ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ  シネマの世界<第711話>

a0212807_13584299.jpg2016年公開のイギリス・アメリカ合作映画「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」は、1920年代から1930年代にかけてアメリカ文学の傑作を数多く手がけ、アーネスト・ヘミングウェイ(1899~1961)などの世界的な作家を見出した実在の名編集者 マックスウェル・パーキンズ(1884~1947)と37歳で夭折した小説家 トマス・ウルフ(1900~1938)二人の人生と友情を描いた伝記映画です。
監督は、イギリス(ロンドン)の劇場ドンマー・ウエアハウスで長年芸術監督を務め「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」が、長編映画初監督となるマイケル・グランデージ(1962~)で、映画の原題は、「Genius(天才)」です。
a0212807_141885.jpgある日、編集者 パーキンズ(コリン・ファース 1960~)の元に無名の作家 トマス・ウルフ(ジュード・ロウ 1972~)の原稿が、持ち込まれました。
数多くの新刊本を編集するパーキンズは、多忙でしたが、ウルフの原稿を何気に見たパーキンズは、その才能を見抜きました。
a0212807_1421542.jpgパーキンズは、若く名もなき小説家 ウルフを編集者として厳しく、時に父親のようにやさしく支えながらトマス・ウルフの処女作「天使よ 故郷を見よ」をベストセラーにしました。
若き無名作家トマス・ウルフの才能を信じ家庭(夫と子供)を捨てウルフと同棲し生活を支える年上の女性アイリーン(ニコール・キッドマン 1967~)、若いころ時代のa0212807_1444158.jpg寵児として一世を風靡するも創作に苦悩する作家F・スコット・フィッツジェラルド(ガイ・ピアース 1967~)、編集者パーキンズが、その才能を見出したノーベル文学賞を受賞した作家アーネスト・ヘミングウェイ(ドミニク・ウェスト 1969~)、仕事を家に持ち帰っても愚痴一つ言わず多忙な夫を支えるパーキンズ夫人(ローラ・リニー 1964~)など個性的な人物が、何人も登場します。
a0212807_1472588.jpgウルフの処女作「天使よ 故郷を見よ」が、ベストセラーとなり二人は、さらなる大作に挑戦、パーキンズが、昼夜たがわずウルフに付きっきりで執筆させ編集した第二作も完成するやウルフは、「この本をパーキンズに捧げる」との献辞を残しヨーロッパへ旅立ち、これを最後に二人が、一緒に仕事をすることは、もうありませんでした。
by blues_rock | 2017-06-02 00:02 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)