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心の時空

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a day in my life

古唐津陶片のオブジェと根来角盆(根来シリーズ 3)

a0212807_1245612.jpgその昔、唐津の窯で焼成されていた皿3枚が、崩れて付着し塊(かたまり)となりモノハラに捨てられていた陶片です。
金継ぎ用にもらった古陶片の一つですが、呼び継ぎするにも刻苧(こくそ=地の粉・続飯・刻苧綿・生漆を合わせて練ったパテ材)で形を整え、どうにかしようにもどうしようもなく長い間そのままにしていました。
金継ぎダチョウの卵のために観葉植物のエアープラントを購入したとき、この猪口才な古陶片をプランターにしたらおもしろいかもと考えました。
裏に高台の出っ張りがあり、壁にL字フックを付けると観葉の部屋飾りになるなと思案中です。
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根来塗りに魅入られ材料さえあけば、手当たり次第何でもかんでも根来風の作品にしています。
今回は、根来シリーズ その3の‘根来角盆’(縦横22㌢)です。
a0212807_12113514.jpg私が、一昨年秋、初めて作陶した茶碗 2口もいま‘根来茶碗’に変身させようと目下トライしているところです。
漆工芸の楽しさは、‘漆と遊ぶ’ことに尽きますが、漆と遊んでいると漆から翻弄されている(弄ばれている)ことに気づきます。
漆のご機嫌(粘度の状態)を伺いながら塗り残しのないよう薄くでもなく、また縮まないよう厚くでもなく、風呂の温度・湿度に気を使いつつ‥なんて面倒くさいと思われるでしょうが、‘漆うるわし’の徒には、これもまた楽しい作業‥まあ、病気ですね。
by blues_rock | 2016-10-22 00:22 | 金継ぎ/古美術/漆芸 | Comments(0)