レアなクリスマス・アルバム
私は、クリスチャンでもないのに‘クリスマス・ソング’が、子供の頃から好きで、冬(クリスマス・シーズン)になるとロック・ヴァージョンを中心に、オールディーズ・ゴスペル・ブルース・R&B・ジャズその他 レゲェやハワイアンなどエスニックなワールド・ミュージックの「クリスマス・アルバム(LPレコード・CD)」を聴いています。
オリジナル・ヴァージョンならビートルズを解散した翌年の1971年、ジョン・レノンが、発表した「Happy Xmas (War Is Over)」に始まり、1983年の山下達郎「クリスマス・イブ」(1988年冬にJR東海が、CMソングとして流し大ヒット)、1984年には、バンド・エイドの「Do They Know It's Christmas ?」とワムの「Last Christmas」が、世界中で大ヒットし、今や‘クリスマス・ソング’の定盤になっています。
さて、100枚あまりの「私のクリスマム・アルバム」は、どれも私の大切なお宝ながら、私が、とくに ‘レア盤’ と思うのは、この 3枚です。
一つが、ビートルズの「クリスマス・アルバム」でビートルズは、1963年から1969年まで毎年クリスマス・シーズンになるとファンクラブ会員向けにクリスマスのメッセージSPレコード(ソノシート)を制作し配布していました。
その7枚のシングルSPレコードを一つにまとめたのが、ビートルズ「クリスマス・アルバム」で、4人それぞれのユーモアとおふざけタップリのメッセージ(ビートルズ全盛期4人の肉声)は、ビートルス・ファンにとって超レア盤です。
つぎに、ロックンロールのカリスマ(キング・オブ・ロックンロールとリスペクトされる)エルヴィス・プレスリーが、歌ったクリスマス・ソングの全曲とエルヴィスのルーツであるゴスペルのバラードを選曲した 2枚組アルバムです。
もう一つは、フォーライフ・レコード創立1周年記念アルバムとして小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる 4人の創立者が、共同制作したフォー・ウェイ・スプリット盤の「クリスマス・アルバム」です。
4人の才能と実力からすると寄せ集めたようなスプリット盤アルバムで音楽的にあまり質の高いものでは、ありませんが、4人それぞれ肩の力を抜いて楽しみながら演奏を遊んでいる雰囲気は、彼ら 4人のファンである者にとって貴重な記録でレアな「クリスマス・アルバム」と言えます。