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心の時空

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ア・フォンド(とことん)  シネマの世界<第736話>

KBCシネマで公開中のフランス映画 「ア・フォンド(À fond)」は、抱腹絶倒のドタバタ コメディながらギャグ満載のハイウェイパニック・ロードムービーです。
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アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など5部門受賞の傑作「アーティスト」を製作した名プロデューサーのトマ・ラングマン(1971~)が、ドタバタ・コメディ映画を撮ったら抜群のセンスを発揮するニコラ・ブナム監督a0212807_6434826.jpg(1978~、脚本・監督)と組み、観客をタイトル「ア・フォンド」(À fond=フランス語で「とことん、徹底的に」を意味する)のとおり楽しませてくれます。
映画のプロットを貫くギャグとユーモアは、‘マーフィーの法則’‥「失敗する可能性のあるものは失敗する」とか、「高価なものほどよく壊れる」など、機知(ウイット)に富んでいます。
a0212807_6444238.jpgちなみに、配給会社GAGAの邦題は、「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走」でしたが、原題の「ア・フォンド(とことん)」のほうが、映画の内容には、ぴったりです。
主人公の整形外科医トム・コックス(ジョゼ・ガルシア 1966~)は、最新テクノロジーを装備した真赤なワンボックa0212807_6454721.jpgスカーで家族と夏のバカンスに出かけました。
同乗者は、トムの家族5人で、トムと妊娠中の妻 ジュリア(カロリーヌ・ビニョ 1975~)、9歳のヘンテコな娘リゾンとイタズラ盛りの7歳の息子ノエ、粗忽(そこつ)な祖父のベン(アンドレ・デュソリエ 1946~、「パリよ、永遠にa0212807_65131100.jpg
のはずでしたが、‥後部座席にもう一人見知らぬ女性が、潜んでいました。
トムは、最新システム機能を装備した自慢の新車で、念願のサマーバカンスに出発、意気揚々と時速130㎞の自動走行を設定、高速道路をすっ飛ばしていました。
a0212807_6541842.jpgところが、新車の最新テクノロジーのブレーキ制御システムに突然、機能障害のトラブルが、発生し制御不能となりました。
あわてたトムは、設定した自動走行の時速130㎞を操作ミスでさらにスピードアップ、時速160㎞でハイウェイを暴走 ‥ ドジな交通警官(白バイ)やトムa0212807_6545621.jpgに新車を売りつけた無責任なディーラー、愛車BMWのドアを壊され怒り心頭の男を巻き込んで‘マーフィーの法則’を地で行くハイウェイ・パニックが、発生しました。
ドタバタながら、とにかく可笑しくて抱腹絶倒 ‥ ストレスで鬱屈している方、つまらないこと続きでクサクサ鬱々a0212807_6552520.jpgしている人にお勧めしたい映画です。
病は、気からと申します。
猛暑が、続くこの夏、冷房の効いた涼しい映画館で何も考えず「ア・フォンド(フルスピード)」を見て大笑いすれば、きっとあなたの頭は、すっきりすること請け合います。(右上写真 : 主演のジョゼ・ガルシアとカロリーヌ・ビニョ、監督のニコラ・ブナム)

by blues_rock | 2017-08-16 00:06 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)