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心の時空

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a day in my life

本金を使用しない金継ぎ

江戸時代後期の古伊万里色絵 花鳥扇皿一枚の中央(半月部分)に小さな窯疵が、ありました。
窯疵のうえから白釉が、かけられているので疵は、素焼きしたときにできたものと推察、気にならない窯疵でし
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たが、見たとたん私は、この皿に月を入れて ‘花鳥風月’ の色絵扇皿にしようと思いました。
こうして、世界で One & Only の古伊万里色絵 花鳥風月 扇皿(銘 銀の半月)が、完成しました。
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当初、半焼成気味であったこの古い皿は、縁が欠け、皿の中央部に高台に抜ける深い底割れもありました。
玄洋窯で再焼成してもらったところ灰釉(自然釉)が、かかってたようで渋いシックな色に仕上がりました。
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底割れ(亀裂)を刻苧と錆漆で埋め呂漆で固め、錫粉3と銅(ブロンズ)粉2のブレンド粉を蒔いて仕上げました。
金継ぎ教室の無料教材(高級料亭の疵あり向付舟皿)を2枚分けてもらい、縁の欠け疵を錆漆で固め真鍮粉を
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蒔いて使えるように再生しました。
by blues_rock | 2017-06-20 00:02 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)