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心の時空

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ボディヒート  シネマの世界<第667話>

当時、7歳の少女ドリュー・バリモア(1975~ ポスターの下写真)は、「E.T.」(1982)に出演し、そのあどけないキュートな容姿で一躍人気子役になりました。
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それから10年、少女から17歳の娘盛り(ティンエイジャー)になり容姿端麗なフェロモンあふれる女性に成長したドリュー・バリモアは、1992年にエロティック・スリラー映画「ボディヒート」(原題 Poison Ivy =蔦漆、北アメリカに分a0212807_22143128.jpg布、毒性が強く触れるとかぶれる)に主演、毒のある妖しげな女子高生アイヴィを好演しました。
映画は、この美しくエロティックな少女の面影を残す女子高生アイヴィにより破壊されていく家族の悲劇を描いています。
監督・脚本は、女優出身のカット・シー・ルーベン監督(1957~)で17歳の美人女優ドリュー・バリモア(下写真)を瑞々しく描き、ドリュー・バリモアの鮮度a0212807_22162624.jpgを最高に引き出しています。
ドリュー・バリモアは、若く(17歳)して波瀾万丈な人生を送り、9歳のときに飲酒や喫煙で補導され、10歳になるとマリファナ、12歳でコカイン、14歳のとき自殺未遂、15歳になると共依存であった母親から完全に独立するため裁判を起こし勝訴、アルバイトで生計を立てながらオーディションを受け、メディアに女優の自分を売るため夜な夜なパーティに顔を出し破天荒な振る舞いを繰り返していました。
ドリュー・バリモアは、この映画の主人公アイヴィのような奔放な少女時代を過ごしていました。
女優でもあるルーベン監督は、自分も人も傷つけながら生きる17歳の‘Bad Girl’ドリュー・バリモアにインスパイヤーされて「Poison Ivy(ボディヒート)」の脚本を書いたと推察します。
a0212807_22165335.jpg当然、ルーベン監督は、主人公の‘Bad Girl’アイヴィにドリュー・バリモアを起用、この蔦(アイヴィ)に触れると酷い炎症を起こす‘ポイズン・アイヴィ’として毒々しくエロティックに美しく17歳の美女ドリュー・バリモアを撮っています。
映画の冒頭、木の枝からロープを吊るしただけのブランコに揺られながらスクリーンに映るセクシーなドリュー・バリモアは、必見です。
このスリラー映画は、少女から女へ移ろう十代の美人女優ドリュー・バリモアが、見どころの映画ながら一見の価値は、あります。
今や42歳になったドリュー・バリモア(右写真)は、体内から毒気が、抜けたように女優業と併せ映画監督・プロデューサー・実業家として堅実に活動、また2児の母でもあり、アフリカの子供たちを救う飢餓撲滅運動に貢献しています。
脚にアイヴィ(蔦)の刺青をしていたことからブランコをしていた同級生を‘アイヴィ’(映画は素性と本名不明のまa0212807_22191862.jpgま)と呼び、アイヴィから利用される女子高生シルヴィにサラ・ギルバート(1975~)、アイヴィから誘惑され性的関係をもつシルヴィの父ダリルをトム・スケリット(1933~ 1992年映画「リバー・ランズ・スルー・イット」で当時新人俳優ブラッド・ピットの父親を演じる)、病弱で嫉妬深くアイヴィに殺されるシルヴィの母ジョージィにシェリル・ラッド(1951~)もそれぞれ個性を発揮して好演しています。
a0212807_2241798.jpg当時、無名のレオナルド・ディカプリオ(「ギルハート・グレイプ」に出演する前年で当時18歳)の名前もクレジットにありますが、端役どころかどこに出演しているのか最後まで分かりませんでした。
by blues_rock | 2017-01-17 00:07 | 映画(シネマの世界) | Comments(0)