ブログトップ | ログイン

心の時空

yansue.exblog.jp

a day in my life

ナイス・ガイズ  シネマの世界<第735話>

a0212807_195122100.jpg
「ナイス・ガイズ」のタイトルを見て、昨今流行りのくだらないバディムービーかと思っていたら名優 ライアン・ゴズリング(1980~)とベテラン名優のラッセル・クロウ(1964~)が、共演した2017年新作で映画は、コメディタッチな
a0212807_19523370.jpg
がら 洒脱でアメリカの愚劣な現大統領に対する暗黙の皮肉(アイロニー)が、効いていて なかなか面白い映画でした。
a0212807_19542925.jpg
それもそのはず製作が、名プロデューサーのジョエル・シルバー(1952~)で印象に残っている映画をざっと挙げても1987年「リーサル・ウェポン」、1989年「ダイ・ハード」、1999年「マトリックス」、2016年「アウトバーン」と話題
a0212807_19552193.jpg
になった映画ばかり、さらに、その洒脱な脚本を書き監督したのは、「リーサル・ウェポン」で製作のジョエル・シルバーとコンビを組み、気心の知れているベテラン監督シェーン・ブラック(1961~)、撮影監督も名匠フィリップ・a0212807_19564660.jpgルースロ(1945~ 1988年「美しすぎて」、1989年「俺たちは天使じゃない」)と来れば面白くないはずが、ありません。
映画の舞台は、1977年のロサンゼルス、自動車の排気ガスでロサンゼルスの空には、スモッグが、充満し大気の汚染は、深刻でした。
a0212807_19582089.jpg市民の環境破壊への抗議や排気ガス規制運動に対しアメリカの自動車産業=デトロイトの三大自動車会社は、司法省などの政府機関や政治家、闇組織を使って抗議デモを弾圧、反対運動を阻止していました。
ある日、13歳の娘をもつシングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ(ライアン・ゴズリング)は、何でも力づくで解決する強引な示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)と行
a0212807_1959433.jpg
きがかり上、組んで失踪した抗議運動グループ一員の少女を捜索することになりました。
二人にとって簡単に終わるはずの仕事でしたが、少女の出演している1本のポルノ映画とそれに関わった関係
a0212807_20075.jpg
者たちの連続不審死事件により二人は、そのポルノ映画の中に国家を揺るがす巨大な陰謀の動かぬ証拠が、隠されていることを知りました。
a0212807_2004049.jpg
失踪した少女の行方を追うマーチとヒーリーは、マーチの娘ホリー(アンガーリー・ライス 2001~、新人ながら演技に魅力があり将来楽しみな若手女優です)も巻きこんで殺し屋から命を狙われることになります。
a0212807_2092791.jpg映画の舞台となる1977年と云えば、今から40年前のことながら、映画のラストで、日本製ハイブリッド車の登場(トヨタのプリウス誕生)を予見しているオチは、自己解決能力のないラストベルト(Rust Belt 錆びた工業地帯)のブルーカラー階層と彼らが選んだおバカな大統領へのアイロニーとしてブラック監督の演出は、痛烈で洒落ています。
(上写真 : シェーン・ブラック監督が、ライアン・ゴズリング、ラッセル・クロウと撮影の確認をしているところ)
by blues_rock | 2017-08-14 00:14 | 映画(シネマの世界) | Comments(2)
Commented by j-machj at 2017-08-12 12:30
ライアン・ゴズリング・・・
ようやくハリウッドの次代を担う若手俳優が育ってきましたね。
ラッセル・クロウも元々シブいけども、いっそうシブくなって演技に磨きがかかってきたと思います。

今、レンタルDVD店に行くと、「ラ・ラ・ランド」がいっぱい並んでますね。
「ブレードランナー2049」も楽しみにしています。
Commented by blues_rock at 2017-08-12 15:46
私が、ライアン・ゴズリングを最初に注目したのは、2004年の「君に読む物語」でした。
そして、2011年の「ドライブ」で演じたクールなドライバーは、秀逸でした。
私も今年秋公開の「ブレードランナー2049」を大いに楽しみにしています。