ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

玄洋窯 陶芸教室への お誘い

金継ぎ を始めて八年あまり、古陶磁のワレ・カケを刻苧(こくそ)で埋め復元する作業、古陶片を糊漆で接着し錆漆による修繕をしていると自分の気に入った器にあれこれ漆で陶胎したくなります。
a0212807_20514370.jpg
私は、これまで陶芸したいと思ったこと、とくにありませんでしたが、陶胎を漆で金継ぎすること … つまり焼成中に窯の中でひび割れた茶碗やいろいろな器を漆で直すオリジナルな陶胎漆器に挑戦してみたくなりました。
a0212807_2052203.jpg
そこで、陶芸家冨永保雄氏の玄洋窯 陶芸教室に入門しました。
ロクロが、ニガテな私は、手捻(てびね)りで作陶に挑戦、陶芸家にしてロクロ名人の冨永師匠にとって「焼成中
a0212807_20534539.jpg
の窯のなかで、ワレ・カケ・キズのできる茶碗を作る」など邪道も邪道の作陶でしょうが、辛抱して黙って見守っていただいています。
a0212807_20552241.jpg作陶を始めてはや5か月、失敗に失敗を重ね、陶土(つち)を捻りながら、崩れないよう形を創り窯の中でほんの少し壊れるようなそんな作陶こそ ・・ 私は、究極の名人技だと自負しています。
玄洋窯の陶芸教室は、週1回(金・土・日のいずれか1回)で月謝が、何と月5千円(=陶土とロクロなど作陶の道具類一式自由使用可) と一般の陶芸教室では、考えられない月謝です。
現在(いま)、安価なセラミック粉(パウダー)を混ぜた外国製の型押し器が、スーパー店舗や百均ショップに氾濫していますが、自分お気に入りのワン&オンリーの食器(陶磁器)を普段の暮らしで生涯使い続け、もし万一壊れたa0212807_20561331.jpgら修理(金継ぎや漆直し)して使い続ける道具類は、人生を豊饒にします。
昔、千葉の出張先で出会った有機栽培をする農家の方に「あなたは、飛行機にのったら、鳥になり、船にのったら魚になっていますか?」と訊ねられ、さらに「あなたの食べた物が、あなたの血肉になることを分かって食事していますか?」と真顔で言われたことが、ありました。
その時は、この方ヘンな人と思いましたが、いま私は、このヘンな人こそが、正しい人であったと確信しています。
ジャンクな食べ物(食品の安心と安全に関心のある方は こちらをご覧ください)が、ジャンクな精神と虚弱な肉体をつくり、ジャンク
a0212807_205724.jpg
な暮らしは、ジャンクな人生になるぞと云っておられたのだと、いま良く分かります。
陶芸教室へのお誘いはずが、前置きの長い駄文になりました。
a0212807_20573813.jpg陶芸に興味のある方、自分だけの ‘ワン&オンリーの陶芸’ をしたい方、歓迎(初心者歓迎)いたします(‥と冨永師匠に相談なくお誘いしています)。
ともあれ私は、焼成中の窯のなかで、ワレ・カケ・キズ・ヒビのできる陶器作りに挑んでいます。
めでたく完成した暁には、拙ブログで皆様方に、ご披露したいと思います。

(付 録)
掲載している写真は、私が、日ごろ愛用している冨永陶工の作品です。
by blues_rock | 2017-08-18 00:08 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)