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心の時空

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a day in my life

これが私の肉体  シネマの世界<第722話>

いまや監督としての評価も高いフランスの女優 メラニー・ロラン(1983~ 「呼吸 ~ 友情と破壊」)が、女優として2001年長編映画 2作目となる「これが私の肉体」(原題「Ceci est mon corps」 DVDスルー)に出演、この映画の主演女優 ジェーン・バーキン(1946~)を相手に、初々しく(撮影時たぶん17歳)堂々たる演技を披露しています。
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メラニー・ロラン主演のアクション映画「ラスト・アサシン」(原題「殺し屋のための鎮魂曲」)も劇場未公開(DVDスルー)になっていますが、メラニー・ロラン演じるシングル・マザーの「ニキータ」のようでおもいしろい映画です。
幼い子供を抱えた凄腕の暗殺者(アサシン)という設定が、ユニークなので ヒットしただろうにと想像するも、日本a0212807_10385819.jpgの映画配給会社と系列映画館の目は、やはり節穴のようで一般公開されませんでした。
さて、この「これが私の肉体」の監督(と脚本)は、ロドルフ・マルコーニ(1976~)ですが、マルコーニ監督の作品を見るのは、初めてです。
映画のプロットは、クールな美青年 アントワーヌ(ルイ・ガレル 1983~、映画初出演)とはるか年上ながら魅惑的な女性 ルイーズ(ジェーン・バーキン 1946~、1969年「ジュ・テーム・モワ、ノン・プリュ (Je t'aime..moi non plus)」が大ヒット、1984a0212807_10393663.jpg年映画「ラ・ピラート」も秀逸)との不毛な性愛物語です。
当時10代の新鋭女優 メラニー・ロラン演じるのは、前述のとおり大女優 ジェーン・バーキン相手に恋人のアントワーヌを翻弄するゲイで魅惑的な中年女性 ルイーズに敵対心を剥き出しにする10代の娘クララ役です。
ナイトクラブで若いクララが、恋人のアントワーヌと一緒にいるルイーズと会い、アントワーヌのいないとき、ルイーズに面と向かって「寝た?」と訊ねるシーンは、その後に続く魅惑的であっても、もはや若くない中年女性ルイーズ(ジェーンa0212807_1040144.jpg・バーキン)が、若さあふれる十代の美しい娘クララ(メラニー・ロラン)に‘捨て台詞(負け惜しみ)’を言って立ち去るシーンへと続き、なかなかおもしろいシークエンスです。
出演時55歳のジェーン・バーキンが、まだ衰えていない美しいヌードを見せ、強がりながらも若い男を翻弄する孤独な中年女の肌さびしい性愛を見事に表現し演じています。 (上写真 : 母ジェーン・バーキン70歳、娘シャルロット・ゲーンズブルグ45歳、共に大女優の母娘)
by blues_rock | 2017-07-05 00:05 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)