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心の時空

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a day in my life

陶漆オブジェのような湯呑

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初めて作陶に挑戦した手練りの茶碗ながら焼成すると2割も縮み ‥ 予期せぬ出来事とは云え、陶芸ど素人の悲しさで茶碗のつもりが、湯呑になってしまいました。 (参考 : 「初めての陶芸」)
陶漆オブジェのような湯呑_a0212807_12264323.jpg
それから2年半、香炉にして使っていましたが、心機一転「陶漆」に挑戦してみました。
初めは、根来風の湯呑をイメージして始めましたが、上手くいかず中止、ならば、胴まわりに銀箔を張ろうとする
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も巧く扱えず見事失敗‥さて、どうしたものかと苦し紛れに梨子地漆で拭いてみたところ‘陶漆オブジェ’のような湯呑になりました。
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もう一つの手練り茶碗(こちら)は、必ずや‘金箔の陶漆茶碗’にしたいと思います。
by blues_rock | 2017-02-18 00:08 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(4)
Commented by chanchun62 at 2017-02-17 11:59
美しいですね!!銘酒などが合いそうですが、盃には大きすぎるのでしょうか?
Commented by blues_rock at 2017-02-18 11:02
お恥ずかしい‥怪我の功名ってやつです。
マッコリには、合うかもしれません。
Commented by はやしだ at 2017-02-23 08:35 x
こんにちは 昨日アンスティチュ・フランセ九州の窓口でお話させていただいたものです。早速、ブログを訪問させていただいて、素晴らしい作品の数々を拝見いたしました!素敵ですね!! 「朧月」と銘のついた古唐津の山盃や、赤青の漆で目をかいた魚のマグネット・・こんなに遊びの心をもって楽しんでおられるなんて素敵です。金継ぎやなおすことって自由なんですね もちろん、修練の末に行きついた境地なのでしょうが・・・
私は20代の終わりから茶道を始めたところ、今までフランス好きだった反動もあって、かな文字や陶器などの和の世界に強くひかれるようになりました。ただ、見るだけで、憧れだかなのですが。
これからも作品の公開を楽しみにしております。


Commented by blues_rock at 2017-02-23 14:11
はやしだ さま
「悲哀クラブ」、フランス映画らしいエスプリあふれる佳いミステリー映画でした。
来月もおじゃましたいと思います。
拙ブログをご覧いただきありがとうございます。
昨年7月、日本陶芸の古里、韓国のプサンで「金継ぎ作品展」を開催し韓国の方々に大いに関心をもっていただきました。
いずれの日か、ジャポニスム(アールヌーボー)誕生の地 パリで日本の伝統工芸'KINTSUGI'の展覧会が、開催できたらいいな‥などと妄想しています。
フランス語のできるはやしださん、将来 KINTSUGI(Nouvel arts d'or) の先生になってください。
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