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心の時空

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a day in my life

古唐津皿の漆直し

日経新聞のコラムで「人は、一日一回、‘上質な孤独’ が、必要である」という主旨の記事を読みました。
ならば、金継ぎは、‘極上の孤独な時間’ です。
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江戸初期(1610~1640)の唐津に、古窯「小峠窯」(武雄の北)が、ありました。
特長は、三島唐津と刷毛目文の陶器です。
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この刷毛目文皿も当時のもので少し変形していますが、窯での焼きは、硬く上質です。
欠けた部分を刻苧で補い成形、赤漆か弁柄漆のいずれかを下地に蒔絵の金継ぎにしようと迷いながら磨い
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でいたら磨ぎ破り、根来風になりました。
この武雄系古唐津の刷毛目文皿は、根来風な雰囲気を生かすことにして、そまま仕上げました。
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もう一つは、古唐津皿の縁が、4分3ほど欠けていましたので縁周りを刻苧で成形し梨子地銀を蒔きました。
少し黄の色調を出すため、梨子地漆と透明黄漆を交互に入れ仕上げました。
by blues_rock | 2017-02-02 00:02 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)