晩柑の季節
中でも「八朔」が、並んでいると真っ先に買ってしまいます。
先日、残念ながら八朔が、売り切れで(八朔のシーズンは終わりですと店の従業員)いま部屋にあるのは、文旦(上写真 右上 ザボンとも云う、古来より分厚い表皮を乾燥させ‘生薬’にしていた)、甘夏柑(上写真 右下 夏みかんの枝変わり種として大分県で発見される)、パール柑(上写真 左上 文旦の自然交雑種)、はるか(上写真 左下 日向夏の突然変異種、糸島で自然交雑して実生)の 4種類、食べても 食べても 食べ飽きるなど 私には、ありません。
ちなみに、グレープフルーツのルーツは、文旦にあり、自然交雑した柑橘種を品種改良した子孫だとか、知りませんでした。
僕は、柑橘類を総称して「みかん」と呼んでいるのかと思っていたら、「みかん」はそれで独立しているのですね。
「みかん」といえば、一昔前なら、こたつの上にいつもおいてあるという、冬の果物の代表のようなものでしたね。
僕は、柑橘類の中では「ネーブルオレンジ」が好きです。
僕にとっては、甘さと酸っぱのバランスがちょうど良いです。
これまで、「オレンジロード」と名の付く広域農道を数多く走ってきました。
その中で、愛媛県と徳島県の景色が一番よかったです。
大抵は、海に突き出たところにありました。
蜜柑好きには、うれしく、ありがたいことです。
早生種から晩柑類まで、はたまた温室みかんまで年中無休になりました。
柑橘類好きのワガママながら、売り場の棚から消える季節感も必要と思う八朔ファンです。