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心の時空

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a day in my life

器の修理 ~ 梨子地銀直し、錫継ぎ、漆直し

a0212807_13582418.jpg先日、刻苧(こくそ)の記事の時、掲載した「天目茶碗」の欠損部分を刻苧で固め梨子地銀を蒔いて直しました。
京焼(清水焼)煎茶器の色絵金彩急須が、二つに割れボンドで接着されていました。a0212807_13585119.jpg古いもの(昭和初期くらいと推定)で家に伝わって来たものなのでちゃんと修理したいとの依頼が、ありお湯で洗っていたところパラリと簡単に外れました。
所有者の方と相談し色絵金彩なので赤漆直しが、良かろうと急須の薄い荒れた部分のボンドを除去掃除し糊漆で繋a0212807_141773.jpgぐも水漏れを防ぐのに手間取りました。
金継ぎにすれば、もっと良くなると思いますが、1㌘1万円の純金粉を蒔くとなると思案の為所(しどころ)です。
いただいた蕎麦猪口と灰釉ぐい呑み2口の口縁部にカケが、ありましたので錫で直しました。
依頼された尺長皿9枚を修理しました。
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a0212807_1422254.jpg日ごろ店で使用されている長皿なので縁に小さなカケが、散見されました。
そこに錆漆を詰めて生漆で固めました。
1枚だけ割れた長皿が、ありましたので、これだれは、錫継ぎにしました。
長皿すべてに錫を蒔けば良かったかなとも思いましたが、a0212807_143153.jpg1枚以外は、コスト(材料費など修理経費)との関係からそれぞれの長皿にマッチした色漆で直しました。
最後の2枚の写真は、古唐津陶片に梨子地銀を蒔き、銀のカエル二匹とエアプラントを遊ばせてみました。
陶漆のエアプラントの飾り皿を作ろうと玄洋窯で作陶するa0212807_1441018.jpgも釉をかけて焼いてもらったら、このままのほうがいいかもと迷っているところです。
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by blues_rock | 2017-11-09 00:09 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)