として絶対に発言してはならない内容です。
彼の発言内容も歴史の事実とは違い「ナチスの手口に学ぼう」にも何を学べというのかチンプンカンプンです。
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1918年第1次世界大戦で帝政ドイツは大敗し崩壊しました。
1919年に制定されたドイツ共和国の「ワイマール憲法」は、当時世界で最も民主的な憲法と称賛され、第1条に‘国民主権’を規定していました。
ドイツ共和国の国是となった‘民主主義’は、国際共産主義ソ連共産党の影響を受けたプロレタリアート独裁を宣言するドイツ共産党の拡大も容認することとなり、ドイツ国内は、政治対立で内戦状態になりました。
1933年政治的謀略と武力内戦に勝利したヒトラー率いるナチスは「全権委任法」(国家独裁法の制定)により
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軍事独裁を進め、全ヨーロッパを侵略、600万人のユダヤ人を虐殺しました。
日本国の憲法改正に関連して彼の言う「ナチスの手口に学んだらどうか」の手口の意味が、まったく分からないのは、ナチス・ドイツは、「ワイマール憲法」に替わるナチスによるドイツ憲法など制定しておらず「ナチスの手口に学んだらどうか」を勘ぐるなら、ナチスのように民主主義を否定しナチスによる一党独裁を目指した手口をお手本にしようではないかと訴えたかったに違いないということです。
副総理である自民党老国会議員の間違いを正すなら「ワイマール憲法」は、1945年ナチス・ドイツが崩壊し、
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1949年に「ドイツ共和国基本法(ボン基本法)」が制定されるまでドイツ共和国憲法として生き続けました。
先の参議院議員選挙で一人勝ちした自民党の傲慢が、早くもボロを出し始めました。(参考こちら
今度の選挙で当選した先祖返りゾンビ勢力もいずれポロポロ、ボロを出して来るでしょう。
政治は、民度に比例するもの、私たちの抱える社会悪や制度の矛盾は、民主主義が内包するリスクながら、私たち有権者の持てる意思決定システムで民主主義以上の政治システムはありません。
by blues_rock | 2013-08-03 23:55 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
皆様方、参議院選挙の投票に行かれましたか?
低投票率と与党の圧勝は、予想通りでした。
それにしても52.61%の投票率は、歴代ワースト3で盛り上がりに欠けた国政選挙でした。
最大の要因は、‘気分で動く’無党派層が、選挙を棄権したことにあります。
他者(世の中)に不平不満を言う前に「隗より始めよ」(まず自分から始めなさい)なので、これから私たちの身に降りかかる政治決定の一切を自己責任と覚悟しなければなりません。
a0212807_2334895.png自民党に投票し政権を委ねた有権者の数は、今回の投票率 52.61%×今回自民党得票率 34.68%=有権者全体の 18.24%であることを考えれば、非自民党の有権者が、 81.76%存在するということなので、これで万事OKとはならないでしょう。
衆参両院議員数で圧倒的に優位な与党政権の誕生により立法府(国会)のねじれは、解消しましたが、国民(有権者)の社会保障費負担(消費税ほか各種税金の増税)をめぐる世代間対立、TPP参加(日本に不参加の選択肢はない)に伴う業種間の対立、少子高齢化と人口減に伴なう都市と地方の地域格差の対立は、これから激しい政争となってくるでしょう。
国民間の利害・利権の対立は、‘お金(国家予算=国税)’に群がる‘ハエ’族議員らの暗闘を陰険にし、三日天下政権を担い今や死に体政党である民主党、有象無象の弱小政党、泡沫徒党組を巻き込みながら、百鬼夜行a0212807_23355441.jpgの合従連衡を繰り返しながら政界再編を加速させていくでしょう。
圧勝したように見える自民党の得票数は、漸減傾向にあります。
ともあれ、今回参議院選挙で圧勝した自民党の勝因を分析すると、自民党への投票を一番応援したのは、皮肉なことに中国共産党と韓国大統領でした。
両国の常軌を逸した‘日本固有領土への不愉快な干渉(尖閣諸島と竹島)’は、日本国民の純真なナショナリズムに火を点けてしまいました。
さらに民主党の政党としてのだらしなさ(締まりのなさ)は、ただ呆れるばかりで、民主党政権3人の首相にも国家を率いるリーダーとしての自覚と責任が、感じられませんでした。
有権者の民主党への苛立ちと三行半が、自民党への投票か、あるいは棄権という行動に顕著に現われ、とくに無党派層の‘選挙権の放棄’は、日本の行く末にとって気がかりですが、まずは隗より始めるしかありません。
by blues_rock | 2013-07-21 23:59 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
この想定外の動きに平静を装いつつ大あわてしたのが、政府と日銀でした。
金利が、上昇すれば、国債償還金利も上がり、金利が1%上昇すれば、国の国債残高(財務省公表の25年度国債残高)850兆円の利払い(支払利息)だけでもなんと8.5兆円になります。
‥ダ、ダレが、そんな金、払うんだよ!?
‥ド、ドコに、そんな金、あるんだよ!?
日本政府の借金は、オールジャパン(全国民)の借金です。
これから日本に生まれてくる新世代、その次の世代、さらにその次世代も入れ100年~200年くらいかけて日本国民が、必ず返済しなければならない債務(借金)なので長期間税金として支払うことになります。
ご参考に「リアルタイム財政赤字カウンター」を貼付しますので覗いてみてください。
二つめの「機動的な財政政策」は、バズーカ日銀に、たっぷり購入させた国債マネーを使って国土強靱化の美名で選挙対策の大ウソをつき、選挙後、補正予算・緊急財政出動予算・大型予算のテンコ盛りで、砂漠に水をまくような政・官・業癒着の利権がらみ公共事業に国家予算をバラまくつもりです。*
                   (下写真)ロンドン生まれの華瑞希(ハナ・ミズキ)ラムナラインちゃん、10か月
                     この子の未来のために、希望に満ちた新しい日本にしたいと思います。
a0212807_1432631.jpg(右上*からの続き)
これこそ国税のムダ遣い‥利権に集まる族議員の徒党政党である自民党は、昔と何も変わってはおりません。
三つめの「民間投資を喚起する成長戦略」、これもちゃんちゃらおかしい話、企業の設備投資を促し、それに伴う原材料の消費拡大を図り、国内需要を喚起、デフレ脱却の糸口にしようとの算段かもしれませんが、企業には、手元資金がたっぷりあるのに設備投資しないのは、設備投資して供給を拡大しても消費環境は冷えたままなので、製品在庫を抱えるのは明白なこと‥いま以上に余計な設備投資して、製造能力を増やし在庫を山のように抱えてどうするのさ、消費が冷えたままなのに何が設備投資減税だよ、と嘲笑っています。
それより前に、国内の主な製造業は、すでに工場と流通のインフラを海外移転し終えています。
アベノミックスで決定的に抜け落ちているのが、国家財政の再建プラン、選挙前なので知らん顔しているのでしょうが、FRB(アメリカの中央銀行)は、国家財政再建に向け、すでに次の一手“出口戦略”を練っています。
参議院選挙のあと‘消費税率アップ’の国会審議も始まるでしょうが、消費税を増税し、国民負担を強いる前に、国会議員・県会議員・市町村議員‥議員と名の付くすべて議員の定数を半数に減らし、同時に国家公務員・地方公務員の人員も1/3カット、国家予算の経費削減と併せ、政治家の能力アップ、行政実務の迅速化・合理化・効率化を図らなければなりません。
長くなりますので、これ以降はこちらをご覧くださると光栄です。
by blues_rock | 2013-07-09 00:25 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
参議院は、定数242名の国会議員で構成された任期6年の立法府、うち議員定数の半分に当たる121名を3年に一度改選するルールになっています。
6年前にマニュフェストの大ウソで当選したら詐欺議員121名を改選するのが、今回の参議院選挙です。
巷の世論調査では、与党圧勝の予想なので、有権者最大の票田「無党派層」は、シラケ気味で、今回の選挙は、相当低い投票率になるような気がします。
‘民主主義’制度を守る道具は、ただひとつ‥分隔てのない有権者一人一票の自由で公正な選挙権だけです。
天下国家に奉仕する真っ当な政治家を選ぶ権利をもつ有権者が、投票しないということは、自らの生命と財産の安全を放棄し、他人が、選んだ政治家や政党で作る国家権力の意思に従うことと同じ意味を持ちます。
投票権の放棄は、‘民主の否定’につながり、‘民主主義’は、ゆっくり崩壊していくでしょう。
今度の選挙は、「アベノミックスとバズーカ日銀」政策(こちら)の是非を問う重要な選挙でもあります。
a0212807_13315077.jpg国民は、4月4日バズーカ日銀の金融緩和宣言に端を発した株価バブルの高騰と5月23日を天井にストンと急落した株価の乱高下ばかりに目をとられ、アベノミックスとやらの本質を見失っていました。
金融業界のエコノミスト、ストラテジスト、さらにトレーダーやアナリストたちまでが、バズーカ日銀の号砲に驚いて飛び出し、海外ヘッジファンドの思惑どおり目先の欲に舞い上がり、いつものことながらジャンケン後だしのトンチンカンな経済見通しを述べ、またもや無能ぶりを曝(さら)していました。
私は、4月からの株価暴騰に ‘何かおかしい’と思い、内心ヒヤヒヤしながらも少しずつカラ売りしました。
アベノミックスの目玉の一つ「大胆な金融政策」が、バズーカ日銀の異次元金融緩和でした。
日銀は、日本紙幣(日銀券)を2倍増刷し発行、月間の国債購入額を2倍以上に増やし、政府(つまり安部政権)が、新しく発行する国債の7割を引受け、購入する国債の平均残存期間も現在の3年から7年まで延長し、資産(紙切れなんですけどね)としてたっぷり保有すると宣言しました。
さっそく、為替市場で円は売られ、円安ドル高となり、株価急上昇‥慌てたのは、大手銀行筋でした。
現在(いま)大手銀行始め地方銀行は、ゼロ金利でたっぷり溜まった莫大な預金を国債で運用していますので、山のように国債を保有しています。
国債の発行量が増えれば、当然国債の価値は、下落し金利が上昇します。
焦った銀行筋は、手持ちの国債を密かに投売りし、株などの有価証券に買換えました。(続く
by blues_rock | 2013-07-08 02:00 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
今年の4月4日、中小企業の日本銀行社長(権威を持たせるため総栽と称している)が、日本円の‘異次元緩和’と称して、日本銀行(下図は日本銀行株価 3か月間の推移)の印刷する‘日本紙幣’を2倍に増やして世界にバラ撒くといきなり宣言しました。(参考:ジイさまたちが子孫に残す借金 こちら
併せて借金だらけで借金返済のメドも立たない日本国政府の新規‘国債’も「大丈夫、大丈夫、7割は、日本銀行が引き受けます。」と無謀かつ無責任に言い放ちました。
これに海外のヘッジ・ファンドが、“異次元のバズーカ金融緩和”と囃(はやし)し立て、マスコミもピーヒャラa0212807_22222077.png一緒に踊り出しました。
この無責任なバズーカ金融と大いに関係ある‘アベノミックス’三本の矢については、拙ブログの別稿(こちら)で掲載したいと思います。
この日から日本経済新聞に掲載されるエコノミスト(経済専門家)・ストラテジスト(経済戦略家)・ トレーダー(投資実務者)・アナリスト(投資分析家)たちの記事や発言が、無節操にガラリと変わりました。
3月までの論調は、概ね為替がドル/円で100円、日経225平均株価(下図)上値が13,000円の想定でした。
4月4日日銀総裁‘異次元のバズーカ’発言から、為替は、ドル高/円安で115円~120円、株価は、18,000円~20,000円などと、まあ極端な論調に早変わりし、何んと節操のないことか‥翳りのみえるEUと新興国の金融市a0212807_22582256.png場で苦戦していた海外ヘッジ・ファンドは、東京市場7割を占めるシェア・パワーを行使して日本銀行が、演出した金融バブル祭りを盛り上げました。
これをニュース・ネタにマスコミが煽り、国内の銀行・証券会社など金融機関、年金・生保など機関投資会社、個人投資家なども‘持たざるリスク’の不安心理から‘買いの持ち高’をどんどん積み上げていた矢先の5月23日に1,000円を超す大暴落、市場からいきなりの逆バズーカ攻撃を受けた機関投資家・個人投資家たちは、泡を喰いました。
これは、6月末に上期決算を迎える海外ヘッジ・ファンド(とくに短期筋)が、EU・新興国・アメリカの債権市場で金利が上昇、それにより被った多額損失の穴埋めをするために日本で仕掛けた戦略に‘異次元の日銀バズーa0212807_2259089.pngカ’は、格好の撒き餌(客寄せ)になりました。
つまり、海外ヘッジ・ファンドの出来るだけ高く持ち上げて売り抜ける戦術に、日本株と東京証券取引所が、利用されたのでした。
株式市場に「山高ければ、谷深し」という格言があります。                (上図:東京三菱UFJ銀行株価 3か月間の推移)
わずか2カ月‥日銀バズーカは空砲であったことが、分かりました。
私事ながら昨年秋、日本円が80円台、日経平均株価8,000円台のころ、東証一部上場の株を少し買い、年明け12,000円を前に売りました。
「まだはもう、もうはまだ」の格言を信じました。(参考:株についての格言‥人生訓 こちら
a0212807_22593030.pngそして、4月の金融緩和による円安と東証株価の高騰となり、にわか株ブームに沸きましたが、私の中で「何かおかしい」と釈然しない思いは、消えませんでした。
売る株を保有しない私は、証券会社から先物の株を借りて「空売り」しました。      (上図:トヨタ自動車株価 3か月間の推移)
投資の格言に「買いは家まで、売りは命まで」という相場の恐ろしさを表わす言葉があります。
その恐ろしさ(心理の弱さ)を抑えても「何かおかしい」の好奇心が強く、日経先物ミニを4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月と数株ずつ「カラ売り」しました。
4・5月限月は、損切りのため買い戻し、6月限月も6月14日SQ清算日前に損失処理の覚悟をしていました。
a0212807_230699.pngところが、5月23日から昨日6月14日までの3週間で為替(1ドル94円、11円高)、も株価(12,686円、3527円下落4/4株価12,634円、その差52円高)も振り出しに戻りました。
私の素人考えでは、為替は、まだもう少し円高となり、株価は、もう少し11,000円台まで下押しするでしょうが「まだはもう、もうはまだなり」の格言に従い、ここが潮時と思い10月限月までの先物売りを全部買い戻し「カラ売り」を解消しました。
正直、私も4月から5月半ばまで内心ヒヤヒヤしていましたが、これで一件落着、成果は、恥ずかしいので控えておきます。 (上図:三井物産株価 3か月間の推移)
by blues_rock | 2013-06-16 00:15 | 経済/政治/世界 | Comments(0)
日本固有の領土である北海道北方4島「歯舞諸島・色丹島・国後島・択捉島」は、1945年戦争終結後のドサクサで火事場泥棒のようにソ連軍が、一方的に占領、それ以来68年間ロシアによる実効支配が、続いています。
ロシアのプーチン大統領は、柔道家だけあって、この国際法上の不法占領を‘寝技’に持ち込み、日本に対し「絞め技」を仕掛けようとしています。 
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ロシアは、極東アジアの国土開発と経済発展、東ロシア全体の繁栄と安全保障のために、どうしても“日本”の経済協力と貿易強化とくに日本への輸出の拡大が、必要不可欠です。
ロシアにとって日本との関係が、将来的に安定しないことには、ロシア国家100年の大計も砂上の楼閣となりかねません。                              (下写真:北海道知床半島から見える国後島)
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日本が、ロシアに全面的に協力するには、日ロ友好平和条約調印と「北方4島の返還」は、絶対条件であり、そのことをプーチン大統領が、一番良く承知しています。
4月29日、日本の首相との会談で、この北方領土問題について敢えて、他国(中国とノルウェー)との領土紛争を面積等分して解決したことを仄(ほの)めかしました。
a0212807_1503117.pngロシアが、2008年中国と国境を接するアムール川中州の島の領有権をめぐり、中国と戦争状態にあった島を二等分して、中国との国境問題を解決したこと、2010年ノルウェーとバレンツ海と北極海の大陸棚の境界を等分して条約調印したことを暗に指して言及しています。
こんな極秘情報が、モスクワで日本の政府筋から流されたことを考えると、どうやら日本国民の反応(世論)を探るためにロシア政府に事前了解を取り、示し合せて流した情報と推察します。
北方4島の総面積で等分する場合、4島のうち一番北にある択捉島の西側に国境線を引き、択捉島a0212807_152877.jpgのほとんどが、ロシア領となり、日本は、歯舞群島・色丹島・国後島の3島と択捉島西側の一部を領有することで北方領土問題は、終結することになります。
私は、反対です。
中国もノルウェーも火事場(戦争)のドサクサで占領された固有の領土ではありません。
日本固有の領土である北方4島「歯舞諸島・色丹島・国後島・択捉島」の返還は、ロシアが、日本国民の主張に同意するまで、さらに100年でも200年でも、例えこの先千年に及ぼうとも、日本とロシア間に存在する未解決の歴史的外交問題として解決するまで世界に主張し続けましょうよ。(参考 : シベリアに強制収容された76万の日本人
政治家の小ざかしいことは、粉砕して「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」と気長に行きましょう。
by blues_rock | 2013-05-02 01:43 | 経済/政治/世界 | Comments(0)